シナリオとアドリブ

本日は広島FMにてMORNING ALIVEの収録の日。

西原のMOTO saLoonを施工して頂いた上福浦建築工房様の持つコーナーに、ご好意で出演させて頂くことになったのです。

同社はビルトンガレージ付き戸建て住宅を比較的多く手掛けた実績のあるデザイン&ビルドの会社。

代表の上福浦氏は元プロのトライアルライダーで、全日本選手権ランキング5位まで登り詰めた実績のある実力者です。

ガレージハウスの建築に際し必要な条件として当方が設定したのは、ビルトインガレージ付き物件を手掛けた実績と、代表者が車・バイク・ガレージに精通している、或いは高い関心を持っている点の2点。

また、新しい取り組みに共感して頂けるか否かも極めて重要なポイント。

昨年、賃貸ガレージハウス建築プロジェクトが発足した際に当方から熱烈ラブコールを送り、ご快諾頂いた次第です。

これで、ここ広島でコンサルから設計・施工・監理・広告・募集・契約・管理までの上流から下流まで一貫したフレームワークを固めることが出来るに至りました。

しかし、オーナー様の諸事情により昨年末に当プロジェクトが一旦凍結となった話はこの記事の通り。

これにめげることなく次なる案件として着手したMOTO saLoonでようやく同社とのコラボが実現したという経緯を話すつもりでしたが、いざ本番となったらインタビュアーの思いがけないフリにしどろもどろとなり舞い上がってしまいました。

これまで、前職では数多くのプレゼンをこなして参りましたのでセミナー等で何十人居ようと何の苦もなく話すことは出来るのですが、プレゼンはプレゼン。事前に準備したシナリオを元に一方的にしゃべるので自分のペースを守ることができます。

一方、インタビュー形式では即興で機転の効いた受け答えができる能力・引き出しが必要なのですが、これが難しいんですね。アドリブに弱いなぁ。

タレントでもネタは優れてるのにトークが下手な芸人っていますよね。逆にネタはイマイチでもMCやらせたら切り返しがうまいなぁと思う芸人も多くいらっしゃいます。

頭の回転が速いんでしょうね。いつも感心します。

一通り終わって記念撮影。

左からパーソナリティーの山本三季雄様、上福浦代表、そして安堵感と引き攣った感じが表情に出てる私(笑

良い経験をさせて頂きました。

恥ずかしいけれど、6月27日(水) 朝8時30分からのHFM モーニング・アライブ、聴いて下さい!

ガレージハウス改 事業

今週は建築関係者とのコラボを模索してちょこちょこと動いておりました。

弊社の事業領域はあくまでもガレージが主役ですので、数ある設計事務所や工務店のどこでもいいという訳ではなく、やはりガレージに高い関心を持ち、或いは注目し、自ら車を、バイクを楽しみ、ガレージライフを謳歌している方が代表を務めているところがベスト。

現在の体制では、

1.更地に賃貸ガレージの新築
2.賃貸ガレージハウスの新築
3.既存マンション・ビルからガレージへのリノベーション、又はコンバージョン

はOKです。

次なる目標としては、

4.既存賃貸住宅・店舗付き住宅の賃貸ガレージハウスへのリノベーション、又はコンバージョン
5.既存売買住宅・店舗付き住宅のガレージハウスへのリノベーション、又はコンバージョン

4は大家さん向け資産活用の提案となりますが、あまりにコストをかけ過ぎるとペイするのに時間がかかるし、かと言って中途半端だと特徴を際立たせる事が難しい。如何に低コストで使い勝手を考慮しつつカッコよく仕上げられるかが知恵の絞りどころですね。

何よりも、大家さんがその気になってくれないと一歩も前に進めることが出来ません。

そこで5です。

ガレージハウスに住みたいというニーズは弊社会員登録頂いている方の数から相当数あると確信しておりますが、残念ながら賃貸でジャンジャン供給し、お好みのエリアをお選び下さいという状況に至るにはまだまだ時間が掛かります。

かと言って、既存賃貸住宅で皆様のご希望を叶えられる物件はごく僅か。それはガレージの広さであったり、家賃であったり、ロケーションであったりと要因は様々ですが、とにかくそういう用途向きの物件の数が決定的に少ないのです。

ならば、受け身の姿勢で待つよりも、自ら動いてガレージハウスを建てるのが最も手っ取り早い方法ですが、更地に新築となると所謂注文住宅となるためそりゃもう相当なコストが掛かるんですね。

中古住宅ならどうでしょう。特に店舗付き住宅なら大改造しなくても土間部分を拡張してガレージハウスに仕立てることは比較的容易ですね。

後は誰がやるか? の問題。ガレージハウスマインド(当社造語)を持っていない設計事務所や工務店にお願いして、あれれってならないよう、当社がこれをサポート出来れば良いなと思ってます。

