ガレージドアの選択

以前紹介した倉庫付住宅賃貸ガレージハウス化計画が実現に向け始動致しました。
当社はデザイン、プロマネ、プロモーション及び仲介を任され、只今張り切って外観デザインに取り掛かっております。

図面sガレージハウスの外観デザインの肝と云えばガレージドアですよね。ガレージドアにも様々なタイプがありまして、普及している(と思われる)順に、巻き上げ式シャッター、オーバースライダー式シャッター、スイングアップ(跳ね上げ)、両開き(観音開き)、サイドスライダー(引き戸)が主なものでしょう。

この内、日本の大手メーカーが手掛けるのは殆どが巻き上げとオーバースライダータイプ。所謂「シャッター」ですね。
今回は既設の巻き上げシャッターの外側に追加でガレージドアを新設する予定なので正にこの家の顔となる部分です。巻き上げと比べるとオーバースライダーはパネルの幅を広くとることができるためデザイン的には有利なのですが、この建物が立地する場所は準防火地域故に耐火仕様のシャッターが要求されます。ところがオーバースライダーに設定が無いんですねこれが。

シャッター以外にも人が出入りする扉を付ける必要があるのですが、防火仕様だといずれもびっくりする程高いんですよ。ならばシャッターと扉が一体化しているものは無いかと探してたところ、こんなものを見付けました。

パスドア付スイングアップパスドア付オーバースライダー。

これいいじゃん♪

山口県山口市のワールドガレージドアという判り易い社名の会社が扱う製品ラインアップには、何と米松素材の防火設備認定を受けたガレージドアもあるらしい。

これの防火仕様があれば非常にグッド!
てな訳で早速問い合わせしてみたものの、パスドア付の防火仕様はラインアップに無いとの回答。

惜しい。もう一歩だったのに。

パスドア付スイングアップという訳で振り出しに戻りましたとさ。

個人的にはスイングアップがシンプルでデザインも遊べて良いなと思うのですが、パスドア付スイングアップを不燃素材で造れないものなのかな。

店舗付住宅ガレージハウス化計画

20150227_052206275_iOS 20150227_050459368_iOS R0039106 (garagingdays@gmail.com)1Fは倉庫、2Fにワンルームが2部屋ある店舗付き住宅。
以前売りに出されてた物件ですが、ひょんなご縁でオーナー様と繋がり弊社にてガレージハウスにリノベーションして賃貸物件としてお世話させて頂くことになりました。

現状は1Fがスケルトンの倉庫になってますが、仕切りが無いのでパーティションを付けて各々間口3,300mmで奥行き8,000mmのガレージに仕立てます。
小型車なら2台縦列で停められる上、シャッター前面にも小型車1台駐車できるので、車種次第で都合3台OK。

倉庫は天井高3m以上あるので天井の鉄骨から物を吊るして収納力アップも期待できますよ。
ガレージハウスにシーカヤックを入れて保管しているお客様がいらっしゃいますが、ここならカナディアンカヌーやバスボートだってイケそうですね。

シャッターは現状手動のガラガラガッシャンのヤツ。電動化するかどうか予算と想定賃料との狭間で検討中です。
内装も凝ったものにせず、敢えて倉庫感を残した無骨なものにしようかと考え中。

こうして会員登録頂いてるお客様を思い浮かべつつリノベーションプランを検討している時間が最高に楽しい今日この頃。

今年は新築、リノベ織り交ぜて各地で賃貸ガレージハウスを供給出来そうです。

倉庫事務所付戸建ガレージハウス化計画

20150224_062859582_iOSこちら、1Fが全面土間となってて、ピロティ下に小型車が1台停められるスペース、中心部分にシャッター付き倉庫、更に奥の部屋は事務所となってる物件。
2階は2LDKの居室となってますが、これが一風変わった間取りでして普通に住まうのは使い難そうなのですが。。。

オーナー様によると、当物件を購入して賃貸ガレージハウスにリノベーションして貸したいとの事で、午後から3時間以上かけて建築会社さんと一緒にあーでもないこーでもないと色々なアイデアを出し合ってイメージを膨らませてました。

R0041900現状では1Fの真ん中辺りにシャッターが付いてますが、敢えてそれを残して道路境界ギリギリに新たにシャッターを増設する事にしました。
これによってガレージが格段に広くなり使い勝手が良くなると同時に、ご利用シーン或いはご利用者に応じて2枚シャッターを使い分ける事ができるのです。
どういう事かと言うと、例えばバイクは安全な場所に格納したいが日々使うアシ車はシャッター内で無くても良いケースだと外側のシャッターを開放して内側のシャッターを閉める事で実現できます。一方、車もバイクもシャッター内に入れたい場合は内側シャッターを開放して外側シャッターを閉めればOK。

