HobbyHouse桜尾 第3期工事は、本日土間コンを打って(土間コンクリート床の施工が完了)ひとまず大物の工事は完了。
今週半ばには間仕切り内装の施工が始まり、電気工事を終えるとペイントしてお終い。
ペイント無しなら今月中の引き渡しも可能ですが、ペイントするなら4週間程の養生期間が必要なんですね。
お待ち頂いている皆様、いま暫くご辛抱下さい。
先日Facebookでも紹介致しましたが、Daytona8月号「バイクと住まう家」という特集でバイカーズマンションとして掲載された当物件。出版と同時にひっきりなしに問い合わせが。。。
無いですねぇ。
まぁ想定内でしたが、こんなもんでしょ。
その昔、別冊Lightning ザ・ガレージ・ファイル#3にてHobbyHouse桜尾を掲載頂いた際も、見開き2ページで特集を組んで頂いたにも拘わらず、電話はうんともすんとも言わず。
何れも広告効果を期待して掲載頂いた訳ではなく、たまたま先方様が企画している内容と弊社のプロデュースした物件がマッチしたという事で乗っからせて頂いたものなんですね。
さて、以前からよく広告代理店と称する方々から電話を頂きます。所ジョージさんでお馴染みの世田谷ベースの紙面に広告を出しませんかと。
奮発して掲載したとして、地方の不動産屋の広告なんて一体誰が気に留めるでしょうか?
前述の2例の通り反響なんてものは殆ど期待できません。ただ、特集記事と広告とでは読者を誘因する目的が異なるので同じ結果になるとは断言できませんが。
それと、物件の傍の幹線道路を走る路線バスの後ろにラッピング広告を出しませんか? と言う営業もたまにあります。
何でもかんでも否定するつもりはございませんが、費用対効果を考えると芳しい成果が上がるとも思えないのでいつも丁重にお断り致しております。
今の時代、特定の目的を持って調べる場合、やはりGoogle先生に聞くのが常套でしょう。
てなことで、GM何とかと言う会社からもしょっちゅう電話がかかって来ますね。やれSEOだの何だのを広島地区で一社限定で案内しているという上手い話。
今のところ、Google先生に「広島のガレージは? 」とか、「広島のガレージハウス」って聞いてもらえると大抵一番最初にここでっせと教えて頂けるようになってるので毎度お断りしてますが、懲りもせず手を変え品を変え別の人間がコールしてくるシマツ。その根性は見上げたものではありますが。。。
そんなこんなで、積極的な広告宣伝は行っていない当社ですが、最近では過去にご契約頂いたお客様やお付き合いのある業者さん(不動産じゃなくて車やバイクショップさん)からのご紹介も多く頂けるようになりました。本当にありがたいことです。
インターネット全盛の時代、キーワードターゲティングだデジタルサイネージだと言っても、やっぱりアナログのクチコミが最強なんじゃないでしょうか。
契約を終えてもずっとお付き合いできる関係を維持して行きたいものですね。
※ON THE ROAD MAGAGINE #40 届きました。
ここ広島は台風の影響は殆どなくホッとひと安心。
と呑気な事を言ってる場合ではなく、遅れを取り戻すべく急ピッチで工事を再開したHobbyHouse桜尾。本日(12日)の昼過ぎに巡回した時には、もうこんな状態になってました。

ガレージは建て始めると棟上げ迄はあっという間ですが、この後の土間コンクリートの養生(乾燥)期間を十分に取らないとフロアペイントが剥がれたりするのでご利用頂けるようになるのはやはりお盆前後でしょうか。
実物を見て思ったのですが、かなり大きく感じます。既設のC01~C11に比べて横幅が30cm程度狭くなってますが高さが30cm程高いため想像以上に空間のボリューム感があります。
お部屋の場合も床面積が小さくても高さが2.4m以上あると圧迫感が薄れて広く感じるのと同じ理屈ですが、ガレージの場合は天井にS字フック等を取り付けて物を吊り下げることで頭上空間を有効活用することができるため、実用面でもメリットがありますね。
