eFaxその後

20140812-153506.jpgFAX機を廃止し、eFaxを導入して半年が経ちました。
概ね便利に使わせてもらってますが、改善して欲しい点も幾つか有ります。

先ずは、送信時の手間。
紙に書かれたものを送るには、一旦スキャンしてPDFデータとして取り込み、メール添付若しくはeFaxサイトの送信フォームで送らなければなりません。

紙を送る場合は、FAX機ならセットしてFAX番号を押してスタートと言う3ステップが、セット→スキャン→PC取り込み→サイトを開く→ログイン→フォームに送信先の番号を入力→PDF添付→送信と、8ステップに増えます。

一方でPDFやWORDファイルを送る場合は、FAX機ならプリントアウトしてセットしてFAX番号を押して送信。eFaxならメーラーを開く→宛先にFAX番号入力→ファイルを添付→送信と、同じ4ステップ。

手書きの紙等を多数の相手先に大量に送るという作業には不向きかと。

次に送信時の画像品質。
画質が荒く、テキストデータならまだ読めるのですが、写真とかは殆ど判別不可能。試用期間中に何度か自社宛に送って最適な設定を見付けたつもりでしたが、実際に相手に届いたものを見ると使えないレベル。

なので、テキストデータ以外のものを送る際は極力emailを使うようにしてるのですが、不動産業界は未だFAXが主流。emailが不得意なのでFAXで送ってちょ という同業者が多いので苦労してます。

最後に、偶に通信エラーになる点。
ファイルサイズが大きかったり(最大1MBまで)、複数ファイルを送ろうとすると機嫌が悪くなります。
再送信すれば大抵は大丈夫ですが、急いでる時には結構イライラするものです。

そんなネガも有りますが、それを補って余りあるメリットをeFaxに見出したので全く後悔はしてないですね。

PCでもスマホでもemailでFAXをリアルタイムで受信出来る。これが全て。

ペーパーレス化、FAXデータの保存、ランニングコスト低減等副次的なメリットも幾つか有りますが、いつでもどこでも受信FAXを確認できるのは本当に有難いですね。

ただ、本質的にはFAXというテクノロジーを置き換えるものではなく、一部デジタル化されただけのもの。FAXが無くなる日はまだ遠い先のことなのかな。

 

ガレージの電源

Exif_JPEG_PICTUREHobbyHouse桜尾のC(車用ガレージ)は2口コンセントが標準装備。ちょっと見え難いと思いますが、左の壁の奥の隅っこに付いてるのがそれです。

電源付き賃貸ガレージ自体が希少だとは思いますが、ガレージ前面部分にもう一箇所付いてたら更に便利ですよね。

電動工具を使いたい箇所はエンジン周りが8割方だと思うので(ミッドシップ、リアエンジンは考慮せず)。

奥にちょっとしたテーブルかラックを置いてラジカセ(死語)やスマホの充電機なんかを設置し、電動工具は専ら手前のコンセントを使用するなんてシーンが多いかと。

ただ、2箇所付けるとなると施工コストもそれなりにかかり、それは賃料に跳ね返って参ります。

Exif_JPEG_PICTURE一方で、当ガレージのシャッターはオーバースライダーを採用しているため、全開時に天井の前方部分がシャッターで覆われてしまい天井照明が付けられないという課題がございました。

そこで、ガレージの壁側前方にライティングレールを取り付け明りを確保する手法を採ってます。

これの良い所は、好きな照明を取り付けたり増設できる点はもとより、コンセントパーツ(ホームセンター等で売ってます)を付ければ電源を取り出す事も可能な点。

Exif_JPEG_PICTURE例えば、エンジンルームの点検の際にはホームセンター等で1,980円くらいで売ってる現場工事用のクリップ付の照明をボンネットのヒンジ部にぶら下げ、このコンセントに差し込めばOK。

可動式フック(これも売ってます)を取り付けると電源コードもすっきり。

コンセントパーツを増やすと使えるツールも増えますね。

但し、電気容量には限りがありますので常識の範囲内でお願いします。

 

 

