賃貸ガレージハウス視察

日曜日は名古屋にて出品されている車の現車確認のついでに、先日完成した賃貸ガレージハウスの視察に行って参りました。

ヒルサイドテラスという高級賃貸ガレージハウスです。

車好きのオーナー自ら設計(プロの方です)し、大手住宅メーカーに建築を依頼しただけあり、車好きの心をくすぐる配慮も然ることながら、住宅としての完成度も相当高いレベルに仕上がってます。

先ずは驚きのオーバースライダーにビルトインされたドア。

通常はこのドアから出入りができます。

車を出し入れするときはリモコンでオーバースライダーを開くわけですが、ドアがスライダーと一体となって折れ曲がる仕様になっているため、魔法のようにスムースに収納されるんですよ。

これは本当に新鮮でした。しかもほぼ無音。

我が家のオーバースライダーなんてガラガラガラ~  ズーンてな具合で派手な開閉音がするのですが、これならこっそり車を出し入れすることができますね(理由は聞かない)。

尤も、爆音マフラー入れてたら元も子もありませんが。。。

ガレージ内はこんな感じです。

床はスタンプコンクリートに防油・防水塗装で洗車やメンテナンスもバッチリ出来ます。

奥はホビールームとなっており、ガラス越しに愛車を眺めながらカーマガジンを読んだり工作したりグラスを傾けたり。

或いは友人を招いて車談義も良いですね。

もうここで寝泊まりできますよ。2階は要らないんじゃない?

ガレージ内の設備は、ミニキッチンにトイレ、換気ダクト(2つ)、スポット照明、そして水栓まであり至れり尽くせり。唯一の難点は、ガレージツールの収納棚が無いこと。メタルラックやキャビネットを横に置くには少々横幅が不足気味ですが、縦方向には結構な余裕があるので何とでもなりそうですね。

では居住スペースのある2階ははっきり言ってどうでもいいどうなってるのでしょう。興味津々です。

螺旋階段でアクセスします。ここにも遊び心があって良いですね。

こちらはLDK。

反対側は個室。その間にある猫足バスタブガラス張りバスが特徴的。

ですが、う~ん。良くも悪くも大手住宅メーカー仕様。

安心感はありますが、ガレージハウスと言えば住居付きガレージ、つまり住居はおまけみたいなものなのでもっとシンプルなものでも良かったのかも。

しかし、外観及びガレージはカッコイイし機能的です。前面のスペースには車が2台停められるので足車としてセカンドカーを所有することも可。友人が遊びに来ても可。

理想的な賃貸ガレージライフが思い浮かびます。

広島でも早く実現したい!

とまあ大変勉強になる視察ツアーでしたが、当物件をご案内頂いた同志である石川商事さんとの情報交換が何と言っても最大の収穫でした。

午後から車の買い付けがあったので、あまり長居できず早々に失礼しましたが、定期的な情報交換を行いお互い切磋琢磨出来れば良いですね。

つづく

スキーム造り

本日は賃貸ガレージハウス建築にご協力頂ける工務店さんとのミーティング。

当社で調査した限り、広島県内に於いて賃貸ガレージハウスの施工実績を持つ建設会社/工務店はゼロ。

近隣では、恐らくはお隣の岡山県にある、おかざき建設様くらいではないでしょうか。

そこで、設計・施工管理はおかざき建設様にお願いし、実際の現場施工は地場の工務店様というフォーメーションを考え、ご賛同頂ける広島市内の工務店様を口説いて回ってます。

今回はとても良い感触を得られたので、頭の中ではおぼろげながらスキームが整って参りました。

さて、次のステップとして土地オーナー様向けのセミナーを数回に分けて開催致します。

賃貸ガレージハウスとは一体何者か判らずキワモノ扱いされることもあるので、きちんと説明してご理解を得る為の素地を整える作業ですね。

4月開催を目標に調整に入ります。

ガレージハウス

いよいよ賃貸ガレージハウスの事業に本格的に取り組みます。

現在、土地オーナー様向けに、「投資、相続対策としての賃貸ガレージハウス経営」(仮)と題するセミナーを企画してます。

ここ数ヶ月の活動を通じ、特に土地オーナー様のガレージハウスに関する認知度は極めて低いということを実感しております。これを払拭すべく知名度をを上げるための布教活動が重要ですね。

一方で、賃貸ガレージハウスの登場を待ち望んでいるユーザー様も沢山いらっしゃいますが、まだまだそんなモノがあることすら知らない方が大半ではないでしょうか。

そこでユーザー様向けにも「ライフスタイルとしての“賃貸”ガレージライフ」(仮)セミナーも企画します。
問題はどちらのセミナーを先に開催すべきかということ。

供給サイドの手応えをある程度得た上で各種メディアを利用してローンチし一気に知名度を上げるか、或いは、潜在ニーズの多さをを確信した上でオーナー様を説得すべきか。

このあたりの戦略はマーケティングの専門家に任せた方がよさそうですね。

そんなことを考えるだけでワクワクしてきました。

嬉しい出来事その2

最近、ガレージハウスは一体いつになったらできるんや とのお問い合わせを頂くことが多くなりました。

お客様からも同業者からも。

ガレージハウスじゃなくてもガレージだけでもいいからというリクエストもございます。

これは早くどげんかせんといかん。

皆様の多くのリクエストがモチベーションになります。

Toward the future

以前にも紹介したEVデロリアン。

新たな保管場所が決定し、本日は充電のための電気工事の打ち合わせに立会いました。

この場所を拠点として次なる一歩を踏み出す準備を進めてます。

電気工事の目処が立てば、EV普及に向けた啓蒙活動と、交通版スマートグリッド実現の一手段としてのミニマムカーによるカーシェアリング研究活動の推進を目的とし、今は個々が個人に近い形で行っている活動の組織化に着手したいですね。

私も個人として、企業としてこの活動に参加させて頂くことにしました。

社会貢献のひとつの形態として、車社会の将来をを考える場として、或いは技術開発の場として、CSRの一環として当活動に関心を持って頂き、参加頂ける方がいらっしゃれば、個人・法人を問わず是非共お力添えを頂ければ幸いです。