日が変わってしまいましたが、6月最初の投稿です。
ここにきて、車の買い取り依頼がずいぶんと増えて参りました。
これはこれで大変有難い事なのですが、自分の守備範囲を大きく逸脱するものも含まれておりますので、都度詳しそうな人に聞いたり、ググって調べたり、ご本人様に直接教えを乞うこともあります。
知らないことは知らないと率直に聞くのですが、ふと車屋としてそんなに知らないことが多かったのかと愕然とすることもしばしば。
たかだか25年程のドライバー経験で語れる車はほんの一握りしかございません。
しかし、自分で買って所有して弄った車なのでそれは「生きている」経験です。
セールスという職業は、自分が見たことも触ったことも所有したことも無いモノ・サービスを如何にして売るかという仕事。
そのテクニック・ノウハウは各種出版物に活字として纏められてますし、職場の上司や先輩にOJTを通じて、あるいはロープレで叩き込まれるもの。
しかしそうしたスキル面も然ることながら、自身の経験からにじみ出てくる真実味のある言葉こそが最も顧客の心を動かすのではないでしょうか。
そういう意味では、一般的に人生でそう何度も所有することが無いであろう商材、例えば高級輸入車やヨット、不動産等の営業マンはどうやって売っているのだろうといつも不思議に思ってます。
私自身、車も住宅もセールスとしてはまだまだひよっこですが、ユーザーとしての経験はどちらもそこそこ積んでいると自負してます。
それでも知らないことは本当に多いですね。日々勉強です。