バイカーズガレージ

本日は日本政策金融公庫にて融資に関する面談。

1時間ほどのヒアリング後、あまりにも暑いので冷たいかけうどんとかぼちゃの天ぷらで昼食を済まし、何軒かバイクショップを回りました。

私個人は原付免許しか持っておらず大型バイクには強い憧れを持ってますが、いざ所有するとなると一体どこに保管していいのやら。

自転車の駐輪場所すら困ってる状況なので、どう考えてもガレージの車をどけないと所有できません。

このようなユーザーは意外と多いのじゃないかと思い、マーケティング調査を兼ねてショップオーナーさんにお話を伺いました。

事前の予想通り、マンションの駐輪場にカバーをかけて保管したり、戸建の場合はカーポートの奥に停めたりしているようですが、やはり悪戯や盗難防止のために安全に保管できるガレージを望む声は多いようです。

その後立ち寄った紀伊国屋書店で「MOTO NAVI」というバイク専門誌を初めて買ってみました。

タイトルが「みんなのガレージ」てことで正にドンピシャだったので。

バイクの場合は車よりマスが小さいので自室に持ち込めるようになっているマンション(バイカーズマンションと呼ぶそうです)もあるようですね。

マンション一棟をリノベーションして1Fをバイク専用ガレージに、2F以上をシェアハウスに変更した事例もありました。

こちらは今年のガレージングエキスポに展示されていた3Dバイクガレージ。

メンテナンスはできませんが安心して保管することができますね。

バイクユーザー向けのガレージハウスというのも需要がありそうですね。

スペシャルショップ

Clio V6は購入時からエアコンの効きがイマイチ。

この車はミッドシップレイアウトを採用している関係でコンプレッサーも後ろに搭載されてます。

従ってエアコンの配管が通常の車より長いため、ガス漏れの確立が高くなるわけです。

これは、RRレイアウトを採用したポルシェも然り。

さらには熱を発する物体(エンジン)が室内に搭載されているため、エアコンが効かなければ今年の夏は間違いなく熱中症になります。

そこで以前お世話になった森電機さんに行って来ました。

こちらは東広島にある電装系のスペシャルショップ。

輸入車にも強く、的確で無駄な作業はしないのでコストもリーズナブル。

今回はガスが減っていたのでとりあえず2缶分チャージし、漏れの箇所を特定するため蛍光剤を投入して様子見です。

有意義なガレージライフを送るには、このようなスペシャルショップとのネットワークが重要になります。

賃貸ガレージハウスを提供すると同時にその近所のスペシャルショップも併せて紹介できるようにネットワーク化を進めて行きたいと思います。

リフォーム/リノベーション/コンバージョン

ここ広島では首都圏に比べ賃貸ガレージハウスの展開が遅れてます。

良質なガレージハウスを供給するには当然ながら新築で建てるのが最善な方法ですが、先ずは土地オーナーさんに賃貸ガレージハウスを認知して頂くための啓蒙活動から始まり、賃貸事業企画の立案、資金調達、建築、入居者募集というステップを踏まなければなりません。

王道ですが莫大な資金と時間が掛かる訳ですね。

もっと手っ取り早く提供するには、既存の掘り込み車庫付き住宅をリフォームしたり、或いは戸建住宅の1Fをガレージに変更するリノベーションという方法がございます。

古いアパートの1F部分を全てガレージに変更し、メゾネットタイプの賃貸ガレージハウスとして貸し出すというのも大がかりなリノベーションですね。

更には、全く異なる目的で建築された建物をガレージハウスに用途変更する「コンバージョン」という手法もあります。

例えば倉庫。

倉庫に住むって考えただけでもワクワクしませんか?

