カービジネス

R0039324本日(日付変わって昨日)は午後から貸倉庫(工場)のご案内。

新しく車関係の事業を始められる方でしたので、話が弾み過ぎて小一時間話し込んでしまいました。

そうこうしている内に工場入口に見知らぬ車が停まり、男性二人が下りてきました。なんでも資材置き場を探してて、たまたま現地を見に来たらシャッターが開いてたので覗きに来たとの事。

その方も車関係の企業の方です。

そして夕方には別の車関連の企業から事務所の移転先を探して欲しいとのご依頼を頂きました。

その前も、更にその前の前も。。。現在進行形で倉庫若しくは工場物件探しのお手伝いしている方も4名いらっしゃいます。全て車関連のビジネスです。

ここ最近カービジネスに関わる方が活発に動いているという実感があります。マツダさんも元気ですしね。

 

実は、当社も立ち上げ時には中古車の販売をビジネスとして行ってました。ガレージライフを構成するコンテンツを全て扱いたいという想いから、器(ガレージ)だけでなく中身(車)もやらなきゃ片手落ちと考えての事です。本音は車が大好きだからなんですけどね。

しかし数年続けてみた結果、中古車販売は不動産業の片手間でやれる程生易しいものではないと気付き、昨年を境にすぱっと辞めました。変態車両ばかり扱ってたので動きが少なかったのも事実ですが。。。

 

自分自身は車を扱わなくなったものの、こうして車関連のビジネスを展開されるお客様をアシストする立場で関わり続けることが出来てとても幸せに感じてます。

ガレージもそうですが、ガレージの延長線上にある倉庫・工場も中身は何にも無いただの空間です。居住用物件と違い、そこにはアイランドキッチンも無いし最新のオートバスもシステム収納も有りません。ですが、物件を案内する時、契約後鍵を引き渡す時、何も無い空間を見つめるお客様はとても嬉しそうに見えます。

何故ならそこには夢が詰まってるから。やっぱり車っていいなぁ。

 

ところで、広島ではキマグレミーティングなる、ゆる~い車好きの集まりがあり、毎月第3日曜日の早朝(7:00~9:00)に宇品デポルトピア(時には結婚式場Wの敷地内で、時にはACTUS前)で開催してます。

Exif_JPEG_PICTURE国産旧車からスーパーカーまで、車好きなら誰でもご参加頂ける、間口が広くて敷居の低い集まりです。唯一の参加資格は大人の行動が出来る方。試乗会や爆音大会はNGです。

先月で13回を数え、毎回参加台数も100台超となるイベントに成長しました。ご家族連れでご参加頂く方も随分と増えて参りました。

車を愛する方々がここ広島にも沢山いるんです。

当社も事業を通じて陰ながら広島の車文化発展のお役に立てれば良いなと思ってます。

 

今月も19日に開催致しますので、ご関心のある方は是非足を運んでみて下さい(参加費500円:駐車代&コーヒー代として)。

 

プチコンバージョン

建築用語で言うところのコンバージョンとは、既存の建物の用途を変更して再生させるという意味があります。

最近では会社の寮をシェアハウスにコンバージョンしたり倉庫を飲食店にコンバージョンしたりする例がメジャーですが、弊社が絡むと大抵はガレージへのコンバージョンと相成ります。

R0035886現在打ち合わせ中の案件のひとつに、貸店舗併用住宅の店舗部分をガレージにコンバージョンする事案が進行中です。

店舗併用住宅(店舗付住宅)というと1Fが店舗で2Fに居室がある造りが一般的。これって1Fガレージで2F居室のガレージハウスに変更する事が極めて容易な造りなんですね。

これまでも店舗部にバイクを入れてガレージハウス的にご利用頂く形態を提案し、実際その様にお使い頂いているお客様も多数いらっしゃいますが、今回のケースは店舗部の壁を一部取り壊して車とバイクを複数台入れられるガレージにコンバージョンするという本格的なもの。

今回は物件のオーナー様に提案を行い改装費用をご負担頂く事で、ご入居者様にとって好条件でご契約頂けることになりました。

旧いテナントであったり、立地条件が不利な物件でも、この様にガレージハウスへコンバージョンすることで物件を再生させることが出来るのです。

 

Exif_JPEG_PICTUREそしてもう一つ。市内中心部に近いオフィスビルの1F倉庫+事務所をシェアタイプのバイクガレージにコンバージョンするという案件も進めております。

こちらは先日物件の下見を終え、駐輪台数と賃料と稼働率をシミュレーションし、初期投資額を算出して採算に乗るかどうか提案書を作成している段階なのでまだどう転ぶか判りません。

ただ、やはり既存の物件を仲介するよりも、新築にしろコンバージョンにしろ新しい企画を練る方が数段楽しいですね。

 

まだまだ絶対数が少ない賃貸ガレージハウス&賃貸ガレージ。空室待ちのご予約を沢山頂いているので何とかして供給量を増やすべくオーナー様向けに様々な提案を実施してますが、全然追い付きません。

物件オーナー様、更地に新築するばかりが全てではありません。コンバージョンという手段で既存建築物の再生を図ってみませんか?

