HobbyHouse五日市の棟上げ完了。
やっとカタチになりました。
黒いシャッターはカーガレージ4連棟で奥のグレイのシャッターがバイクガレージ4連棟。
カーガレージのサイズはHobbyHouse桜尾とほぼ同一なので見慣れたものですが、天井高が30cm程高いハイルーフ仕様なので開放感はこちらの方が上。
オーバースライダーを採用する桜尾に対してこちらはトラディショナルな巻き上げシャッター。
しかしカラーリングに黒を選択したことで、「車庫」よりも「ガレージ」と呼べるものになったと思います。微妙なニュアンスですけど。
ヨドは最も酷使される部分であるシャッターにガルバリウム鋼板を採用しており耐久性の高さが売り。賃貸なので借主様にとってはどうでも良い事ですが、維持管理する立場としてはこれ重要。
ちょっとした傷が付いても錆びないのでメンテナンスコストが違ってきます。
中央部に柱と梁が入っており、頑丈そうな印象を受けました。
奥の壁にサッシと換気パネルを取り付けてます。
サッシからの侵入防止策として桜尾同様にアルミ製格子を取り付ける予定。
天井は結露防止仕様で寒い時期の結露を防ぐ効果あり。
炎天下の天井からの熱も多少和らぐのではないかと思われます。
一方、バイクガレージは残念ながらシャッターの色の選択肢が無くトラディショナルな倉庫然りといった雰囲気。
しかし中は流石に広い上、土間仕上げなのでて賃貸バイクガレージとしては極めて贅沢な仕様。
独立型(オープンな空間を複数台でシェアするタイプではなく、閉鎖型のボックスタイプ)の一般的な賃貸バイクガレージは、ほぼ100%コンテナ形状で床が地面から10cm程高い位置にあります。
これを乗り越えるのにはスロープを使わなければなりません。
スロープには持ち運びできるプラスティックやラバー製、或いはアルミのラダータイプのものから、ガレージにビルトインされたものまでありますが何れにしても重たいバイクを10cm程押し上げる必要がある訳で、筋力が必要なのは当然としてスロープ上では不安定になりがち。
長距離ツーリングから帰ってくたくたになった身体にむち打ちバイクを格納するにはこの段差が堪える筈。
その点、土間仕様はライダーに優しいのです。バックギアが付いてなくても後ろからの入庫も楽々。
賃貸ガレージに土間タイプが無い理由は単純。施工コストと撤去コストが高く付くためです。
HobbyHouse五日市は、ガレージライフを永く楽しんで頂く施設としてユーザーフレンドリーな仕様を追求した結果、バイクガレージと云えども決して手を抜かずに出来る限りのサービスを提供しようというオーナー様の想いが至る所に反映されております。
照明やコンセントも然り。
普通、バイクガレージには付けませんよ。
桜尾もそこまで手を掛けられませんでしたから(HobbyHouseは延長コードで電源引込みは可。照明は電池式ランタン)。
いよいよ明日から内装工事です。
照明、コンセントを取り付けるだけなので工期はさほど掛かりません。
実物をご覧になりたい方は工事中でも大丈夫ですのでお気軽にご一報ください。
道路から眺めるよりも実際に中に入って頂くとその広さを実感できると思います。