ガレージの安全対策

日々考えているのは賃貸ガレージのセキュリティ。

ガレージハウスならまだしも、ガレージとなると夜間は無人。

よからぬ事を考える輩が居たとして如何にして防ぐか。

心理的抑止効果のあるものとして、簡単なところでは警備関連のステッカーから防犯カメラが挙げられます。

次に、物理的に部外者の車両を乗り入れられないようにする方策が幾つか。例えば敷地入口に施錠できる門や電動チェーンゲートの設置等。

更に、いざ事に至った際の通知策として、モーションセンサー付webカメラによるスマホへの通知や、警備会社の駆け付けサービス等々。

しかし、プロの窃盗団が本気で盗もうとしたら駆け付ける前に事を終えるのが常。

となると、ローテクですが人が現場で監視するのが一番なのですが、賃貸ガレージでこれをやろうとすると数倍の賃料となります。

ならば、地域コミュニティ内で相互監視できる仕組みが出来ればベストですね。

地域の人が目を光らせて、何かおかしいなと思ったら声掛けする。これ日本では昔からあった筈ですが、今やすっかり人と人との繋がりが薄れて消滅の危機に瀕してます。

 

昨晩の事、とあるガレージタウンをご利用中のお客様から私のスマホにメッセージが入りました。

お向かいのガレージのシャッターが昨日からずっと空いてると。

これはいかん。もしや事件か!  と急いで借主様に連絡を取ってみたところ、「やられたかも」との返信が。。。

被害の確認をお願いすると共に、大家さんに連絡を取り、本日朝イチで録画映像のチェックをしようとしたところ、再び借主様からメッセージあり。

鍵の掛け忘れでしたと。被害はどうやら何も無い様子ですと。

ホッと胸を撫で下ろし、めでたしめでたし。

聞いてみるとシャッター半開のまま1日以上放置していた様です。

お向かいさんの管理人ばりのご活躍も然ることながら、この地域の治安の良さを再認識しました。

 

ガレージタウンという極小のコミュニティ内ですが、無関心にならずお互いに気遣いや注意し合って地域を守るという意識・仕組みが出来てる事がとても嬉しかったですね。

これぞ弊社が目指すガレージタウンの理想の姿。

本日は休みのなか駆り出されましたが、全然無問題。とても嬉しい出来事でした。