ガレージハウスに求められる要素

間取りを考えるのは結構面倒であったりしますが、様々な制約(コスト、広さ、法令・条例等々)がある中で如何にベストなものに仕上げていくかという過程が面白いですね。

これは当社が考えたプラン。

自分が住むならこうしたいなという要素を取り入れてみました。

床にポリカのパネルを張って愛車を眺められるようにしてみたのはやり過ぎかも・・・

本当は、ガレージ部はピットや排気システム、コンプレッサー埋め込みスペースに天井吊り下げリールがあれば作業も捗るでしょうし、居住部にもロフトやパントリー等の収納スペースが欲しいものですが、コスト面で厳しいですね。

しかし、そこは車いじりが好きな方向けのガレージハウス故、あまり造り込まずに入居者の創意工夫により使い易いスペースにして頂けるよう極力シンプルにした方が良いのかも知れません。

居住スペースも必要最小限の設備があれば良いでしょう。

何せ主役はガレージ。

「インナーガレージ」や「ビルトインガレージ」という呼称はあくまでも主役は居住スペースで、たまたまガレージを家の中に組み込みました的な色彩が濃いものですが、「ガレージハウス」は片付けるのが面倒なので、或いはずっと眺めて居たいから車と一緒にガレージに住んじゃおうという発想。

ならば理想は間口の広い倉庫のイメージで、できるだけシンプルに、できるだけ広く。

そんな事を考えながら創ってみました。

これを元にオーナー様とブラッシュアップして早急に確定させたいところです。

ガレージハウスの間取り

現在、オーナー様と二人三脚で手掛けている賃貸ガレージハウス。

先日やっとこさプランが出来上がりました。

ガレージは6m×6mの広さを確保。組み合わせによっては車2台+バイクも入りますね。

前面道路へのアプローチは限りなくフラットにして段差を無くし、フロアはペイント仕上げでオイルが垂れても安心。

シャッターは電動リモコン式で雨の日も楽々。

と、まあHobbyHouse桜尾で拘った部分は標準装備で、その上、お湯の出るシンクの設置やガレージハウス前面の駐車スペースの確保などなど、ここは外せないという点をオーナー様にお願いしてこれらも実現できそう。

ただですね、居住空間の間取りがちょっと残念な感じでして、ここをもっとシンプルに開放感と遊びゴコロ溢れる空間にしたいんですよね。

フロアの一部にポリカパネルを張って愛車を眺められるようにしたり、スキップフロアを一部に採用して立体的な拡がりを演出したり。

但しご予算の制約もあるのであまり遊んでもいられないので、間取りソフトを駆使していくつもプランを造ってます。

楽しい!!!