キャップ制

いろいろ検討した結果、自社ウェブサイトに掲載中の全物件を対象として媒介報酬(仲介手数料)にキャップ制を導入致しました。

キャップ制とは、従量制と定額制を組み合わせたもので、予め上限 = キャップが決められた料金体系を指します。
これに伴い、キャップ制に耐えられない物件については非公開とし、お客様のご要望に応じてキャップ制対象外物件としてメールにてご案内するに止めます。

***以下、自社Website本文より抜粋***

宅地建物取引業者が受け取ることの出来る媒介報酬(以下、仲介手数料)は法律で定められております。 原則、貸主様・借主様双方からそれぞれ家賃の半月分+消費税額を仲介手数料として受け取ることが出来、例外として依頼者の承諾を得られた場合に限り家賃の1ヶ月分+消費税額を受け取ることが出来るという内容です。

しかし、この内容を十分に説明を尽くすことなく借主であるお客様から家賃の1ヶ月分+消費税額を頂くこと慣例的に行われているのが実情であり、尚且つ、その手数料は家賃に連動するというではありませんか。

仲介手数料の説明及びお客様の承諾に関しては、重要事項説明書に手数料額を記載して読み上げ、お客様のご署名を頂くのでOKというスタンスを主張されるかも知れません。確かに法令に反してはいないけれど説明責任を果たしたと言えるでしょうか?
                       
また、家賃と連動する手数料の額の正当性をきちんと説明できるでしょうか?

20万円/月の家賃には理由があります。ロケーション、設備、広さ、ステイタス、その他の要件を慎重に検討してお客様にご満足頂ける家賃を設定している筈です。しかしながら20万円の手数料にはそのコストを正当化できる理由が少なくとも私には見出せません。

不動産業、特に賃貸住宅斡旋業はサービス業です。
該当物件の仲介を通じて発生する一定の作業を遂行し又はサービスを提供し、お客様にご選択頂いた場合にその対価として受け取るべきものが仲介手数料なのです。仲介手数料とは文字通り手数料であり、家賃の高低とは切り離して考えるべきものです。

つきましては、当社は仲介手数料を実質的な時間工数で評価すると同時にキャップ制を導入し、提供し得る最大限のサービス対価を超える報酬は受け取らないことと致しました。

物件が成約に至った際に当社が借主様であるお客様より受け取る仲介手数料は、月額賃料が5万円以下の物件に関しては家賃の1ヶ月分+消費税額を、月額賃料が5万円超の物件に関しては定額の5万円+消費税額を申し受けます。

***以上***
当社は一部の物件を除いて原則客付専門なので、家主様からは手数料を頂いておりません。

正直申し上げると数をこなさないとなかなか厳しい状況ではありますが、「これが慣例なので」と説明しても自分自身腑に落ちないところがありました。

異業種から転身した私にとって、ずっと何処かに違和感がしこりの様にあったのですが、これで気持ち良くお客様と接することが出来そうです。

このグラフ通り、高額物件になればなるほどお得ですよ!

因みに、もともと仲介手数料ゼロの物件(住宅供給公社等)についてはゼロのままなのでご安心を。

これぞレトロ

中区の最新マンションの取材の途中で見つけたレトロなアパート。

勿論レトロ感を狙ったものではないのでしょうけれど、とても良い味が滲み出てました。

オーナーと住人の愛情が感じられる物件ですね。

見掛けただけなので空きがあるかどうか判りませんが、ずっと末永くこの地にあって欲しいものです。

法定研修会

このところ中区・西区がへヴィローテーションだったのでそろそろ別の地区を取材にいかなきゃと思いつつ、天候不順が続きなかなか果たせず。

そんな折、本日は朝から久しぶりに晴れたので佐伯区~安佐南区の取材に精を出してました。

午前中に7件こなし、午後から宅建協会主催の法定研修会に参加。

今回のテーマは平成23年度税制改正の動向と不動産登記法(中間省略登記)。

もう眠くて眠くて。

罪滅ぼしに家に帰って相続対策と贈与に関する講師殿の著作をAmazonで発注しました。

勉強し直そ。

スキーム造り

本日は賃貸ガレージハウス建築にご協力頂ける工務店さんとのミーティング。

当社で調査した限り、広島県内に於いて賃貸ガレージハウスの施工実績を持つ建設会社/工務店はゼロ。

近隣では、恐らくはお隣の岡山県にある、おかざき建設様くらいではないでしょうか。

そこで、設計・施工管理はおかざき建設様にお願いし、実際の現場施工は地場の工務店様というフォーメーションを考え、ご賛同頂ける広島市内の工務店様を口説いて回ってます。

今回はとても良い感触を得られたので、頭の中ではおぼろげながらスキームが整って参りました。

さて、次のステップとして土地オーナー様向けのセミナーを数回に分けて開催致します。

賃貸ガレージハウスとは一体何者か判らずキワモノ扱いされることもあるので、きちんと説明してご理解を得る為の素地を整える作業ですね。

4月開催を目標に調整に入ります。

デイズガイド

物件毎のお勧め度を簡易的に表現するために、

ミシュランガイドをパクッて、デイズガイドというガイドラインをウェブサイトに埋め込みました。

物件毎に以下の指標に沿って★☆を最高3つまで付与してます。

但し、極めて個人的な見解であり、公的なガイドでも何でもありませんので悪しからず。

※※※デイズガイドの見方※※※

★・・・建物及び周辺環境の状況

★ その分野(戸建/マンション/シングル/ファミリー他)で特に優れている物件
★★ 極めて良質であり、多少無理をしてでも住む価値がある物件
★★★ そこに住むことのみを目的としてでも引っ越す価値のある物件

☆・・・車/バイクガレージ及び周辺道路の状況

☆ 愛車が雨風に晒されない、又は、広々とした駐車スペースのある物件
☆☆ いたずら防止策が講じられて安全に保管できるガレージ付き物件
☆☆☆ ビルトインガレージ等、ガレージライフを謳歌することのできる物件