HobbyHouse桜尾の進捗ですが、ご覧の通り全く進んでおりません。
そりゃそうです。コンクリ流し込むのにこんな天候ではね。
幸いな事に広島は台風8号の影響は小さい模様ですが、他県での被害を聞くにつけ悲痛な思いを抱きます。早く消失して欲しいものですね。
台風と言えば私は台風銀座と呼ばれる高知県で生まれ育ちました。
銀座だけあってやはり良く来ましたね。
子供の頃は台風が来る直前の雰囲気が好きで、下校時に鈍色の空を見上げ、生暖かい風を感じ、草木のざわめき聞くと無性にワクワクしたものです。大人になってもそんな感じでつい数年前までは台風ウェルカムでキャンプ道具を引っ張り出していつでも来なさいと臨戦態勢だったのが。。。
ここ数年でめっきり軟弱になってしまい、今はどうか台風来ないでと願う情けないオヤジに。
これは仕事上の都合だけではなくて、家族や家や地域の無事が一番という思いが歳を重ねるにつれ強まってるのかな。
それもありますが、昔は台風の被害と言っても甚大なものはそんなに多くなかったと記憶してますが最近の自然災害と来たらもう手加減無しでしょ。キレた状態。
正直怖いのです。
人類が自然を御する事なんて到底無理な話で、統治が行き過ぎると反発も強くなるということなんでしょうか。
何れにせよ、どうか被害がこれ以上拡大しない事を願ってます。
そもそも、何故ガレージの床をペイントする必要があるのか。
そこが単なる車庫なら不要です。しかし大切な愛車を保管する場所ならフロアペイントは必須だと考えます。
一般的に、ガレージの床はセメントと砂と水を混ぜ合わせたモルタルが使われます。モルタルは乾燥の過程で収縮が生じ、表面にヘアークラック(0.3mm以下の割れ)が発生致します。これはもう特性であるため受け入れざるを得ませんが、ビジュアル的には褒められたものではありませんね。また、表面の劣化が進むと細かな埃となって舞い始め、締め切ってるはずのガレージなのに車両にうっすらと白いものが積もってるといったことにも。
更にオイルが垂れたら最後。頑固な染みとなって取れないんですねこれが。プロのクリーニング業者さんに依頼して表面にポリッシャーを掛けても全て落とす事は難しいそうです。
そこでヘアークラックを隠し、埃の発生を抑制し、オイル染みを防止し、ガレージ内をクリーンに保つペイントが重要なんですね。
では、ガレージのフロアペイントとして最も適切な塗料は何か。
コンクリート床のペイントに使用される主な塗料を、それに含有される樹脂により分類(樹脂は品質を左右する要素)すると、アクリル、ウレタン、エポキシ系が代表的なものとなります。
そしてフロアペイントに求められる機能上の要素としては、密着性、耐摩耗性、耐薬品性が挙げられます。
アクリル系は最もコストが安いものの、耐摩耗性に劣るため事務所や軽量物倉庫、軽作業場以外の用途には不向き。そこでウレタン系とエポキシ系のどっちが向いているのかと言う事になります。
ウレタン系は耐久性、耐油・耐薬品性に優れますが、エポキシ系は更にそれを上回ります。一方で耐候性に関してはエポキシ系はからっきしダメ。紫外線に当たるとあっという間に変色(褪色)してしまうのです。
しかしガレージは屋内。よって耐候性はさほど重視されません。
おススメはエポキシ樹脂を主剤とした塗料。屋外の部分はウレタン樹脂塗料をトップコートとして使用すると良いでしょう。
最近はアクリルシリコン樹脂やフッ素樹脂と言った高級塗料が家の屋根や外壁の塗料として幅を利かすようになってますが、ことガレージフロアペイントはエポキシ系で決まりでしょう。
という訳で、今回もエポキシ樹脂塗料にて仕上げます。
ただ、モルタルの養生(乾燥)期間は4週間程度必要でして、しっかりと乾かしてから塗らないとペリペリと剥がれてしまうのです。個人宅のガレージならまだしも、賃貸ガレージを1ヶ月も遊ばせておくのは大家さんにとっては無駄そのもの。収益機会の損失です。
そうは言っても、ご利用者様に快適に使って頂ける様、大家さんを説得するのも当社の仕事。永い目で見ると大家さんにもメリットがあるのですよ。