岩国ガレージハウス~室内編

モニター付きインターホンが設置された玄関のドアを開けるといきなり2Fに続く階段が現れます。

玄関ホールの右側がガレージへの引き戸。

回り階段を上がったところ。

アルミパイプが配されて階段スペースと部屋がゆるく仕切られてますね。

こちらは収納スペース。

一見トリッキーな空間の様にも思えますが、階段上の空間を上手く活用している事が判りますね。

階段側から見たキッチンスペース。

1Rなので広々という訳ではありませんが、一人所帯なら十分でしょ。大荷物はガレージに置けば済む事ですし。

部屋の照明は4つのダウンライト。天井と1面の壁には黒に近い濃いグレイのデザインクロスがあしらわれていて、ハードな感じ。

因みに、ダウンライトにはLED照明を採用してました。

これは収納式室内物干し竿。

ブラインドの要領で紐を引けば下りてきます。

こちらはサニタリーコーナー。

オトコのひとり暮らしには勿体無いくらいの快適性。

もう少し無骨な感じでも良かったんじゃ無いかとも思いましたが、必ずしも男性が住むとは限らないのでこれはこれで良いのでしょう。

これは別のガレージハウスのオーナーから聞いた話ですが、いくらセキュリティの高さを謳ったマンションであっても駐車場からエントランスまでの道のりは無防備なので、ガレージハウスの様にガレージに入ればもうそこは安全な空間と云う点を評価した女性からのお問い合わせが有ったとか。

なかなか興味深い話ですよね。

岩国ガレージハウス~ガレージ編

つい先日完成したばかりの岩国ガレージハウス(仮称)の撮影に行って参りました。

本当はオープンハウスを開催したかったのですが、完成即ご入居という状況でしたので今回は涙を飲んで断念。

代わりに私がしっかりと観て参りましたので出来る限り詳細に案内申し上げます。

先ずは外観。

シルバーとガンメタのモノトーン調サイディング仕上げの外観と、ガレージハウスのアイデンティティたるシャッターは、見る人が見ればひと目でガレージハウスと判るもの。

シャッターは電動リモコンで開閉できるタイプ。オーバースライダーでは無いものの、電動故に開閉音は非常に小さいため、早朝深夜でもご近所に過度に気遣うこと無く出し入れできます(爆音マフラー仕様車は除く)。

1Fは余裕で2台の車を駐車できるスペースを確保。

フロアは骨材入りペイント仕上げで道路からの段差は殆ど無し。

この段差のないフラットな仕上げは極めて重要でして、ローダウン(大抵の車好きはシャコタン好き)した車でも何のストレスも無く入出庫が可能。

フロアペイントは旧車のお約束であるオイルの滴りに対応(モルタルのままだとオイルの滲みが取れなくなります)し、埃も最小限に留めてくれます(モルタルはどうしても表面から粉が出てしまいますね)。

且つ、雨の日にフロアが濡れててもツルンと滑らない加工を施すことで人やバイクの安全面にも配慮。

ガレージの奥には間口、深さが十分な給湯シンクを取り付けてます。

冬場は当然の事ながら、暖かい時期でも油汚れにはお湯がイチバン。台所に立つ主夫なら当たり前ですよね。

欲を言えば洗い終わったパーツ等を置くサイドテーブルがあれば尚良し。ご入居様側で工夫して下さいませ。

そして換気も重要ということで上部には換気扇。

2Fへの階段下のデッドスペースを利用した収納スペースも開閉スペースを省略するために敢えて扉を付けてません。何かと使えそうでしょ。

各コーナーには2口コンセントが各1個配されており壁の上部にはエアコン用のコンセントまであります。

願わくばマフラー直後に取り付ける強制排気ダクトや、エアーツールや電動工具を使えるように天井吊り下げタイプのホース(コード)リール、掘り込みピットなんかあれば最高なんでしょうが、それでは自分が住んじゃいそうなのでガマン汁。

