車の家電化

今日は朝から北広島町で山仕事の予定があったので、久々にRover Miniでドライブ。

Clio V6で行こうかとも思ったのです が、どうもタイトなワインディングを気持ちよく駆け抜けるイメージが湧かないんですよね。

ドライビングが面白くないという訳じゃありません。

これはBMW M3でも同じ感覚で、 どちらかと云うとGT的な性格がそう思わせるのかな。

或いは、身の丈にあったステージというものがあり、サーキットでこ そ、そのポテンシャルを発揮できるマシンということなのかも知れません。

一方のMiniは非力ですが軽量ボディを活かしてヒラリヒラリと右へ左へ。

窓を全開にしてのんびり走るも良し。

法廷速度で走ってても、音(常にうるさい)、振動(常にピョコピョコ)、感触(ハンドル重いしシフトも回転が合わないとスッと入らない)、 空間(狭い、目線低い)等々から、車を走らせてる~という感覚が濃厚なんです。

90年代前半まではこんな車が多かった気が します。

翻って、今やばっちりNVH対策が施され、工作精度も上がり、たっぷりと剛性が確保されたドイツ車的な車が街に溢れてます。

商品としては確実に良くなってますが、没個性化が進み、一部の車は家電みたくなってきてますね。

電気自動車全盛の時代になると、名実ともに電化製品になってしまうんでしょうかね。

スペシャルショップ

Clio V6は購入時からエアコンの効きがイマイチ。

この車はミッドシップレイアウトを採用している関係でコンプレッサーも後ろに搭載されてます。

従ってエアコンの配管が通常の車より長いため、ガス漏れの確立が高くなるわけです。

これは、RRレイアウトを採用したポルシェも然り。

さらには熱を発する物体(エンジン)が室内に搭載されているため、エアコンが効かなければ今年の夏は間違いなく熱中症になります。

そこで以前お世話になった森電機さんに行って来ました。

こちらは東広島にある電装系のスペシャルショップ。

輸入車にも強く、的確で無駄な作業はしないのでコストもリーズナブル。

今回はガスが減っていたのでとりあえず2缶分チャージし、漏れの箇所を特定するため蛍光剤を投入して様子見です。

有意義なガレージライフを送るには、このようなスペシャルショップとのネットワークが重要になります。

賃貸ガレージハウスを提供すると同時にその近所のスペシャルショップも併せて紹介できるようにネットワーク化を進めて行きたいと思います。

インターフェース

iPhone4の通信不良問題が話題に上ってますが、ヒューマンインターフェースの開発に関してはApple社の右に出るメーカーは無いのではないでしょうか。

日本の携帯電話のマニュアル、最後まで読んだ方いらっしゃいますか?

iPhoneなんかマニュアル冊子無しですよ。

いさぎ良いというか割り切ってるというか、インターフェースに自信があるんでしょうね。

毎日使うものだからインターフェースは極めて重要です。

しかしながら、このようにBlogを更新したり、もっと長文を書く際はどうしてもキーボードが手放せません。

iPhoneでは3行以上書く気がしませんね。

キーボードを超える使い勝手の良い文字入力デバイスの登場は一体いつになるのでしょう?

ところで、インターフェースは車でも重要なファクターです。

運転中四六時中視界に入って触れているステアリングなんか最たるもので、折角の良い車もステアリング表皮の感触、グリップの太さ、硬さ、デザインが気に入らなければドライバーズシートに座った瞬間に萎えてしまいます。

現在商品化中のClio V6に限らずルノー ルーテシア ルノースポール(RS)系のステアリングはスェード調加工が施されたグリップでして、新車の頃はそれはもうしっとりとする手触りなのですが、3~4年もするとほぼ100%表皮が剥がれきて、それはもう見るも無残な状態になってます。

触れる度に剥がれた表皮がボロボロと落ちてくるステアリングなんか握りたくないですよね。

という訳で、うちの車も走らせると楽しいのですが、ステアリングを握るのが厭なので殆ど乗ってません。

実は新品のmomo製ステアリングを入手済みなのですが、個人輸入したボスが未だ届いてないので交換できないのです。

発注してからそろそろ2週間。小物なので1週間程度で来ると読んでましたが甘かったです。

やはり個人輸入は時間リスクを考慮しておかないといけませんね。

待機期間

本日は朝から各種許認可申請の日。

先ずは広島県宅建協会にて入会案内を受けて申込書を受け取り、広島県西武建設事務所に宅建業免許申請書を提出。

その場で申請書類の確認が始まり、都合1時間程かかりましたが無事受理されました。

免許交付まで調査等々で40日程度必要との事。

調査が完了したら通知のはがきが届くそうで、それを持って保証協会に申込書を提出し供託を行う訳ですが、これも最短で2週間程かかります。

以上、営業開始は最短で9月中旬です。こればかりは待つしかないですね。

続いて西警察に移動して法人としての古物商許可申請を行いました。

個人から法人なりしても古物許可は再取得しなければならず、その際は個人の古物商許可証は返納することになります。

更には将来法人を廃業して再度個人で古物商を営む場合もあらためて古物許可を取得しなければならないそうで、その都度19,000円の証紙が必要となります。

ルールはルールとして受け止めないといけません。

話が脱線しましたが、これも調査等々があって許可が下りるまで40日かかります。

以上、別の監督官庁で奇しくも同じ40日間の調査・審査期間が必要と云うことでしたが、一体どのようなプロセスを経て実施されるのでしょう。

それまでの間は会社として何の営業活動も出来ないので、しばらくは売上高ゼロの状態が続くのでした。

一応、個人の古物免許は有効なのでこれを使って細々とやって参りますが、HPを公開できないのは辛いですね。

商品化

仕入れた車の商品化を急いでます。

梅雨の合間にドアトリムの塗装。

ルーテシアのRS系(Renault Sportというスポーティバージョン)の内装にはアルミ風パネルに透明なラバーをコーティングして高級感を出そうとしてる(このフランス人のセンスが理 解できません)パーツが使われてますが、漏れなく経年劣化でラバーがネバネバベタベタしてきます。

これはもうお約束で防ぎようが無いですね。

対策としてはラバーをそぎ落とすか、ケミカルで丁寧にネバネバを取り除く方法がありますが、大多数の方は放置プレーだと思います。実際かつて所有して他頃の私もそうでした。

しかし、商品化するに当たってはやはり綺麗にして気持ち良く乗って頂きたいものです。

そこで、オリジナルのプラスティックパネルの色に近いブルーで塗装しました。

塗装作業は苦手でしたが、最近は慣れてきたせいもあって納得のいく仕上がりになりました。


その後、リアガラスのステッカーを剥がし、ガラスコーティングを施して今日の作業は終了。

残る作業はタイヤ交換とステアリング交換と油脂類全交換。

一通り終わったら洗車&ワックス掛けして撮影に入ります。

月に2~3台回さないといけないので2週間に1台ペースで売るには手を掛け過ぎず効率良く販売しなければなりませんが、やはり思い入れのある車ばかりなのでどうしてもベストな状態で乗って頂きたいと思ってます。

車好きが車屋を経営するには割り切りが必要なんでしょうけど。。。