当社の主たる業務は不動産仲介ですが、ちょこちょことリフォーム工事もやってます。

リフォームと申しましても、居室の壁紙を張り替えたり和室を洋室に変更したりといった高度な技術を要するものではなく、賃貸バイクガレージのライン引きやロッカーの固定、バイクロックバーや防犯カメラの設置、カッティングシートの施工等のどちらかというと付帯的な工事です。

この様な細々した仕事も専門業者に頼むと馬鹿にならない金額になるものです。予算オーバーな案件の場合、これらを弊社にてサービス価格で請け負ってコスト低減に役立てて頂くのです。

割と需要がありまして、街の不動産屋にはない道具がここ数年でかなり増えて参りました。

インパクトドライバー、グラインダー、丸ノコはコードレスのものを揃えましたし、カッティングプロッターは何かと活躍してます。そして先日、高圧洗浄機も導入しました。

但し、コンサルや仲介・管理をご依頼頂いた案件のみに限定したオーナー様向けのサービスの一環という扱いなのので、単発でライン引きや防犯カメラの設置をご依頼頂いても対応致しかねます。

そんなスタンスなので高価な電動工具もフル稼働している訳ではなく、これを設備投資と考えるとあまり賢いお金の使い方では無いかも知れませんね。

そんな事言い始めたら物件撮影にフルサイズのミラーレス一眼なんて要るのか? という事にもなりかねませんが、エモーショナルな画像・映像表現は見てて楽しいし撮影する側もテンションが上がるものです。

それが決定打となり入居を決める確率がどれだけ向上するかは判りませんが、昨夏からサイトのコンテンツの充実に取り組み始めてから内見せずにオンラインでお申し込み頂く方が随分増えました。

コロナ禍の影響を差し引いても多少の効果は出ているのではないかと思います。

ビジネスに直結する投資も勿論重要ですが、生産性を数値で表せない余白の様な投資も大切だと思います。経営者の自己研鑽や従業員教育も同様ですね。