HobbyHouse桜尾 完成間近

Exif_JPEG_PICTUREHobbyHouse桜尾の第3期工事は内装及び電気工事が完了し大詰めを迎えておりますが、このところ雨続きで最後の仕上げが延び延びとなっております。

本日はたまたま好天に恵まれたのですが、残念ながらペイントにはちょっぴり早いということと、またまた台風が接近しているので見送りに。

11日、12日でフロアの仕上げを予定しておりますが、天候次第となりますので今しばらくお待ち下さい。

住宅・土地統計調査から見えてくるもの

7月29日、総務省より平成25年住宅・土地統計調査結果が発表されました。

どのメディアでも取り上げられてますが、やはり目立つトピックスは空き家数及び空き家率が過去最高を記録した点。
空き家総数は820万戸で、空き家率は13.5%となりました。

空き家の内訳ですが、賃貸用住宅が過半数を占めており、それ以外は売却用の住宅が3.8%、二次的住宅(別荘等)が5%、その他の住宅(転勤・入院等で居住世帯が長期間不在にしている住宅や取り壊し予定の住宅等)が38.8%となっており、何と429万戸もの賃貸用住宅が空いているということです。

3大都市圏の空き家率は12.3%。関東11.4%、中京12.6%に対し、関西13.9%と全国平均を上回る西高東低型。

関西より更に西の当広島県も空き家率が高く、平成21年12月に広島県より発行された平成20年広島県住宅・土地統計調査結果によると、平成20年時点で全国平均13.1%に対し14.6%と1.5ポイントも高い数値を示してます。
この傾向が続いているとすると平成25年は15%前後かと。

更にこの数値は持ち家を含む全住居に占める空き家の割合であるため、データを補正して純粋に賃貸用住宅の空室率を抜粋してみると、その数値は何と広島県全体では21.5%、広島市で20.4% !

ほんまかいな?とも思える数字ですが、5部屋に1部屋が空室となっているのが現実です。

一方で、持ち家世帯率は全国平均で61.6%と前回調査より0.7ポイント上昇。

少子高齢化、超低金利、供給過多により賃貸住宅経営には明らかに逆風が吹いています。更には消費者契約法施行により家主側はじわじわと疲弊しています。

この様に、アパート・マンション経営はリスクばかりが高くなりリターンが少ない事業になりつつある今、如何にして資産を活用、いや、守るべきでしょうか?

 

その答えのひとつが賃貸ガレージ・賃貸ガレージハウスの経営です。
最新の統計データを基に賃貸ガレージハウスのビジネスとしての可能性をレポートに纏めました。
アパート経営で悩まれているオーナー様に是非ご一読頂きたいレポートです。ご関心がございましたら弊社までご一報下さい。

 

ガレージの内装

Exif_JPEG_PICTUREHobbyHouse桜尾の内装はこんな感じの仕上がりになります(一部のガレージ)。

個人的にはウッディーな感じが好きなので、オフィス(元ガレージ)にはOSB合板を貼ってます。

5OSBは廉価な素材なので気軽に釘やタップを打てるので好きな所にフックや棚を取り付けることができます。しかも、取り除いた跡も目立たないので好きなんですね。

ただ、建築基準法ではガレージの内装は不燃材で覆わなければならないため木はご法度。本来はね。

 

さてさて、この様に不定期に工事状況の進捗を確認している訳ですが、このガレージ、やはりかなり天井が高いです。

そりゃ前から申し上げている通り従来のガレージよりも天井高が30cm高い仕様のものを選んだのだから当たり前なのですが、実際にメジャーで測ってみたところ何と床から天井の一番低い所まで2,600mmもあるのです。

カタログスペック上は2,365mmなのですが、それはガレージ単体での天井高。施工する際は基礎を造るので、その基礎高分だけ嵩上げされるのです。

これだけ高いと開放感が違いますね。完成が楽しみです。

Exif_JPEG_PICTUREまた、第1期,第2期のガレージには無い仕様として、結露減少タイプの天井を採用しました。

これは屋根部材の室内側に発泡ポリエチレンを貼り付けたもので、冬季の屋根の結露を軽減する効果がございます。断熱とまでは参りませんが、夏の太陽の照り付けで屋根が熱々になるのも多少和らぐ可能性もあるのではないでしょうか。