港にあるレンガ造りの古い倉庫を一部改装してレストランやカジュアルファッション店を営むなんてのは良くありがちですが、これもお客様にワクワク感を与えたり、スタイリッシュな購買行動を演出するのに一役買ってますね。

倉庫の持つ一種退廃的な雰囲気と機能美、怪しげな香り、異国情緒といった、非日常的な空間が醸し出すものに人は憧れるんでしょうね。

しかし、住むとなると非日常的な空間で日常を過ごす訳なので少しばかり不便なことはあります。

学区がどうだとか、買い物に不便だとか、治安が不安とか、確かに家族持ちの生活者の視点で見ると全然向いてませんし、居住空間としての性能・機能なんてものも期待しちゃいけません。

倉庫に愛車を滑り込ませ無造作に停め、巨大なシャッターを下ろし、ベッドに倒れ込む。

地上15mの天井にセットされたスポットライトに照らされて佇む愛車を眺め一日の疲れを癒す。

そういうストイックなライフスタイルに拘る方限定です。

なんかゴルゴ13か松田優作かメル・ギブソン(いずれも古っ)になった気分♪

単に新築でガレージハウスを提供するよりも面白そうです。

法令・条例・指導要綱等々のハードルはありますが、この方向性も模索中です。

資金調達

事業を興し継続するには設備資金と運転資金が必要ですが、全て自己資金で賄えない場合は外部からお金を調達する必要があります。

資金調達方法としては、親族や友人知人からの借り入れ、金融機関からの融資やマーケットからの調達といった選択肢がありますが、今回IT投資を実施するに当たり金融機関から借り入れを行うことにしました。

IT化のゴールは営業支援&商品管理システムの導入とHPとの連動。勿論それによる売上の増大とコスト削減が最終目的であることは言うまでもありません。

HPを通じた集客の仕組みと、顧客管理システム及び不動産物件管理システムとの連携による121マーケティングを、極限まで自動化できる仕組みを構築する予定です。

しかしながら、起業したての当社が導入するには少々高機能=高価故に、投資対効果を慎重に見極めてました。

一般に不動産屋が打つ広告で真っ先に思い浮かぶのは新聞に折り込まれたチラシですよね。

この折込チラシ広告のコストは部数により前後しますが、数万部単位だと印刷代込みで約3円/枚です。

広島の有力地方紙である中国新聞の発行部数は広島県内で61万部。広島市内に限定すると28万部です。

つまり、広島市在住の中国新聞を取ってる全世帯向けに月1回の広告を打つ場合、80万円前後掛かる訳ですね。

更に、チラシ広告を打つということは反響を期待している訳なので、それに対応できるだけの人員も必要です。

これが旧来の典型的な不動産営業方法でして、表現は悪いですが仕掛けて反響待ちして人海戦術で喰い尽すやりかた。

知名度も体制も無い当社が同じような事をやっても、それこそ費用対効果は殆ど無いでしょう。
そもそもそんなコスト負担に耐えられません。

当社は、システム化による短期的なキャッシュフローの悪化を融資で繋ぎ、中長期的なROIを高めて旧来型の手法に対抗することにしました。

本日早速金融機関の担当者から連絡を頂き、先ずは受け付けて頂けることになりました。

後日、創業計画書の確認及び面接を経て融資の可否が判断されることとなります。

待機期間

本日は朝から各種許認可申請の日。

先ずは広島県宅建協会にて入会案内を受けて申込書を受け取り、広島県西武建設事務所に宅建業免許申請書を提出。

その場で申請書類の確認が始まり、都合1時間程かかりましたが無事受理されました。

免許交付まで調査等々で40日程度必要との事。

調査が完了したら通知のはがきが届くそうで、それを持って保証協会に申込書を提出し供託を行う訳ですが、これも最短で2週間程かかります。

以上、営業開始は最短で9月中旬です。こればかりは待つしかないですね。

続いて西警察に移動して法人としての古物商許可申請を行いました。

個人から法人なりしても古物許可は再取得しなければならず、その際は個人の古物商許可証は返納することになります。

更には将来法人を廃業して再度個人で古物商を営む場合もあらためて古物許可を取得しなければならないそうで、その都度19,000円の証紙が必要となります。

ルールはルールとして受け止めないといけません。

話が脱線しましたが、これも調査等々があって許可が下りるまで40日かかります。

以上、別の監督官庁で奇しくも同じ40日間の調査・審査期間が必要と云うことでしたが、一体どのようなプロセスを経て実施されるのでしょう。

それまでの間は会社として何の営業活動も出来ないので、しばらくは売上高ゼロの状態が続くのでした。

一応、個人の古物免許は有効なのでこれを使って細々とやって参りますが、HPを公開できないのは辛いですね。