ユニットハウス

物件撮影に出掛けた帰りに寄り道。

以前から考えているローコストガレージハウス。2~3連棟ガレージの内1棟を改装して住めるように仕立てることで、簡易なものではありますが安くガレージハウスを造ることができます。

しかしながら、床、壁、天井を造り断熱材を入れるとなるとそれなりの材料費と人件費がかかります。ならば予めそれらが用意されていて尚且つコストの安いユニットハウスを上手く活用すれば、もっと安く良いものが出来るのではないかとかねがね思ってた所、たまたまユニットハウスの展示場を見付けたのです。

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当展示場には様々なタイプのユニットハウスが展示されてますが、コスト的に見合うものはトラックの荷台に載せられることのできるサイズで奥行き(間口?)最大2.2mのもの(道路交通法上の制約です)。

ちょい細身の6帖と考えて頂ければさほど遠からず。

しかしそこにユニットバスやキッチンを配置するとやっぱり狭いですよね。
ガレージとの接続の問題や、見た目のバランスもちぐはぐになりそうだし。

取り敢えずカタログを頂こうと事務所に立ち寄り色々話を伺ってると、モジュールタイプの建物もあることが判りました。

それもこんなものまで。

裏 表

これこれ! 右側を居住スペースにしたら、まんまガレージハウスやん!

オプションで窓やドアを取り付ける事も出来ます。

面白そうじゃありませんか?

週末ガレージライフ

週末にガレージハウスで過ごしたい。

そんなに広なくても良いし、車で行くので交通の便なんて二の次。

或いは、マフラー音がうるさいんで閑静な住宅街よりも寧ろ人里離れた所の方が良い。

そんな条件でどこか安い土地があったら紹介してよ?

というご依頼を幾つか頂いており、お盆の間に纏めて視察に行ってきました。

 

実際見てみて、ここに小さなガレージハウスやガレージを建て機械弄り三昧の週末を過ごしたり、ツーリングベースキャンプとして友人を招待して前夜祭を開いたり、ゆっくりと愛車を眺めたり。

自宅にあるガレージとはまた異なる魅力があるなと確信しました。

 

ウィークエンドガレージハウス。お手軽なものなら500万円程度から実現できるオトナの隠れ家。

借りるのでは無く所有する選択肢もございます。飽きれば貸したら良いのです。

そんな土地ばかりを集めた専用ページを作りました。

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引き渡し

不動産仲介業者の仕事は、お客様に物件(の鍵)を引き渡しを終えると一区切りつきます。

オーナー様より管理委託を受けている物件に関しては、その後もお客様とのお付き合いは継続されますが、そうでない物件については解約通知を受けるまではお客様からご連絡を頂くケースは稀です。

従いまして、鍵を渡してお礼を申し上げ、その後数ヶ月から数年もの間お顔を拝見しないケースが殆ど。

ただ、モノがガレージだとそうでもないんですねこれが。

ガレージの場合、マンションや戸建てといった居住用物件と異なり、庫内に人が居ると大抵扉(シャッター)を開けっ放しにしているのが常。

土日に新規のお客様をご案内する際や、退去の立ち会いの際にご利用者とお顔を合わせる機会が多いのです。

そんな折には、何か不都合が無いかをそれとなく聞くようにしてます。

概ね好評で特に不満は無いと仰いますが、こうであったら良いのにとか、もっとこうしたら良いといったご意見を頂くとめっけもの。次期物件にご要望を反映するチャンスです。

先日も貴重なご意見を伺うことが出来、早速土地オーナー様に提案申し上げた次第。

 

また、物件の引き渡しの際のお客様の反応は居住用物件とガレージとでは様相が全く異なるのが面白い所。

居住用物件の場合は、これからの新生活の基盤となる場所なので嬉しいというよりも気の引き締まる思いを強く持つ方が多い様な気がします。

対してガレージの場合は、これからの遊びの拠点となる所故か、満面の笑顔を見られるんですよね。

これは仲介者の立場として本当に嬉しい瞬間です。

 

このふた通りの反応の中間がガレージハウスといったところでしょうか。