初めてのガレージライフはここから

本日は転勤によりご退去となるバイクガレージの庫内チェックの為の立ち会い。

Exif_JPEG_PICTURE(※本来ならご契約時にお客様のバイクを撮影して当ブログにアップしたいところですが、セキュリティ上よろしくないのでいつもご退去時にアップさせて頂いております。)

お客様にご不満点やご要望を伺ったところ、もう少し広ければとのお言葉を頂きました。

当バイクガレージは標準仕様のタイプに比べて横幅を広くしたワイドタイプ。内寸は幅×奥行き=1,340mm×2,670mmで大型車両も充分入るサイズではありますが、ラック等を設置すると横幅に余裕が無くなります。

また、やはり夏場はガレージ内の温度が上昇し、開けた瞬間にムッとくるんだそうです。

こればかりはどうしても空間が狭いため如何ともし難い宿命ですね。

その他は概ねご満足頂けた様で、広島でのバイクガレージライフを満喫されたご様子でした。

Exif_JPEG_PICTUREさて、このガレージは来月から新たなガレージタウンの住人がご利用になります。

正直申し上げて事業収益性を突き詰めて考えると大した儲けにはならないのですが、ご利用者様により良いガレージライフを送って頂く為のインフラを提供することが当社のミッション。

バイクガレージ、カーガレージからガレージハウスに至るまで全てのステップを整備し、ガレージライフステージに応じてご利用頂きたい。

そしてそこでお客様がガレージライフを満喫して頂いてる姿を見る事が最大の喜びです。

eFax

不動産業界はFAX機が必需設備。

大抵の情報のやり取りがFAX送受信で為されてます。

個人的にはEmailを使いたいのですが、相手方が持ってるのが紙ベースの情報の場合、FAXが手っ取り早いし操作が簡単という理由でEmailはちょっと。。。という業者さんが殆ど。

しかしこれからの時代、環境へ与える負荷(紙やインクの消費)や仕事の効率化、検索性で分のあるペーパーレス化はもとより、外出先でもリアルタイムで送受信が出来るインターネットFAXなるものが主流となるはず。

そう思って色々と調べてたところ、eFaxというサービスを見付け、30日間無料トライアルが可能とのことで早速申し込んで使ってみました。

先ず良い点から。

1.使い勝手

各県に対応した市外局番を選ぶことが出来(広島は082)、050から始まるIPベースのFAXに比べると違和感が少ない点がいいですね。

当社は082-553-0853という番号を選びました。この番号にFAXして頂くと、登録したEmailアドレス宛にPDF化されたファイルが届きます。PC又はスマートフォンやタブレットで内容を確認し、そのままファイルを保存することが出来ます。

送信はPDFやオフィス系アプリで作成したファイルを添付し、相手方のFAX番号にメールを送るだけ(実際は、FAX番号の前に81を付与して市外局番から0を消去した番号宛に送信します。例えば、082-123-4567なら、8182-123-4567となる)。メールタイトルがFAX送信状のタイトルに、メール本文がFAX送信状の本文になります。

2.通信コスト削減

150ページ分の送受信料込みで月額使用料金995円(税別)。FAX専用回線を解約すれば通信費を大幅に圧縮できます。

3.生産性

これが最大のメリット。外出の多い私の場合、お客様から申込書等をFAXで頂いてもオフィスに戻るまで確認できませんでした。また、同業者にFAXを送る場合も同様で、一旦オフィスに戻って物件資料と送信状ををプリントアウトして送信するという手間がかかるのに対し、eFaxだと外出先でもリアルタイムで受信が出来、送信時もお待たせする時間を極小化出来ます。生産性は雲泥の差ですね。尚、iOSやAndroidアプリもあり、私の場合iPadで全ての操作が完了するのも嬉しい点。

勿論、FAX機そのものの機能(アプリケーション)でPC-FAX送受信が出来るものもあります。当社のFAXもそうですが、ハードウェアに縛られる機能は買い替えた場合再設定が必要(FAXもPCも)ですし、外出先から見るにはリモートデスクトップ等でPCと接続しなければならなかったりと意外と面倒なので使っていません。

また、将来オフィスを移転することになっても番号はそのまま使い続ける事ができるため、FAX版ナンバーポータビリティとも言えますね。デバイスやロケーションからフリー(開放)になるサービスは働き方を大きく変える可能性を秘めてます。

 

では、デメリットは何でしょうか。

1.送信時、相手方にこちらの番号が8182-553-0853と表示される。

2.送信時刻がGMT時間で刻印される(9時間を足すと日本時間になりますが)

3.FAX番号の変更(名刺、封筒、サイト、同業者への通知)が必要

このくらいでしょうか。

手書きの紙をFAX送信する場合はスキャナーで取り込む手間が掛りますが、頻度は少ないので問題無し。

折しも名刺と封筒を新しく刷ったばかりだったのですが、圧倒的にメリットが大きいと感じたのでeFaxを導入する事にしました。

111と言う訳で、当面は現在のFAX回線は解約せずに、申込専用FAX番号としてeFaxを併用致します。

 

このサービス、個人宅でFAX機を導入する程ではないけれど、たまにFAXを使う機会があるという方にも良いんじゃないですかね。

ガレージハウスオーナーになりませんか

昨日、とある金融機関の方が来社されました。

個人或いは個人事業主様向け住宅ローンを扱っているが、単にそれだけでは他行と横並びになるため、特色を打ち出すために併用住宅(所謂店舗や事務所付住宅や、ガレージ付き住宅=ガレージハウスもその一部)への融資を強化しているとの事。

