店舗付住宅「改」

店舗付住宅とは、1Fが店舗(+キッチン、トイレ)、2Fに居住スペースのある住宅。店舗部分は土間仕上げであることが多く、外とサッシを隔てて面イチになっています。


ということはですね、サッシを取っ払って電動シャッターを付けるとガレージハウスに簡単に変身させることが可能なんですね。

店舗の広さにも拠りますが、大抵は車はちょっと厳しいかなというサイズ。であるならばバイクガレージハウスに仕立てるのが自然な流れでしょう。

店舗付住宅はその間取りの特殊性故に一般の住宅に比べ割安な場合が多いく、浮いた予算をリノベーション費用に回すことが出来る点が最大のメリット。

このような事業を想定して少し前から売り店舗付住宅をWebsiteに掲載しておりますが、根強いアクセスがあり皆さん関心を持たれてるのかなという気がしております。

そんな折、お客様に教えて頂いた雑誌の9月号を手にしたところ、連載コーナー「ガレージ探訪」に店舗付住宅を購入されてバイクガレージハウスにリノベーションしたオーナー様の記事が掲載されてました。


実際に実行されている方がいらっしゃって心強く思った次第。


問題は、誰がリノベーションを施すかの?  ですが、当社の提携先にお任せあれ。


日本を代表するバイクレーサー出身の異色の社長が代表を務める建築設計事務所や、或いはハーレーを所有して今まさに店舗付住宅「改」バイクガレージハウス化を進めている方が代表を務める設計事務所にてプランニングから施工まで実施させて頂きます。




購入するのはちょっと腰が引けるという方は、賃貸でも幾つか紹介出来る物件がございますので、一度試しに住んでみるのも一考。


今年はこれまで3件の賃貸店舗付住宅を仲介させて頂きましたが、皆様複数台(3台以上)の車なりバイクなりを店舗部分に収納してガレージライフを楽しまれており、店舗として利用されている方は皆無(弊社が仲介しているのでそりゃそうなんでしょうが)。


その内、1件はオーナー様がもう店舗として使うことを想定していないため、自由に改装しても良いという有難い条件を頂き、賃貸なのに壁をぶちぬいたりフロアを張ったりと好き放題できるオモシロ物件でした。


バイクオーナー様、そんな店舗付住宅「改」 如何でしょうか?

空中菜園

屋上活用マンションというものがあるらしいですね。

あまり有効言活用されていない屋上を緑化し、ついでに菜園として入居者に貸し出すことで、ヒートアイランド対策と入居者の満足度向上&空室対策の一石二~三鳥を狙ったもの。

ふむふむ。なるほどね。

新築マンションの場合はその敷地面積に対して一定の割合で緑化地帯を設ける法規制があります。

敷地を最大限活用しつつこの法規制をクリアするのにも有効だとのこと。

さて、都心の菜園ってどうなのかなと心配する向きもありますが、個人的にはこれは結構イケてるアイデアだと思うのです。

私は北広島町の山林オーナー制度に参加してまして、1ヘクタールの山林を町から10年単位で借り受けて会員の皆様と共にキノコ栽培や炭焼きその他の季節のイベントを楽しんでますが、その中の有志が個人から畑の一角を借りて農作業を楽しんでます。

しかし広島市内から車で1.5時間程の距離故にそうそう頻繁に面倒を見に行く訳にも行かず、勢い手間暇を掛けずに育つ作物に偏りがちになることに加え、獣害から作物を守るためにフェンスやネットを張り巡らす必要があり、趣味でちょいと野菜を作るには時間面でもコスト面でも結構厳しいものがあるそうです。

フェンスなんて当初はイノシシ対策だけだったのが、鳥やサル(最もたちが悪い)対策で試行錯誤を重ねて今や檻の中で作物を育てているような状態。

こちらは廿日市のとある貸菜園ですが、動物園ならぬまるで人間園ですね。

そんな苦労をしなくても、自宅マンション屋上なら毎日でも世話が出来るし、サルやイノシシの心配も無用。

マンションオーナーさん、長期修繕計画で屋上の防水をやり直すついでに取り組んでみては如何でしょうか?

