店舗付住宅ガレージハウス化計画

20150227_052206275_iOS 20150227_050459368_iOS R0039106 (garagingdays@gmail.com)1Fは倉庫、2Fにワンルームが2部屋ある店舗付き住宅。
以前売りに出されてた物件ですが、ひょんなご縁でオーナー様と繋がり弊社にてガレージハウスにリノベーションして賃貸物件としてお世話させて頂くことになりました。

現状は1Fがスケルトンの倉庫になってますが、仕切りが無いのでパーティションを付けて各々間口3,300mmで奥行き8,000mmのガレージに仕立てます。
小型車なら2台縦列で停められる上、シャッター前面にも小型車1台駐車できるので、車種次第で都合3台OK。

倉庫は天井高3m以上あるので天井の鉄骨から物を吊るして収納力アップも期待できますよ。
ガレージハウスにシーカヤックを入れて保管しているお客様がいらっしゃいますが、ここならカナディアンカヌーやバスボートだってイケそうですね。

シャッターは現状手動のガラガラガッシャンのヤツ。電動化するかどうか予算と想定賃料との狭間で検討中です。
内装も凝ったものにせず、敢えて倉庫感を残した無骨なものにしようかと考え中。

こうして会員登録頂いてるお客様を思い浮かべつつリノベーションプランを検討している時間が最高に楽しい今日この頃。

今年は新築、リノベ織り交ぜて各地で賃貸ガレージハウスを供給出来そうです。

倉庫事務所付戸建ガレージハウス化計画

20150224_062859582_iOSこちら、1Fが全面土間となってて、ピロティ下に小型車が1台停められるスペース、中心部分にシャッター付き倉庫、更に奥の部屋は事務所となってる物件。
2階は2LDKの居室となってますが、これが一風変わった間取りでして普通に住まうのは使い難そうなのですが。。。

オーナー様によると、当物件を購入して賃貸ガレージハウスにリノベーションして貸したいとの事で、午後から3時間以上かけて建築会社さんと一緒にあーでもないこーでもないと色々なアイデアを出し合ってイメージを膨らませてました。

R0041900現状では1Fの真ん中辺りにシャッターが付いてますが、敢えてそれを残して道路境界ギリギリに新たにシャッターを増設する事にしました。
これによってガレージが格段に広くなり使い勝手が良くなると同時に、ご利用シーン或いはご利用者に応じて2枚シャッターを使い分ける事ができるのです。
どういう事かと言うと、例えばバイクは安全な場所に格納したいが日々使うアシ車はシャッター内で無くても良いケースだと外側のシャッターを開放して内側のシャッターを閉める事で実現できます。一方、車もバイクもシャッター内に入れたい場合は内側シャッターを開放して外側シャッターを閉めればOK。

奥の事務所は扉を大きな引き戸に変更して大型バイクを持ち込めるようにし、そこで整備をしたり愛車を眺めたり出来る趣味空間にリフォームします。ここにはエアコン、シンク、トイレがあるので終日過ごす事もできますね。引き戸の窓越しにガレージ内の愛車を眺める事も出来るようにします。

Exif_JPEG_PICTURE2Fにはど真ん中に4帖の舞台(正確にはスキップフロアとなってて他の部屋から70cm程フロアが高くなってる部屋)があり、ここをどう活用するかが課題だったのですが、リビングと繋げて一体化することで開放感を得られると同時に視覚的な遊び心を演出することに。更にリビングと当部屋のフロア段差から生じる70cmの壁の一部をくり抜いてポリカーボネートの窓を取り付け、リビングから愛車を眺められるようにしようと現場で盛り上がってました。

これぞガレージハウス。

 

新築ではなく、しかも1戸しか供給できないのでビジネスとしては実はそれほどうま味がある訳ではありません。しかし、使われなくなった中古戸建てをリノベーションして再生し新たな命を吹き込む。街の景観を大きく崩すことなく新たな価値を創造する。

これも当社が目指しているひとつのスタイルです。

※当物件は賃貸ガレージハウスとして企画中ですがリリースをお約束するものではございません。現時点ではご予約等は受け付けておりませんがお問い合わせには出来る範囲で応じます。

