GL

家を一軒建てるという事は筋書きのないドラマの如し。

まぁいろいろありますね。
ハイブリッド型ガレージハウスの建築状況ですが、先週更地になり地盤調査まで完了。
そろそろ結果が出る頃ですが周辺の様子からすると軟弱地盤と思われ、地盤改良工事が必要になるかも知れません。
そうなるとコストもそうですが工期も余分に掛ることになり出来れば避けたいところなのですが、住人の方に安心してお住まい頂くために必要なものなので手を抜く訳には参りません。
また、元々盛り土をして家を建ててた名残りでGL(グランド・ライン:地盤面の事です)が結構高くて、ガレージハウスを建てるには道路からの勾配がきつ過ぎるという課題も出て参りました。
それじゃ、土を削れば良いという単純な話でも無く、周囲の土地のレベルより一段下げてしまうとどうしても水が集まってくるので家の為にはよろしくありません。
ガレージの事を考えるとローダウン車両でもストレスなく出入りできるようにしたいしと工務店と協議を重ねた結果、家の基礎を深くして階段を数段設けると共に家の前面の土を削って極力フラットにして2台分の屋外駐車スペースを確保できる目処が立ちました(土地の奥の方に位置するガレージまでは幾分か距離があるので緩やかな勾配で済みます)。
ようやく建築主事に建築確認申請を提出できるところまでこぎ着けました。
建築許可が下りれば詳細をお知らせ出来ますので今しばらくお待ち下さいませ。

賃貸ガレージハウスの着工は間もなく

賃貸ガレージハウス(ハイブリッド型ガレージハウス)の建築予定地にて。

旧家屋の解体作業がほぼ完了。

この後、建築確認申請を提出し、地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良工事を施していよいよ着工の運びとなります。

オンスケジュールで進んでおり、このまま順調に進めば完成は7月末の見込み。

この地に戸建+シャッターガレージが一体となった建築物が2戸建つんです。

頭の中では、週末毎にそこに住まうご入居者同士で、或いは訪れた友人と、車やバイク談義をしているイメージがもうすっかり出来上がってます。

車・バイク・ツーリング・チューニング・メンテナンスといった共通言語で話すコミュニティが自然発生的に出来上がる。

廿日市の賃貸ガレージタウン「HobbyHouse桜尾」の住居版ですね。

そんな物件になればいいな。

デザイン

ハイブリッドガレージハウス(注文戸建と既成ガレージという元々個別の建物を組み合わせてひとつの機能性を持たせたガレージハウスを当社ではこう呼称してます)のプロジェクトがいよいよスタートします。

先日無事契約を締結し、想定家賃もほぼ確定。

また、サインプレートのデザインをデザイナーさんに依頼し、只今全体スケジュール案を作成中。

ひとつだけやり残した事がありますが、これは今後の情勢を見つつ後付けできるようにしました。

さて、目下の悩みは外観のデザイン。

建物の形状及び外壁の素材(ガルバリウム鋼板)は決まっているので、カラーリングとガルバの形状(凸凹の大きさや深さ等)により如何にカッコよく見せるかなんですけど、これがガレージとの兼ね合いもあって意外や難しいんですよ。

色んなガレージハウスのサイトを訪問して研究を重ねてますが、これはというものがなかなか有りません。

いや、そもそもデザインをパクろうと考えてる時点でダメな訳で、折角のハイブリッドガレージハウスというオリジナリティを持った物件なので、イメージ力MAXで考えます。

請うご期待!

ブループリント

本日の午後、協力建設会社に同行頂きオーナー様にサイドガレージハウス改めハイブリッド型ガレージハウス(既成ガレージ一体型賃貸戸建)の青写真を提示。

オーナー様としては、コストを抑える為に既存家屋の解体・住宅建築・ガレージ建築を個別に相見積もりを取り、各々最も安いところに分離発注する心積もりでしたが、窓口の一本化、工期短縮、コスト削減と共に上記コンセプトに共感頂き大まかな方向性が決まりました。

後は建築条件を確認し、細かい仕様を詰めて最終見積りと全体スケジュールを作成して建築確認申請を行えばいよいよプロジェクトがスタートします。

サイドガレージハウス

昨日は建設会社とミーティングを持ち、先の投稿で触れたガレージ付き戸建のプランを詰めてました。

各方面に当たった結果、どうやら実現できそうです。

当初は敷地内に戸建住宅とガレージを別々造るプランを想定してましたが、さほど広く無い敷地なので隣家との間隔が極めてタイトになり、窮屈な印象は否めません。

大小のキューブ状の箱が並んでいる姿は如何にも取って付けた感があり、デザイン的にもちぐはぐな感じ。

そこで戸建住宅の側面に既成品のシャッターガレージをくっつけて建物と一体化し、家から直接ガレージに出入りできる扉を付けた建物を検討し、技術面や建築基準法、条例等々を確認してクリアできる目途が立ったのです。

ガレージハウスでも無く、ビルトインガレージでも無いそれを、便宜上サイドガレージハウスと呼ぶ事にします。

最大のメリットはコスト面である事は先の記事の通り。

一般的な賃貸ガレージハウスでは(リーズナブルな賃料で実現するのが)なかなか難しい2LDK間取りプランを採用し、ペア~お子様おひとり迄のファミリー層をカバー。

デザイン的にも一体感が増し、敷地も広々と使えるようになりました。

更には、基礎をも一体化(ベタ基礎)する事で建物の土台がより強固になるという副次的効果もあります。

ガラス窓を嵌め込めばリビングから愛車を眺めることも出来ますが、そこは明日のオーナー様との協議次第。

ホイールジャンキーファミリー向けサイドガレージハウス。

如何ですか?