新たな賃貸ガレージハウス案件が進行中

出ては消え、消えては出てくる賃貸ガレージ&賃貸ガレージハウス案件。

先日は単身者向け賃貸ガレージハウスの新築の打ち合わせがありました。

土地オーナー様と共に設計事務所にて作成頂いた図面と模型をベースに更なるブラッシュアップを図り、収益シミュレーションを実施。

コストが予想外に安く上がる事もあり一般的なアパートの新築と比べると相当有利な投資となる見込みです。

 

史上最低金利が続き、金利の先高感と建築資材及び人件費が上昇傾向にあり、更には消費税のアップが間近に迫ってる今は、賃貸ガレージハウスの新築(に限らず一般住宅の新築や住宅購入も)の絶好のチャンスと言えます。

沢山の会員様にお待たせしている中、是非とも実現に漕ぎ着けたいものです。

カスタマイズ賃貸

R0039430以前、当ブログで触れたプチコンバージョン中の店舗付住宅。

着々と工事が進んでます。

壁半分を取っ払ってシャッターを下ろせるようにしました。

それに伴い、ドア、シンク、エアコンを移設。

 

巷ではカスタマイズ賃貸が流行ってるとか。

カスタマイズ賃貸とは一般には壁のクロスやフロアを好きなデザイン・素材に変更出来る賃貸住宅を指しますが、大規模なものになると和室を無垢フローリングの洋室に変更したり、壁を撤去して間取りを変えたり、キッチンや洗面等の水廻りを借主の好きなデザインの物に変更したりと、リノベーションの域に達するものもあります。

その費用は借主全額負担から家主全額負担とまちまちですが、家主と借主が折半するケースもあります。

今回は、敷金とは別に保証金を預け入れて頂き、規定年数住んで頂ければ保証金は全額返金するという契約。

コンバージョンにより、ご退去後もガレージハウスとして入居者を募集する事ができるため、物件の価値が上がり家主さんにとってもメリットがありますね。

ぶち抜いた壁にサッシを取り付けると従来通り店舗付住宅としても募集できるので物件の柔軟性も向上します。

海外ではポピュラーなカスタマイズ賃貸も日本ではまだまだ(リクルートすまい研究所によるアンケート調査ではニューヨークで約50%、パリで約60%に対し、東京では僅か3.3%)。

家主さんにとっては空室対策の切り札となり得、借主にとっては選択肢が増えることになり双方にメリットがあります。是非普及して欲しいですね。

オープンエア

本日は異動で広島に来られる方のご案内。

掘り込みガレージ付きマンションをご契約頂く事になったのですが、所有車両が凄いんです。
その内の1台は、旧ソ連製の軍用バイクで後輪とサイドカーが車軸で直結された2輪駆動の車両。

道交法上は普通自動車扱いとなり、バイクの形をしていながら車の免許でヘルメット無しで乗れるんだそうです。

トライクと同じですね。正に究極のオープンエアという訳です。

既に陸送の手配は済ませてるそうで、来週にはやって来るのかな。早く見てみたいものです。

多分このシリーズじゃないかな?

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カービジネス

R0039324本日(日付変わって昨日)は午後から貸倉庫(工場)のご案内。

新しく車関係の事業を始められる方でしたので、話が弾み過ぎて小一時間話し込んでしまいました。

そうこうしている内に工場入口に見知らぬ車が停まり、男性二人が下りてきました。なんでも資材置き場を探してて、たまたま現地を見に来たらシャッターが開いてたので覗きに来たとの事。

その方も車関係の企業の方です。

そして夕方には別の車関連の企業から事務所の移転先を探して欲しいとのご依頼を頂きました。

その前も、更にその前の前も。。。現在進行形で倉庫若しくは工場物件探しのお手伝いしている方も4名いらっしゃいます。全て車関連のビジネスです。

ここ最近カービジネスに関わる方が活発に動いているという実感があります。マツダさんも元気ですしね。

 

実は、当社も立ち上げ時には中古車の販売をビジネスとして行ってました。ガレージライフを構成するコンテンツを全て扱いたいという想いから、器(ガレージ)だけでなく中身(車)もやらなきゃ片手落ちと考えての事です。本音は車が大好きだからなんですけどね。

