ガレージングデイズ的古民家再生プロジェクト

世間で言うところの古民家再生ではありません。

当社的な再生プロジェクト。そう、ガレージが絡む訳ですよ。

敷地内に古民家と納屋が建ってる土地がありまして、古民家をシェアハウスに、納屋をシェアタイプのバイクガレージに仕立てようというお話。

スタートしたばかりでどんなものになるのかうっすらとした青写真しかありませんが、とにかく面白そう。

オーナー様と一緒に楽しんで進めて行こうと思ってます。

これまでもそうですが、成功する賃貸ガレージハウスや賃貸ガレージはオーナー様自らアイデア出ししたり作業したりとぐいぐい関与される事が多いものです。

初めてこのお話を聞いた時はニーズがどうの…ロケーションがどうの…とネガな考えに支配されてましたが、オーナー様と話し合ってる内に私自身も面白そうじゃんと思い始めました。

遠くてもポンコツ(勿論全面リフォームします)でも安けりゃニーズがあるのでは。

住む事もできますが、週末に泊まり込みで入り浸るバイク弄り基地が3万円だったら興味ありませんか?

バイクガレージの出入口

現在バイクガレージの開発に向け準備中の比治山本町のビル。

1Fに立体駐車装置が据えられており、これの解体撤去が最大の課題だったのですが、運良く知り合いの方に引き取って頂くことに。

製造年次は旧いものですが、屋内で、それも殆ど使われていなかった事もありコンディションは上々。欲しい方にとっては掘り出し物だと思います。

建物入口が狭い事もあり最大3日の工事期間を頂いてたのですが、意外やすんなり運び出せた様で初日の夕方には終わっちゃいました。

この状態が

半日ごそごそして

こうなりました。

元駐車場だったりテナントだったりした空間をバイクガレージにコンバージョンする上で最も重要なのがバイクの入出庫方法。

既存のシャッターがあればそれを活用する方向で行くか、若しくは取っ払って自動スライドドア又はスイングドアを設置するか何れかとなります。

セキュリティの確保はもとより、如何にフールプルーフを組み込むかが重要なのです。

人はミスを犯すもの。バイクガレージに於いては出入口の閉め忘れが最も避けるべきミス。

出先から帰った時は良いのです。自分のバイクがあるのに閉め忘れて帰る間抜けな人は先ずいないでしょう。

問題はバイクで出掛ける時。テンション上がってますからね。ドアやシャッターを開けて出庫しそのまま道路へ出ちゃえばもうノーセキュリティ。ただの駐輪場ですよ。

そうならないためには一定時間経過後にオートクローズする機構が不可欠なのですが、シャッターでこれを実現するのはかなりハードルが高いんですね。例外的にBond Garageでやってはいますが、特別仕様となりかなり高額なのが難点。シャッターメーカーも万一の事故リスクがあるので基本的には「やめてね」というスタンス。

一方のスライドドアはお店とかで馴染みの自動ドアでいて、バイクが近付くとセンサーが反応してドア開き、数十秒後にスッと閉まるやつ。スマートでお勧めなのですが、これもまあまあコストが掛かります。

スイングドアはMOTO saLoonの様にテンキーでロックを解除し、ホテルの部屋の様にオートクローズ & ロックが掛かるというもの。


ただこれもバイクを出し入れする際に勝手にドアが閉まっちゃうと危険なので開いた状態でホールドする事が出来るようになってます。その状態でブイーンと出てしまうとアウト。

幸いにもご利用者様の意識が高くこれまで事件事故は一件もありませんが、完全なる
フールプルーフでは無いんですよね。

さてどうしたものか。ただ今大悩み中。

ひろしま住まいづくりコンクール2017 審査結果

当社が設計した訳ではありませんが少しだけ関与させて頂いたNeoAles midorimachiが、ひろしま住まいづくりコンクール 2017にて、リフォーム部門 最優秀賞を受賞致しました。

ひろしま住まいづくりコンクール2017審査結果

審査員他関係者15名もの団体様の視察に応じて頂いたご入居者様の皆様、その節は本当に有難うございました。

当社的には何の宣伝にもなりませんが、何らかの形で携わった建物が最優秀賞を受賞しただけで嬉しいものですね。お住まい頂いている方にとっても誇らしいのでは無いでしょうか。

早速、受賞報告とお礼のレターを出しました。

最高峰ガレージ

ガレージに求められる最高の仕様、設備を目指してモデルガレージとして造られた当物件。

使い勝手や居心地や夏・冬のガレージ内の状況をひと通り確認でき、本来の役割を終えたので近日中に賃貸に出す事になりました(募集終了してます)。

100V電源、LED照明、エアコン、シーリングファン、勝手口付き。フロアはタイル仕上げ。前面駐車場2台~3台(車種に拠る)付き。

ガレージとしても然ることながら、十分な高さを確保しているので倉庫としての使い勝手も良いと思われます。

当敷地内にはもう一回り大きなガレージ(倉庫)が1棟。

そしてもうじき3棟のガレージの建築が始まり、春にはBASE八幡東と称するガレージタウンが完成予定です。

TWIN PADDOCK 完成間近

当社史上最大のガレージの広さを誇るガレージハウス「TWIN PADDOCK」。

シャッターが付き、内装も仕上がり、外壁塗装も終えてサインボードも付きました。

扉に深い赤のフィルムを貼れば完成。

後一箇所だけ大人の事情で意匠を変えるかも知れませんし変えないかも知れませんが、もうすぐ募集を開始致します。