進捗

本日は朝イチで賃貸ガレージの打ち合わせ。

バイクガレージの最終仕様の決定とメディア戦略の方向性決め。

概ね決まったところで車のガレージのメーカー氏と建築士が加わり、こちらも最終仕様の決定と基礎の打ち方の検討。

バイクガレージはコンテナタイプなのでギャップはスロープで解消しますが、車ガレージは土間仕上げ。

GL(グラウンドレベル)、FL(フロアレベル)、ゼロポイント云々という専門用語が飛び交い最初は???でしたが、要はガレージに雨水が流れ込まないようにフロアを高くする必要がある一方で、高くし過ぎるとローダウン車に優しく無いため極力4cm以内に抑え、且つなだらかな立ち上がりに仕上げなければなりません。

その上、土地全体が接道に向かって傾斜しているため各ガレージのFLを少しずつずらして傾斜を解消しつGLのポイント出しをしなければならないので結構面倒なようです。

そんなこんなで昼になったので一旦解散し、持ち帰って検討することになりました。

このあたりが決まれば建築確認申請書類を作成し、早ければ月内に許可が下りる予定。

概ねオンスケジュールです。

さて、朝のミーティングは10時には終わるだろうと踏んで、涼しい時間帯にちゃりで一気に駆け抜けて物件の写真撮影を済ませる予定でしたが、もはや太陽は真上に来て暑いのなんの。

14時まで頑張りましたが熱中症や日射病になるリスクがあったので、シエスタ(昼間の暑い盛りはCafeや自宅で休んで夕方から仕事を再開するというスペインやイタリアのワーク(ライフ)スタイル)を決め込みCafeで小一時間ほど休憩。

その後出掛けようとしたところに電話が入りデスクワークをしなければならなくなったため、本日の取材は4件のみ。

こちらはスケジュールめちゃめちゃ。明日リカバリーします。

ガレージはじめました

冷やし中華はじめました。

ではなく、賃貸ガレージはじめました。  です。

ひところ、事業用物件として倉庫及び駐車場を取り扱っていた時期がありましたが、先ずは居住用物件の充実が先と考えて取り扱いを中止してました。

ここにきてやっとの事でシャッター付きガレージのリリースの目処が立ってきたので、ガレージ専用サイトを開設し、取り扱いを再開致します。

取り扱いエリアが広範囲な割に今のところ総数50件にも満たないため、少しばかり中途半端な感は否めませんが、屋根付きや駐車し易い物件、複数台契約可能な物件を中心に少しずつ増やしていきたいと思います。

あらためて宜しくお願い申し上げます。

セキュリティ

昨日は前職の同僚と久々の再開を果たし、遅くまで語り合ってました。

激動の10年を共にした同志ですが、アラフォーともなると色々と悩みが尽きませんね。

私も降って湧いたような話で非常に深い悩みをがあり心が病みかけてます。悩んでも仕方ない事なのでベストな対応をするしか無いんですけどね。

そういう訳でBlog更新もサボってしまいました。

実は明後日も元同僚と飲みに行く予定なのですが、ここ3週間で立て続けに同じようなシチュエーションが続きます。

偶然にも程がある。何かあるんですかね?

さて、計画中の賃貸ガレージですがほぼ計画が固まりつつあります。

今月中に資材と物を発注し、来月8月から着工の運び。

本日はセキュリティ対策として防犯カメラの打ち合わせ。人感センサーライト付き赤外線暗視カメラを複数個と、約1ヶ月間の映像を録画できるHDDレコーダーとモニターで10万円強で購入できます。

面白い事に、Webを経由してiPhoneやiPad、Android端末で遠隔監視できるアプリまであり、見ようと思えばいつでもどこでもリアルタイム画像を見られると言う塩梅。

