現地看板

世はQRコードが大ブーム。
という訳で当社も取り入れてみました。

QRコードといってもブームなのは決済の方。

お隣の中国では屋台でもどこでもQRコード決済が当たり前なんだそうですね。真偽は定かではありませんが偽造紙幣が多いからというのがその理由。

当社が取り入れたのはQRコード決済では無くて、物件看板にQRコードを貼り付けてサイトへ誘導するだけのもの。

何を今更と笑われるでしょう。

そもそも現地看板を好まない無い不動産屋なので基本はwebsiteで勝負しているのですが、このところ当社のサイトを見て現地を下見に行ったお客様が、たまたま他社が出してた現地看板を見てそちらに電話を掛けるケースが増えている様でして、ここんとこ立て続けに油揚げをさらわれる事があったのです。

頑張って物件紹介ページを作成し、工夫を凝らして顧客をサイトに誘導しても、看板出してるだけの他社で決められたらそんな努力も水の泡。

専任媒介(大家さんが特定の業者のみに物件紹介を依頼しているケース)ならまだしも、一般媒介(大家さんが複数の不動産会社に物件紹介を依頼しているケース)なら一銭にもなりません。てか広告宣伝費や人足を考えるとマイナスです。

ドギツいダサい看板が窓ガラスとかにべたべた貼られてる物件はスマートじゃないし不人気ぽい雰囲気を醸し出すので良い感じがしないんですよね。

とは言え背に腹は代えられない。もう油揚げをさらわれたくない。しかしダサい画一的な看板は据えたくない。

そこでその物件の特徴をさらっと書いて詳しくはQRコードでサイトに誘導する看板を物件毎に作成する事にしました。

やはりバーチャル&リアル両面で攻めないといけませんね。

建設業

ここ数年来建設労働者不足が続いてますが、ここにきて大雨災害も重なりいよいよ深刻な状況に。

需要に供給が追い付かない状況なので経済原理からするとコスト上昇要因となるのは当然として、見積やら工期の提案段階ですら先の状況が読み辛くなかなか事が進みません。
Co-workしている建設業者さんは押し並べて同じような状況が続いており、ここ広島でも人手不足が慢性的化していることを実感しております。

当社は不動産業なので建物の建設自体は出来ません。
例えば、賃貸ガレージの提案ならば土地の選定、マーケティング(需要予測)、各種制約の事前確認、レイアウトデザイン、パース作成、収益シミュレーション迄がプリセールス活動。
建設は協業先の建設業者さんにおねがいし、施工中はプロマネ、マーケティング(広報)を行い、完成後は入居対応(契約手続きから引き渡しまで)、管理を行います。

建設さえ出来ればワンストップで出来るんですよね。いつも頭の片隅には置いてますが、一から建設業の許可を取るなんて相当なハードルですよ。

手っ取り早いのは事業提携。きちんとしたパートナー契約を締結するのが前提ですが、ガレージやガレージハウスにある程度理解が無いと難しいところがあるんです。
更にはM&A。究極的にはこれを目指すべきだと思います。事業継承に頭を悩ます建設関係の経営者も多いと思われるので良いご縁があれば前向きに考えたいですね。

この様な事業を行ってると、儲かるんだったら何故自社物件を持たないのかと良く聞かれます。

過去にも幾度となく書いてますが、オーナー様との利益相反関係を避けるためという理由がひとつ。もうひとつは展開スピード。
莫大な資金力があれば話は別ですが、当社の様な零細企業が自社物件を持つと当然自社物件優先の営業スタイルになりますし、次から次へと造り続けるのは困難です。

ただ今、やっとのことで提案準備が整った案件がひとつございます。
そして正に事前調査、レイアウトデザイン段階の案件がもうひとつ。

これがうまく行ったとしても、建設をどうするかが大きな課題。

取り敢えず小難しい事は置いといて、本日はパース作成に時間を忘れて没頭してました。その後役所に出向いて概ね問題が無い事も確認出来たのでひと安心。

求む貸倉庫

ちょっと前までガレージが無いと騒いでましたが、今は倉庫が無い。本当に無い。

数ヶ月前から貸倉庫不足が慢性化している広島市内。
出てきたら業者間で壮絶な奪い合いですよ。

先日もタッチの差で負けちゃいました。こちらが先鞭を付けてたんですけど愚痴を言ってもしょうがないですね。

広島市内に30~50坪の倉庫を所有されている、或いは新たに造ろうとされてるオーナー様、空きをお待ちのお客様が沢山いらっしゃいますので是非情報提供頂きたくお願い申し上げます。

運用面の見直し

この度の西日本豪雨により命を落とされたりご自宅が被災されたりと今でも刻々と深刻な状況が伝えられておりますが、当時私が心配してたのは賃貸ガレージの状況でした。

お住まいになってるガレージハウスならいざ知らず、ご自宅から離れた場所に在るガレージの状況はリアルタイムで確認する術が無く、大切なものを保管しているお客様にとっては気が気じゃなかったのではないかとお察しします。
そこで皆さんご心配されているのではと思い、雨の上がった翌朝に現地に出向きました。

幸いにも何れのガレージタウンもバイクガレージも被害は無かったのですが、運用面で改善の余地が大ありだと感じました。

先ずは現地の状況が実際に見に行かないと判らない点。

そしてお客様への一斉通知の手段が無い点。

今回は取り急ぎ各所を巡回してFaceBookで状況を伝えたものの、FBそのものに登録されていないお客様への通知方法が限られるのです。
緊急時には勿論電話連絡致しますが、先方も取り込んでいる最中かも知れませんし、ただでさえ電話が繋がり難い中で単に大丈夫でしたという電話を数十件掛けるのは各方面に迷惑ではないかと思います。
今どきは子供バスケの連絡をママ友LINEグループで回すのが普通だったりしますが、ビジネス目的ではどうかなと。私自身LINEやってませんし。

理想は現地にモバイルルーターを設置して遠隔監視システムを構築し、自社サイトに作成した安否確認ページをご覧頂くのがスマートですね。緊急時にはemail又はショートメッセージで一斉通知する。
今後の検討課題です。

広島は4年前にも豪雨の影響で多大な被害が出ました。幸いにも我が家は今回同様影響が無く、動ける日は被災地に出向いて泥出しのお手伝いを行いました。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々が一刻も早く日常を取り戻せる様出来る範囲でお手伝いしたいと思います。

横引きシャッター

久しぶりに3D CADソフトと格闘すること1日半。
まずまずの出来栄えです(画像はスケッチ版)。

事前の懸念事項はクリアしましたが、今後の課題も盛り沢山。ひとつひとつ越えて参ります。

今回は同一敷地内に住居とガレージが混在することになるため、シャッター開閉音を低減するために電動若しくは横引きシャッターを検討してます。

個人的には横引きシャッターが面白いのではないかなと思っておりまして、全開にせずとも1m程スライドさせれば人の出入りが出来るのがメリット。
シャッターボックスが不要なので天井高も目一杯取れます。

但し既製ガレージ(イナバ、ヨド、タクボ等)には採用されていないため、ガレージは鉄骨若しくは木造で造る事になります。

それならばもっと面白い仕掛けも出来る訳で、ガレージの上にロフトを設けて収納力アップや休憩スペースとして活用する事も可能。

ガレージハウスの間取も会心の出来なので是非実現したいですね。