しかし数年続けてみた結果、中古車販売は不動産業の片手間でやれる程生易しいものではないと気付き、昨年を境にすぱっと辞めました。変態車両ばかり扱ってたので動きが少なかったのも事実ですが。。。

 

自分自身は車を扱わなくなったものの、こうして車関連のビジネスを展開されるお客様をアシストする立場で関わり続けることが出来てとても幸せに感じてます。

ガレージもそうですが、ガレージの延長線上にある倉庫・工場も中身は何にも無いただの空間です。居住用物件と違い、そこにはアイランドキッチンも無いし最新のオートバスもシステム収納も有りません。ですが、物件を案内する時、契約後鍵を引き渡す時、何も無い空間を見つめるお客様はとても嬉しそうに見えます。

何故ならそこには夢が詰まってるから。やっぱり車っていいなぁ。

 

ところで、広島ではキマグレミーティングなる、ゆる~い車好きの集まりがあり、毎月第3日曜日の早朝(7:00~9:00)に宇品デポルトピア(時には結婚式場Wの敷地内で、時にはACTUS前)で開催してます。

Exif_JPEG_PICTURE国産旧車からスーパーカーまで、車好きなら誰でもご参加頂ける、間口が広くて敷居の低い集まりです。唯一の参加資格は大人の行動が出来る方。試乗会や爆音大会はNGです。

先月で13回を数え、毎回参加台数も100台超となるイベントに成長しました。ご家族連れでご参加頂く方も随分と増えて参りました。

車を愛する方々がここ広島にも沢山いるんです。

当社も事業を通じて陰ながら広島の車文化発展のお役に立てれば良いなと思ってます。

 

今月も19日に開催致しますので、ご関心のある方は是非足を運んでみて下さい(参加費500円:駐車代&コーヒー代として)。

 

プチコンバージョン

建築用語で言うところのコンバージョンとは、既存の建物の用途を変更して再生させるという意味があります。

最近では会社の寮をシェアハウスにコンバージョンしたり倉庫を飲食店にコンバージョンしたりする例がメジャーですが、弊社が絡むと大抵はガレージへのコンバージョンと相成ります。

R0035886現在打ち合わせ中の案件のひとつに、貸店舗併用住宅の店舗部分をガレージにコンバージョンする事案が進行中です。

店舗併用住宅(店舗付住宅)というと1Fが店舗で2Fに居室がある造りが一般的。これって1Fガレージで2F居室のガレージハウスに変更する事が極めて容易な造りなんですね。

これまでも店舗部にバイクを入れてガレージハウス的にご利用頂く形態を提案し、実際その様にお使い頂いているお客様も多数いらっしゃいますが、今回のケースは店舗部の壁を一部取り壊して車とバイクを複数台入れられるガレージにコンバージョンするという本格的なもの。

今回は物件のオーナー様に提案を行い改装費用をご負担頂く事で、ご入居者様にとって好条件でご契約頂けることになりました。

旧いテナントであったり、立地条件が不利な物件でも、この様にガレージハウスへコンバージョンすることで物件を再生させることが出来るのです。

 

Exif_JPEG_PICTUREそしてもう一つ。市内中心部に近いオフィスビルの1F倉庫+事務所をシェアタイプのバイクガレージにコンバージョンするという案件も進めております。

こちらは先日物件の下見を終え、駐輪台数と賃料と稼働率をシミュレーションし、初期投資額を算出して採算に乗るかどうか提案書を作成している段階なのでまだどう転ぶか判りません。

ただ、やはり既存の物件を仲介するよりも、新築にしろコンバージョンにしろ新しい企画を練る方が数段楽しいですね。

 

まだまだ絶対数が少ない賃貸ガレージハウス&賃貸ガレージ。空室待ちのご予約を沢山頂いているので何とかして供給量を増やすべくオーナー様向けに様々な提案を実施してますが、全然追い付きません。

物件オーナー様、更地に新築するばかりが全てではありません。コンバージョンという手段で既存建築物の再生を図ってみませんか?