森の中のバイクガレージ

現在賃貸バイクガレージを幾つか企画中なのですが、ちょっと特殊な環境に造ってみようかという話があります。

バイクガレージはコンテナタイプ(正確にはユニットハウスタイプ)で間口2.4m×奥行き3.4mの大きさです。
イメージとしてはHIDEOUT IWAKUNIのバイクガレージより一回り大きなサイズ。これなら大型バイクでも2~3台は入るでしょう。
弊社が企画するガレージなので当然ながら電気完備で共用駐車場も設けます。トイレも検討中。

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ただ、場所が問題でして、宮島スマートICから1.6kmの距離に在る山の中なんですね(画像は付近の風景)。
賃料にも拠ると思いますが、果たして需要があるのかどうかを調査中です。

これまで多くのお客様にバイクガレージをご利用頂いて色んなご意見を拝聴して参りましたが、意外にも人里離れた山奥に作って欲しいというお話しを度々頂きます。
というのも、街中や住宅街だとどうしても音(爆音)が気になり、アイドリングすらせずに道路に出てからエンジンを掛けてるとか、整備中も極力エンジンを掛けずに、或いは掛けたとしても直ぐ切るようにしているとの事で、十分に暖気をしたり思う存分メンテナンスをするには田舎の方が良いらしいのです。

確かに傍若無人に振る舞う事で近隣からの苦情が続出すればオーナー様の肩身も狭くなり、これだからバイクは。。。てなことにもなりかねず自らの首を締める事になる可能性は否めません。近隣住民の方や他のガレージ利用者の事も考えて大人のご配慮を頂いている事については本当に感謝しております。

ただ、やはり自分の城の中では自由に振る舞いたいですよね。

そんな方向きのバイクガレージです。

グループツーリングの拠点として仲間とシェアするも良し。自宅に置けないバイクを2~3台突っ込むも良し。内緒のバイクを家族に知れること無く隠しておくも良し(結構ありますよ)。

課題は路面が凍る冬期はほぼ使えないという事と、周辺に民家はあるものの離れているのでセキュリティをどうするか、そして賃料ですね。

残念続き

本日は色んな事がうまく運ばず残念な1日でした。

午前中。以前にもお問い合わせを頂いてた方から再度貸しガレージの空きについて確認の連絡がありました。
丁度江波にあるシャッターガレージが空いていたのでこれを紹介。
ここまでは良かったのですが、物元(家主さんの依頼を受けて業者に物件情報を提供する業者)会社に連絡したところ、「分かれはしないよ」と仰います。

※分かれとは、我々仲介業者が受け取る仲介手数料を折半するという決まり事。

聞くと、金額が小さいので折半してたらやってられないとの事。お客さんを紹介してくれるのは嬉しいが、お宅には手数料あげられないってことだそうです。

は ?
業者向けサイトの物件情報には「分かれ」と謳ってるし、そもそも随分前に当物件を弊社のお客様に紹介する事を告げた際にはそんな事一言も言ってなかったはず。
そう指摘すると、「あれ間違ってたわ」で終わり。

もうね、残念でなりません。

そして午後は事前にご予約を頂いてた貸工場の案内。
遠方からお越しになるとの事で、事前に何度か状況について確認をしてたのですが、ご到着の1時間程前に以前ご見学頂いた別のお客様より契約の意思表示を頂いたためクローズとなりました。

この所、貸倉庫・貸工場物件がかなり動いており条件の良い物件から決まってます。タイミングを逸すると物件の絶対数が少ないために条件に合う物件が出てくるのは当面先という事もございます。
本件も、もう少し前にご見学頂いてたらと思うと本当に残念です。

急いでお客様に連絡を取りお詫びを申し上げた所、折角広島に来たのだから代わりの物件があれば見たいとの有難いお言葉を頂きました。
これはたまたまなんですが、現在商品化を進めている貸工場があり、こちらをご見学頂く事になりました。

条件的にはお客様のご希望に合致するものの、物件の状態がよろしく無いためオーナー様側でどこまで手を入れて頂けるかがポイントとなりそうです。
どう転ぶか判りませんが、折角弊社にお声を掛けて頂いたので出来る限りお客様に喜んで頂ける条件を提示できるべくオーナー様に申し入れております。

これ以外にも些細ですがうまく行かない事は幾つかありました。

こんな日もたまにはあるかと愚痴をこぼしつつ、明日も頑張ります。