コンバージョン&カスタマイズ・ガレージハウス

店舗付住宅のガレージハウスコンバージョン第二弾として手掛けるこの物件。元々は散髪屋さんです。

R0036141 R0038081

店舗にあった昔ながらの散髪屋さんの椅子と洗面台と大きな鏡を取り払い、蒸しタオルやらシャンプーやらを仕舞ってた造作も全て解体して現在は完全にスケルトン状態ですっからかんの空間となってます。この部分をガレージにすべく道路側の窓と壁を取り壊してシャッターを付けて右側の空間を棚にするところまではある程度固まってますが、それ以外はまだ白紙。
例えば壁紙や床の素材や色、例えば照明の取替え、それからシャッターを電動リモコン式にするかどうか、棚の大きさや仕切りの位置、シンクの取り付け等々考え始めたら切りがありません。

ここは敢えて造り込みをせずにガレージという器を提供し、ご入居後に借主様にてコツコツとカスタマイズして頂くというやり方もございます。
もっと踏み込んで、借主様と貸主様が一緒にカスタマイズの方向性を考え、双方折り合いのつく条件を決めてご入居前に仕上げるという方法もございます。

ここでも何度か紹介したカスタマイズ賃貸ですね。今ならご要望をお受けすることが出来ますよ。

店舗付住宅ガレージハウス化計画 一緒に考えませんか?

※本物件の募集は終了致しました。

ガレージハウスありませんか?

物件を紹介するのが商売の私が聞くのもおかしな話ですが、マーケットに無いんですよ。全く無い。
いや、正確に言うと在るには在るんですがちょいと遠かったり無理くり仕立てたりで、どうですか! と自信をもって紹介できる物件が無いんです。今は。
どっかに転がってませんかね? ガレージハウス。

まぁ無ければ造れば良いのですが、一から企画してると完成まで半年というオーダー。今すぐ無いの? というお問い合わせが殺到…は大げさですが、かなり頻繁に頂いているという状況でして、来年の○月頃ですかねと回答すると一気にテンションがさがるのが電話口でも判るのです。

もうひとつの手段としては、店舗付住宅→ガレージハウスへのコンバージョン。

R0039724 R0039728

先の記事でも触れましたが、店舗部分の壁又は扉を取っ払えばバイクはおろか車も入る物件もあるのです。

ただ、店舗付住宅の難点は、当然ながら飯の種である店舗メインで作られているため居住スペースは二の次。部屋が和室のみだったり、申し訳程度のキッチンが付いてたり、トイレが今時和式だったり、バスタブが体育座りスタイルしか受け入れない程のちっちゃなものだったりと、尽く不便なのが店舗付住宅スタイル。

R0031908 トイレ

物件そのものが少ない中で居住空間がある程度快適な物件は本当に限られますが探せばあります(但し家賃もそれなりですが)。

R0038466 R0038473

弊社では店舗付住宅の特集ページを設けており一覧でご覧頂く事が出来ます。更にはミシュランガイドならぬデイズガイドにて住空間がそれなりに快適な物件を★の数で表してます。

是非一度ご覧あれ。

ガレージハウスリノベーション

本日は戸建住宅のリノベーションのヒアリング。

Exif_JPEG_PICTURE敷地内の駐車スペースに雨晒しで駐車している愛車をガレージ内に保管したいというご要望です。

単にガレージを建てるだけではスペース不足だし面白くない。

ならば駐車場に面した部屋を潰してガレージを拡げてビルトインガレージ化を模索してみましょうということで、早速たたき台となる図面を作成してます。

さて、既存の戸建住宅にガレージを後付するとなると、如何にも取って付けたようなものにならないように上手くデザインするのが難しいところです。

また、将来を見据えた長期的なプランを描くことも重要。

ずっとそこに住み続けて子に相続させる場合もあれば、老後は自宅を売却して市街地の便利なマンションに移り住むケースも考えられます。或いは賃貸に出すという選択肢もございます。

リノベーションにより市場に於ける資産価値を高め、引き継ぎたい、或いは第三者から見てそこに住みたいと思えるような家に改装するのは基本中の基本ですが、ガレージハウスリノベーションは強力な出口戦略となる可能性を秘めてます。

魅力的なガレージハウスに仕上げて参りたいと思います。