家を一軒建てるという事は筋書きのないドラマの如し。
賃貸ガレージハウスの着工は間もなく
賃貸ガレージハウス(ハイブリッド型ガレージハウス)の建築予定地にて。
旧家屋の解体作業がほぼ完了。
この後、建築確認申請を提出し、地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良工事を施していよいよ着工の運びとなります。
オンスケジュールで進んでおり、このまま順調に進めば完成は7月末の見込み。
この地に戸建+シャッターガレージが一体となった建築物が2戸建つんです。
頭の中では、週末毎にそこに住まうご入居者同士で、或いは訪れた友人と、車やバイク談義をしているイメージがもうすっかり出来上がってます。
車・バイク・ツーリング・チューニング・メンテナンスといった共通言語で話すコミュニティが自然発生的に出来上がる。
廿日市の賃貸ガレージタウン「HobbyHouse桜尾」の住居版ですね。
そんな物件になればいいな。
デザイン
ハイブリッドガレージハウス(注文戸建と既成ガレージという元々個別の建物を組み合わせてひとつの機能性を持たせたガレージハウスを当社ではこう呼称してます)のプロジェクトがいよいよスタートします。
先日無事契約を締結し、想定家賃もほぼ確定。
また、サインプレートのデザインをデザイナーさんに依頼し、只今全体スケジュール案を作成中。
ひとつだけやり残した事がありますが、これは今後の情勢を見つつ後付けできるようにしました。
さて、目下の悩みは外観のデザイン。
建物の形状及び外壁の素材(ガルバリウム鋼板)は決まっているので、カラーリングとガルバの形状(凸凹の大きさや深さ等)により如何にカッコよく見せるかなんですけど、これがガレージとの兼ね合いもあって意外や難しいんですよ。
色んなガレージハウスのサイトを訪問して研究を重ねてますが、これはというものがなかなか有りません。
いや、そもそもデザインをパクろうと考えてる時点でダメな訳で、折角のハイブリッドガレージハウスというオリジナリティを持った物件なので、イメージ力MAXで考えます。
請うご期待!
ブループリント
サイドガレージハウス
昨日は建設会社とミーティングを持ち、先の投稿で触れたガレージ付き戸建のプランを詰めてました。
各方面に当たった結果、どうやら実現できそうです。
当初は敷地内に戸建住宅とガレージを別々造るプランを想定してましたが、さほど広く無い敷地なので隣家との間隔が極めてタイトになり、窮屈な印象は否めません。
大小のキューブ状の箱が並んでいる姿は如何にも取って付けた感があり、デザイン的にもちぐはぐな感じ。
そこで戸建住宅の側面に既成品のシャッターガレージをくっつけて建物と一体化し、家から直接ガレージに出入りできる扉を付けた建物を検討し、技術面や建築基準法、条例等々を確認してクリアできる目途が立ったのです。
ガレージハウスでも無く、ビルトインガレージでも無いそれを、便宜上サイドガレージハウスと呼ぶ事にします。
最大のメリットはコスト面である事は先の記事の通り。
一般的な賃貸ガレージハウスでは(リーズナブルな賃料で実現するのが)なかなか難しい2LDK間取りプランを採用し、ペア~お子様おひとり迄のファミリー層をカバー。
デザイン的にも一体感が増し、敷地も広々と使えるようになりました。
更には、基礎をも一体化(ベタ基礎)する事で建物の土台がより強固になるという副次的効果もあります。
ガラス窓を嵌め込めばリビングから愛車を眺めることも出来ますが、そこは明日のオーナー様との協議次第。
ホイールジャンキーファミリー向けサイドガレージハウス。
如何ですか?