外観はくたびれ気味で一般の住宅としては見向きもされない物件でも、全体を器と見てガレージハウスの素材として捉えた際にこれは良いなと思える物件を見付け、ガレージハウスに仕立てるプランをお客様と一緒に考えられたら素晴らしいと思うのです。

得てしてそういう物件は相場より安いものです。器を格安で入手しリノベ費用を厚めに用意して自分だけのガレージハウスを造り上げる。そのサポートを行う事業を考えております。

HobbyHouse桜尾 第二期完成

天候不順で若干遅れ気味であったHobbyHouse桜尾の第二期工事がこの土日でようやく仕上がり、本日よりご利用頂ける状態となっております。
ご予約頂いておりました皆様、大変永らくお待たせ致しました。
今回は、土間コンクリートの乾燥工程を長くとり、しっかりと乾かしてからフロアをペイントしておりますので塗料のノリも良く仕上がりもばっちり。
実は、直前に1戸キャンセルが出たのですが、キャンセル待ち頂いてたお客様に案内したところ日曜に内覧頂き即決でお申し込みを頂きました。
晴れて満室御礼でスタートを切ることができます。
さて、第三期工事の予定が具体的に動き始めました。
こちらも5戸を建築する予定。
完成は夏頃を目指しておりますが、場合によっては賃貸ガレージハウスに変更となる可能性が(少しだけ)ございます。
今回もご予約申し込みを承るつもりではすが、最終型がどのようになるか未定なのでその旨ご了承下さい。
逆に、ガレージハウスのリクエストが多い場合はそちらに傾く可能性も少なからずございます。
いずれにせよ、何らかの形で夏過ぎにはガレージタウンの完成をみることとなります。
これを以て「ガレージタウン HobbyHouse桜尾」は打ち止め。
沢山のお問い合わせ、リクエストをお待ち致しております。

ガレージハウスに求められる要素

間取りを考えるのは結構面倒であったりしますが、様々な制約(コスト、広さ、法令・条例等々)がある中で如何にベストなものに仕上げていくかという過程が面白いですね。

これは当社が考えたプラン。

自分が住むならこうしたいなという要素を取り入れてみました。

床にポリカのパネルを張って愛車を眺められるようにしてみたのはやり過ぎかも・・・

本当は、ガレージ部はピットや排気システム、コンプレッサー埋め込みスペースに天井吊り下げリールがあれば作業も捗るでしょうし、居住部にもロフトやパントリー等の収納スペースが欲しいものですが、コスト面で厳しいですね。

しかし、そこは車いじりが好きな方向けのガレージハウス故、あまり造り込まずに入居者の創意工夫により使い易いスペースにして頂けるよう極力シンプルにした方が良いのかも知れません。

居住スペースも必要最小限の設備があれば良いでしょう。

何せ主役はガレージ。

「インナーガレージ」や「ビルトインガレージ」という呼称はあくまでも主役は居住スペースで、たまたまガレージを家の中に組み込みました的な色彩が濃いものですが、「ガレージハウス」は片付けるのが面倒なので、或いはずっと眺めて居たいから車と一緒にガレージに住んじゃおうという発想。

ならば理想は間口の広い倉庫のイメージで、できるだけシンプルに、できるだけ広く。

そんな事を考えながら創ってみました。

これを元にオーナー様とブラッシュアップして早急に確定させたいところです。

ガレージハウスの間取り

現在、オーナー様と二人三脚で手掛けている賃貸ガレージハウス。

先日やっとこさプランが出来上がりました。

ガレージは6m×6mの広さを確保。組み合わせによっては車2台+バイクも入りますね。

前面道路へのアプローチは限りなくフラットにして段差を無くし、フロアはペイント仕上げでオイルが垂れても安心。

シャッターは電動リモコン式で雨の日も楽々。

と、まあHobbyHouse桜尾で拘った部分は標準装備で、その上、お湯の出るシンクの設置やガレージハウス前面の駐車スペースの確保などなど、ここは外せないという点をオーナー様にお願いしてこれらも実現できそう。

ただですね、居住空間の間取りがちょっと残念な感じでして、ここをもっとシンプルに開放感と遊びゴコロ溢れる空間にしたいんですよね。

フロアの一部にポリカパネルを張って愛車を眺められるようにしたり、スキップフロアを一部に採用して立体的な拡がりを演出したり。

但しご予算の制約もあるのであまり遊んでもいられないので、間取りソフトを駆使していくつもプランを造ってます。

楽しい!!!