建物の入口はシャッター脇に有り、シャッターを開けずとも玄関から出入り可能。

とまあ、もっともっと紹介したいところは沢山有りますが、長文大作となるため今日はこの辺で。

明日は2F居住スペースを紹介致します。

岩国ガレージハウスの建築状況 その3

本日の午後はアポイントも入っておらず、特に急ぎの予定も無かったので防府天満宮に長男と長女の合格祈願に行って参りました。

思い返せば6年前の長男の高校受験時に参拝して以来。時の経つのは早いものですね。

願うはベストなコンディションで受験に臨むことが出来ること。

勿論、合格祈願なので無事に受かる事を願うのは当然ですが、ノロやインフルエンザに罹ったりして自分の力を出し切れないのが一番可哀想なので。

帰路、岩国の賃貸ガレージハウスの建築状況を確認して参りました。

既に足場は取り外されてすっかりと露わになったそれは、冬の低い西日を浴びて鈍色の光を放ってました。

Coolでイイ感じじゃないですかこれ。

ガレージハウスの外壁にはガルバリウム鋼板がよく使われます。

その質感及び形状に拠る倉庫的な無機質感、メカニカル感が車及びバイクにマッチすると共に、耐久性にも優れた素材です。

但し、安易にサイディング代わりに使用するとのっぺりとした印象となり本当の倉庫に見間違えられる危険性があるため、外観を立体的に仕上げた上に貼るなどして建物全体の表情を如何に上手く作るかがポイント。

当ガレージハウスはそうした工夫をした上、カラーガルバリウムを効果的に使い分けて渋い仕上がりになってると思います。

シャッター内はこんな感じ。まだまだ殺風景な状況ですが、フロアをペイントして内装を施し照明を付けると雰囲気がガラッと変わりますよ。

右側に2階住居への出入口(玄関は別)が有り、階段下は収納スペースとなっています。その奥には給湯機能付きシンクが設置される予定。

完成はもうすぐ。まだかまだかと待ちわびているご入居予定者様同様、私自身もワクワクしています。

岩国ガレージハウス建築状況 その2

西方面に用事があったので、少し足を延ばして岩国ガレージハウスの建築現場に行って参りました。

現在屋内工事の真っ最中。

電気コードを通したりダクトを付けたりと職人さんがお一人で頑張ってました。

しかしなんですな、外から窺う限り一般住宅と何ら変わり有りませんね。

折角ガレージハウスが建ってるのにパッとしないというか、地味。

ネットで覆ってるので見え難いってのもありますが。。。

但し、これを見れば一目瞭然。

その他にも識別ポイントは有りますよ。

外壁はガンメタっぽい濃いグレーのガルバリウム鋼板張り。

そしてこの開口部の大きさ。それと判る人には判る筈。

足場を外してシャッターが付けばかなり目立つと思います。

あと少しです。

賃貸ガレージハウスのキモ

岩国市の中心部から直線距離にして約6km。

最寄駅は山陽新幹線新岩国駅で、しかも徒歩11分。

一般的な賃貸物件を建てるには決して有利な土地ではありません。

しかし、ガレージハウスならば・・・

国道2号線まで350m。山陽自動車道岩国ICまで1km弱。

車・バイク利用者にとっては、ごちゃごちゃした街中よりも主要道路へのアクセスが良好である郊外地の方が好都合。

従来の「良いロケーション」の概念が当てはまらないのです。

次に敷地の使い方を見て行きましょう。

土地オーナー様も建築会社も当社も初めての賃貸ガレージハウスプロジェクトは、試行錯誤を経て無事棟上げが完了し、いよいよこれから「らしく」なって参ります。

これがガレージハウスたる所以の1Fフロア部。

車2台分の広々とした空間が確保されています。

敷地と土間との段差が大きい様に感じられますが、道路境界までなだらかに整地してほぼフラットな状態にもっていきます。

その部分(建物前面)にも1台分の駐車スペースが有り、普段のアシを停めておく事が出来ます。

ここが次なる肝。

シャッターガレージの開け閉めは例え電動リモコンシャッターであっても操作や開閉待ち時間や作動音等で毎日これを何回もやるとなると結構面倒でして、意外に思えるかも知れませんが心理的な抵抗感があるのです。

ちょこまか動かすアシ車は屋外に置いておいた方が楽。

なので敷地内にもう一台停められるというのは重要なポイントなんですね。

それと、もうひとつの拘りは建築方法。

建築コスト、償却年数の関係で建築会社には木造軸組みの在来工法で設計して頂いたのですが、大開口部を有するガレージハウスは強度の確保が極めて重要。

柱や梁を効率的に配する為に水周り設備の配置や階段位置等をしっかりと検討し、耐震性を高めています。

これら以外にも考慮すべきポイントは沢山ありますが、また追々紹介致します。