本日は店舗付住宅をカスタマイズしたお客様の部屋(正確にはガレージ)にお邪魔してました。

若い頃は本気で職業としてのレーサーを目指していたという方で、現職は某自動車関連メーカーでプロのテストドライバーを育てる教官として活躍中との事。
分解整備もお手の物で、軽整備から重整備まで何でもこなせる程の腕前とか。
現在は主にバイクでツーリングに出掛けたり、ミニサーキットの草レースに出走したりしてますが、必ずご自身の手で整備するのが決まり事。そりゃもうほぼ本職ですから。

しかしながらマンション住まいでは何かと制約がありますよね。
先ず整備する場所の確保が最重要事項。車を停めている駐車場でするしかないため、車を駐車枠ぎりぎりまで寄せてスペースを空け、車に積みっぱにしてる工具を出し、マンションの駐輪場の奥から重たいバイクを引っ張り出してようやく準備が整います。
いざ作業を開始しても、ゴソゴソしてるとご近所の奥さん連中に好奇の目で見られるし、子供がちょろちょろしてて危ないよと優しく声を掛けてもおっちゃんに叱られたと告げ口されるし、疲れて止めようと思うと全部片付けないといけないし…

いや全くその通りです。よく判ります。私もそうでしたから。
おまけに炎天下じゃ干からびてしまうし、厳寒時には指が動かんし、雨が降ると何もできないし、暗くなると作業途中でも中途半端な状態で一旦仮組みして駐車場に戻さないといけないし…

そんなストレスから解放されるガレージ付の家をずっと探されてたそうです。願わくばガレージハウス。それが無い場合は店舗付住宅を。

そこで当社にお問い合わせを頂き、店舗付住宅の店舗部のガレージ化プロジェクトが始まった次第。

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当物件は元々シャッター付きの店舗だったのですが、前入居者が店舗部に壁とドアを付けてシャッターは使っていなかった物件です。つまり壁を取り払いさえすればガレージハウスにするのも簡単だった事もあり、家主様への提案もすんなりと受け入れて頂け、カスタマイズが可能となりました。

壁を一部切り取りシャッターを下ろしても隙間が無い様に上手く加工し、玄関扉を移設。それに伴い換気扇、シンク、エアコンも移設しました。

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この辺の下りは以前にもちょくちょく紹介してましたが、引越がようやく落ち着いてガレージもある程度整理出来たので一度遊びにおいでと社交辞令でお声掛け頂いたのでしょうが、それを真に受けてのこのこと行って参りました。

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ガレージにはお気に入りの小物がずらり。それにしても飾り付けひとつでこの殺風景な部屋がこんなに変わるものなんですね。

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Exif_JPEG_PICTUREアメリカンガレージスタイルを意識してるとか。

目下の悩みは、ディスプレイする物が増えてバイク弄りの場所がどんどん狭くなってる事。

ですが、お気に入りの物に囲まれ、エアコンの効くガレージで天候を、人目を気にすることなくガレージング三昧できる様になりご満足頂けているご様子でした。

更なる進化を期待してます!

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