ニッチマーケットで勝負を掛けてるところは当社と同じということで、サイトで当社を見付けて頂き連絡を頂いた次第。

他行と比べて非常に柔軟な対応が可能で、年収や事業収入、住宅の広さ等で一定の基準値で線引する事無く個別相談大歓迎との事。

外観1例えば、こんなガレージハウスを建築して1棟を自分の住処とし残りを賃貸に出すとか、或いはコーポラティブガレージハウス(区分所有ガレージハウス)をみんなで造るとか、面白そうではありませんか。

ガレージハウスを建てたい、或いは賃貸ガレージハウス併用住宅を建てて賃貸オーナーになりたいという方は当社までご一報下さい。取次ぎ致します。

 

 

ガレージハウス当たり年

お陰様で今年は賃貸ガレージハウスを仲介するチャンスに恵まれておりまして、とても有難い限りです。

それも、シャッター付きビルトインガレージとか、店舗付住宅とかの、当社的な視点で提案しているガレージハウスではなく、本格的な自他共に認めるガレージハウス。

R0018469 R0035443 東原のFirst Garage然り。南観音のサウス観音然り。長束のATHouse然り。

ここ広島では存在自体が極めて珍しい物件である賃貸ガレージハウスを、やっとのことで網羅することが出来ました。

ずっと想い続けていたガレージハウス及びガレージ専門の不動産屋に少しずつ近付いてる気がします。

今年は更にシングル向けガレージハウスを4棟、更にはファミリー向け高級ガレージハウスを3~4棟プロデュースする予定。

賃貸ガレージハウスの広島における市場も黎明期からようやく脱し、成長期に移りつつあることを実感しております。

この度の機会を逃した方、見送られた方、ご検討中の方、ご期待下さい!

保管するならどっち?

賃貸バイクガレージの開発に当たっては、その場所によりふたつの選択肢がございます。

R0026850そこが現在駐車場や更地なら、コンテナタイプのバイクボックスを設置するのが最も手っ取り早くて原状回復も容易です。

一方で、建物内の空間(元オフィスや店舗だったところ)を有効活用する場合は、共同利用タイプのバイクガレージにコンバージョンするのが安上がりです。

土地オーナー様にとっては、施工期間、コスト、流動性、収益性が最も気になるところだと思いますが、ご利用者様にとってはそんなことはどうでも良い事でして、愛車を如何に安全に保管できるかどうかが一つ目の重要なポイント。そこから派生して、メンテナンスできる空間が確保されているか、工具やヘルメット等の収納場所はあるか、複数台停められるか、トイレは、駐車場は。。。と様々な要求が出て参りますが、これら全てに応えるには相応のコストが掛かり当然ながら使用料金に跳ね返ってきます。

ロケーション毎に何を優先するかをオーナー様と打ち合わせし、ユニークな特徴を持たしてプロデュースするというのが当社の一般的なアプローチなのですが、お客様に人気があるのは何故かコンテナタイプのバイクボックス。

思うに、バイクの他にパーツや備品が置ける、自分専用の空間なので必要以上に周りに気遣わなくて済む、車種によっては複数台収納できる、等々の理由でしょうか。

共同利用タイプのバイクガレージにも良い点は沢山ありますよ。MOTO saLoonの場合は自分専用のロッカーとヘルメット収納棚に加え、共同利用できる洗車エリアやメンテナンスエリアに寛ぎ空間が用意されてますし、ミニキッチンでお湯を沸かしてラーメンも食べられます。勿論トイレも利用できるしコンプレッサーやエアコンまで設置されており、正に至れり尽くせりのライダースパラダイス。

さて、そんなコンテナタイプと共同利用タイプのバイクガレージ、実際バイクの保管環境としてはどちらが良いのでしょうか。

決め手は外壁の素材と厚み、そしてその室内空間のエアボリューム。

共同利用タイプのガレージは大抵RC造りの建物の1Fに設置するケースが多いため分厚いコンクリートの外壁が外気温を遮断してくれますが、コンテナタイプだと僅か数ミリの金属パネルで囲われているだけです。

室内の体積に至っては、コンテナタイプが7~8㎥に対し、共同利用タイプはその十数倍~数十倍。

含まれる空気が多ければ多いほど外気の影響を受けにくくなります。

HobbyHouse桜尾のバイクボックスはまだ良い方でして、熱反射塗装を施されたガルバリウム鋼板で太陽熱を大幅にカットし、内装を天井に結露防止パネルを貼った上でOSBボードで仕上げることで断熱性も多少高まっております。それでも炎天下では庫内の温度はかなり暑くなります。

これは車用のシャッターガレージ(バイクボックスの5倍程度の体積)でも劇的に改善されるものでは無いようです。

という訳で、夏の炎天下でもモワッとする暑さから愛車を守り、冬の極寒時でもほんのり暖かい共同利用タイプのバイクガレージこそが保管環境としては理想だと思うのです。元事務所や店舗ならエアコンも付いてたりしますし。

それでもコンテナが人気だったりするんですよね。

ということは、屋内にコンテナを置けば理想的なバイクガレージになりますね。しかし一体幾らで貸せばいいのやら。