シェアからプライベートへ

現在、複数のお客様から賃貸倉庫探しのご依頼を頂いております。

ひとつは6m*6m程度の広さで、車ごと収容することが出来、シャッターが付いてて事務所としても利用できること。賃料は7万円以下。

二つ目はバイク修理が出来る倉庫で電気・ガス・水道完備で5万円程度。

三つ目はロングボディのトラックが丸ごと入るガレージ。

四つ目。150坪程度の広さで天井高6m以上の倉庫。敷地内に20台程度駐車できること。

五つ目は200~5,000坪の倉庫で10tトラックが乗り入れできること。

この内、1,2は比較的お探しの方が多いサイズと価格帯。車用ガレージをお探しの方と併せてコンスタントに連絡が入ります。

この二つはHobbyHouse桜尾の1棟若しくは2連棟ガレージがぴったりなのですが、生憎現在空き無し。

一方で、バイクガレージもBOXタイプの空き待ちの方が複数名いらっしゃいます。

MOTO saLoonもご契約に至る方が増えて参りましたが、感覚的にはBOXタイプの方が人気が高いですね。

倉庫に関しても、随分と前から複数社で大きな倉庫を共同利用する形態から自社だけが利用したいサイズのものを個別に借りようとする動きが出ております。

「シェアからプライベートへ」

地域的要因なのか、時代の流れなのか、またその両方なのか、理由は明確には分かりませんが、等身大のプライベート空間を確保できる賃貸ガレージ(又は小さめの倉庫)の需要が盛り上がっているのは事実。

需要が顕在化している今、造るしかないですよ。ちょっと大家さん!

※上記1~5に該当する物件を所有されている大家さん、管理会社の皆さま、是非情報をお寄せ下さい。

パートナー

先日のこと。賃貸ガレージハウスの建築を進めていらっしゃるオーナー様にご来社頂き、間取りプランの打ち合わせをしてました。

なんでも、工務店からの外構工事を含んだ総工費見積り額が予算を大幅に上回っているためどうしたものかというご相談。
間取りは1LDKでこれ以上シンプルに出来ない為、余計なエクステリアを省き設備を少しずつグレードダウンして再見積りをお願いしてみましょうということになりましたが、当方は建築のプロでは無いので具体的なコストダウンの提案が出来ず少々歯がゆい思いをした次第。
こういう時に実務経験や知識が無いと辛いですね。
キッチンはこのタイプだと仕入れは幾らで、工賃含めてこれくらいになるでしょうとか。バスはどこそこのメーカーがコストパフォーマンスが高いとか。。。
実際に仕入れるのは工務店なのでメーカーとのお付き合い度や仕入れルート等に因って仕切り率も変わってくると思いますが、コンサルティングを名乗ろうとするとそのような知識、経験を持ち合わせ、場合によっては直接折衝してオーナー様のお役に立てるようにならないとダメですね。
ガレージに関しては随分と勉強し、経験も積み、適度なアドバイスができるところまで至っていると自負してますが、こと住宅に関してはまだまだです。
今はお客様目線でこうあればいいなと考えているだけですが、賃貸事業に取り組むオーナー様の良きパートナーとなるべくもっと勉強しないといけない。
今後のことを少し考えさせられた日でした。

想定と現実

ガレージタウン HobbyHouse桜尾は実はおひと方だけバイクの納車待ちでご入居頂けて無かったのですが、昨日を以て全てのガレージに車なりバイクなりが収まりました。

ここには国産、独、伊、米と国際色豊かな様々なマシンが格納されてますが、当初想定していた車種・利用形態・ターゲット層と少しずつ異なっている点が興味深いところ。

何でもやってみなければ判らないものですね。

嬉しい事に、安心して愛車を置いておけるガレージというインフラを提供することで、欲しかったマシンを購入できたという事例が複数ケースございました。

ショップ回りをする際に販促ツールとして是非ご活用頂きたいと口酸っぱく申し上げてきたことが現実のものとなった次第。

ガレージご利用者、車&バイクショップ、家主様全員がHappyになることが出来、事業としては成功したと言えるでしょう。

さて、第三期工事では少し変わったガレージを検討してます。広めのロフトを設けて物置や休憩スペースにしてみようかとオーナー様と検討中。

市販ベースでこれを実現するのは困難なので一から建築することになりますが、ヘタすりゃ住めますよこりゃ。

※あくまでもガレージなので実際には住めません(^^

こちらも果たして目論見通りに行くかどうか。。。

現実は想定を裏切ることが多々ありますが、これには大いなる気付きを伴い次回の新たなチャンスに繋がります。

予定調和が必ずしも正しいとは限らないのです。そうでなければ面白くないですよね。