もちろん、プロバイダーとの契約が必要となりますが、例えばWiMAXだとモバイルプランで2年縛り月額定額2,000円台から選べます。

用途的に通信スピードが「使える」ものかどうかは別として、これは驚きの安さですね。

ネコ飼育可

最近立て続けにご依頼を頂いているネコ飼育可物件。

今現在ネコ飼育可物件は21件となっており、比較的多い方じゃないかと思ってますが、それでも犬に比べると圧倒的に少ないですね。

本日もネコ飼育可物件捜索の為に各エリアの元付会社さんに問い合わせ。

ネコは勝手に外に出て苦情が出るからダメです という業者さんもあれば、吠えないからウェルカムですよ という業者さんもあり、各社の捉え方もまちまちですね。

ネコにはアゲインストな賃貸業界ですが、出来る限り多く紹介できるよう引き続き頑張ります。

建築基準法による内装制限

賃貸ガレージの開発を進めるに当たり、やはり最大の難関は建築確認申請。

これまではバイクガレージ(10㎡以下)の土地への定着の要否について建築主事への問い合わせを重ね、概ね道筋が見えてきました。

次なるハードルは内装の素材。

4輪用のガレージは国内大手のシャッター付きガレージなので極論すると倉庫と同じ。

よって色気も何んにも無い鉄板の内外装です(内装無し)。

当然防音、断熱も何にも考慮されていないため、別途内装仕上げを検討中。

一方でバイクガレージはと言うと、デフォルトで扉以外は木製パネル仕上げ。中に入るとふわっと木の香りが漂います。

内張りが木なので、防音、断熱に加えて調湿効果も期待できますね。

ところが、この「木」が建築基準法上問題となります。

建築基準法施工令

(特殊建築物等の内装)
第三十五条の二   別表第一(い)欄に掲げる用途に供する特殊建築物、階数が三以上である建築物、政令で定める窓その他の開口部を有しない居室を有する建築物、延べ面積が 千平方メートルをこえる建築物又は建築物の調理室、浴室その他の室でかまど、こんろその他火を使用する設備若しくは器具を設けたものは、政令で定めるもの を除き、政令で定める技術的基準に従つて、その壁及び天井(天井のない場合においては、屋根)の室内に面する部分の仕上げを防火上支障がないようにしなけ ればならない。

 法別表第一 

(い)
用途
(一)
劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂、集会場その他これらに類するもので政令で定めるもの
(二)
病院、診療所(患者の収容施設があるものに限る。)ホテル、旅館、下宿、共同住宅、寄宿舎その他これらに類するもので政令で定めるもの
(三)
学校、体育館その他これらに類するもので政令で定めるもの
(四)
百貨店、マーケット、展示場、キャバレー、カフェー、ナイトクラブ、バー、ダンスホール、遊技場その他これらに類するもので政令で定めるもの
(五)
倉庫その他これに類するもので政令で定めるもの
(六)
自動車車庫、自動車修理工場その他これらに類するもので政令で定めるもの

第百二十八条の四  法第三十五条の二 の規定により政令で定める特殊建築物は、次に掲げるもの以外のものとする。

  次の表に掲げる特殊建築物

構造 耐火建築物 準耐火建築物 その他の建築物
用途
(一) 法別表第一(い)欄(一)項に掲げる用途 客席の床面積の合計が四百平方メートル以上のもの 客席の床面積の合計が百平方メートル以上のもの 客席の床面積の合計が百平方メートル以上のもの
(二) 法別表第一(い)欄(二)項に掲げる用途 当該用途に供する三階以上の部分の床面積の合計が三百平方メートル以上のもの 当該用途に供する二階の部分(病院又は診療所については、その部分に患者の収容施設がある場合に限る。)の床面積の合計が三百平方メートル以上のもの 当該用途に供する部分の床面積の合計が二百平方メートル以上のもの
(三) 法別表第一(い)欄(四)項に掲げる用途 当該用途に供する三階以上の部分の床面積の合計が千平方メートル以上のもの 当該用途に供する二階の部分の床面積の合計が五百平方メートル以上のもの 当該用途に供する部分の床面積の合計が二百平方メートル以上のもの
一 この表において、耐火建築物は、法第八十六条の四の規定により耐火建築物とみなされるものを含み、準耐火建築物は、同条の規定により準耐火建築物とみなされるものを含む。
二 この表において、第百十五条の二の二第一項第一号に掲げる技術的基準に適合する準耐火建築物の下宿、共同住宅又は寄宿舎の用途に供する部分は、耐火建築物の部分とみなす。
  自動車車庫又は自動車修理工場の用途に供する特殊建築物
  地階又は地下工作物内に設ける居室その他これらに類する居室で法別表第一(い)欄(一)項、(二)項又は(四)項に掲げる用途に供するものを有する特殊建築物

と言う訳で、自動車車庫は特殊建築物に該当し、内装制限が適用されます。
ま、これは予てより懸念していた事ではありますが、それがどの範囲まで対象になるのかを確認したところ、例外無く全てとの回答。
つまり、いくら小さなコンテナであろうが、ガレージとして利用するには内壁及び天井を難燃若しくは不燃素材で覆わなければならないと言う事です。
これでは先述の木製パネルの良さを殺してしまう事になりますが、認可が下りないと営業が出来ないため、ここはぐっと我慢して善後策をメーカー側と協議中です。

一般住宅のガレージによく使われるケイ酸カルシウム板だとあまりにも殺風景だし脆いのでできれば避けたいところ。

只今の案としては、木目加工された難燃性化粧合板が有力ですが、コストと質感が気になり他の素材もあたってます。
いろいろありますね。