ニッチトップ

業界はシーズン真っ只中。
当社もご他聞に漏れず多忙を極めておりますが、一般的な不動産会社とは少し様相が異なります。

この時期は目まぐるしく賃貸物件が動きますが、新入学や就職、転勤によるお引越しというパターンが圧倒的に多い中、当社ではこのようなケースはほんの数件のみ。
居住用物件よりも倉庫・ガレージ・事務所・店舗・店舗付住宅といった事業用物件が圧倒的に多いのです。

事業用物件には特にこれといったシーズンが無いにも拘らず、今月も既に沢山のお申し込みを頂いており、先月からのクロージングや引き渡しに加え、問合せ対応や物件探し等々でてんやわんや。

何故この時期に?
それぞれの諸事情を伺うも特にこれといった共通点は無くたまたまと言った感じですね。

ただ、どのようにして当社に辿り着いたのかを伺うと、皆様口を揃えて「インターネットで探しとったらここ見付けまして」とお答えになります。
インターネットで検索する際に、「広島」「賃貸」というキーワードに加えて「倉庫」「工場」「店舗付住宅」「ガレージ」「ガレージハウス」と入力すれば大抵1ページ目の上位に表示されるのが効いているのかなと考えてます。

逆に「マンション」「アパート」「戸建」なんかだと箸にも棒にも掛からないのですけどね。。。
それでも、「2台駐車可」とか「ビルトイン」とか「バイク」という風に何かしら車・バイク関連のキーワードを入れると1ページ目に表示されます。

取捨選択、特化戦略、セグメンテーション。当社のような零細弱小不動産会社が資本も人手も潤沢な大手と渡り合おうとしても同じ土俵で戦うとプチッと潰されるのが関の山。
ニッチではあるけれど、ニッチトップを取れば良いんです。
しかもそれが大好きな仕事であればこんな幸せなことはありません。

本日、とある建築会社様がご来社になり、土地オーナー様に対して一般的な賃貸住宅建設の提案をしても全く響かなくなって来たとお話されてました。節税目的で無い限り、少子高齢化・価値観の多様化が進んだ今の時代に金太郎飴のような住宅を建てても数年を待たず価格競争に巻き込まれて資産運用どころか逆さやになり兼ねません。
オーナー様もその辺りの事情は良く承知しているので切り口を変えないと聞く耳を持たないのだそうです。
そのような危機感を持ち当社にご相談にいらっしゃいました。

当社には、このニッチ市場に於ける実績・ノウハウ・会員様と言った資産が蓄積され続けてます。
土地・建物オーナー様、建築会社様、少しでもご関心があればどうぞお気軽にご相談ください。
そうして新しい物件が生まれると喜んで頂けるお客様が沢山いらっしゃいます。