奥の事務所は扉を大きな引き戸に変更して大型バイクを持ち込めるようにし、そこで整備をしたり愛車を眺めたり出来る趣味空間にリフォームします。ここにはエアコン、シンク、トイレがあるので終日過ごす事もできますね。引き戸の窓越しにガレージ内の愛車を眺める事も出来るようにします。

Exif_JPEG_PICTURE2Fにはど真ん中に4帖の舞台(正確にはスキップフロアとなってて他の部屋から70cm程フロアが高くなってる部屋)があり、ここをどう活用するかが課題だったのですが、リビングと繋げて一体化することで開放感を得られると同時に視覚的な遊び心を演出することに。更にリビングと当部屋のフロア段差から生じる70cmの壁の一部をくり抜いてポリカーボネートの窓を取り付け、リビングから愛車を眺められるようにしようと現場で盛り上がってました。

これぞガレージハウス。

 

新築ではなく、しかも1戸しか供給できないのでビジネスとしては実はそれほどうま味がある訳ではありません。しかし、使われなくなった中古戸建てをリノベーションして再生し新たな命を吹き込む。街の景観を大きく崩すことなく新たな価値を創造する。

これも当社が目指しているひとつのスタイルです。

※当物件は賃貸ガレージハウスとして企画中ですがリリースをお約束するものではございません。現時点ではご予約等は受け付けておりませんがお問い合わせには出来る範囲で応じます。

プロフェッショナル

先日、NHKのプロフェッショナルという番組を観ました。
今回はグランドハイアットのコンシェルジュへの密着取材。

宿泊客の様々な要望に的確に対応するのみならず期待を上回る提案を行い喜ばせることがプロフェッショナルなのだと思ってましたが、そこまでは当たり前。
宿泊客が真に何を望んでいるのかを会話を通じて引き出し、表情を読み取り、もう一歩踏み込んだ攻めの接客を行う。無難に纏めようとせず良かれと思う事は全て実施する。

耳が痛かった。

先日、とあるお客様から他の物件に決めたとの連絡がありました。
このお客様とは1ヶ月以上やり取りを行い物件を幾つもご見学頂いてましたが、なかなか条件が折り合わず膠着状態となってました。

様々な組み合わせを提案したり、条件交渉を行ったりと、自分自身ではかなり時間を割いて頑張ってるつもりでした。
しかし条件にピタリと合う物件がなかなか見つかりません。優先度の低いところは妥協して下さいと、無難に纏めようと守りに入ってたのかも知れません。
まだまだやれた事は沢山あったのだと思います。

また、最近は市場に無い物件(ガレージハウスやシャッター付きガレージ等)へのお問い合わせに対して、今のところ空きが無く空室が出たら連絡するという通り一辺倒の対応しか出来ていませんでした。
もしかしたらそのお客様は倉庫でも良いのかも知れないし、シャッターが無くても安全に車が保管出来れば良いのかも知れません。住まいとガレージが離れていても良い場合だってあります。一応そうした事もヒアリングして次善の案を提案はしておりましたが、思い返すともう一歩踏み込みが足らなかった、攻めの姿勢が欠けていたと反省しきりです。

ともすると不動産屋のしつこい営業は嫌がられので、ぐいぐい迫るのは控えていましたが、それがお客様の心を掴む内容だったら良いんじゃないかと思うようになりました。

不動産業もサービス業。プロフェッショナルなコンシェルジュに成るにはまだまだ努力が足りないと痛感した次第です。

 

完成見学会に参加して

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この日曜日は小雨の降る中、新築物件の完成見学会に行って参りました。
いつもは主催する側のこの類のイベントも招待される立場は実は初めて。それも単なる自由見学ではなく設計・監理を手掛けた1級建築事務所の代表の方自ら微に入り細に入りご説明頂き、オーナー様が建物に込めた思い、設計上の創意工夫、デザインと機能性のバランス等々、ごく一般的な不動産仲介業者からは聞き出すことの出来ない裏話を伺えたことは大きな収穫でした。

当物件は2月末に完成し3月初頭から入居が可能となります。現在絶賛募集中! 広島には他に無いユニークな物件ですよ。

ただ気になる点がひとつ。新築の建物は完成と同時に、或いは完成前に幾つかのお部屋に入居申し込みが入るパターンが一般的なのですが、当物件は現在のところ未だ入居申し込みが無い状態。特異な物件だけにマーケットは限られるのでしょうが、建築時からもう少しアピールしても良かったのではないかと。

アピールするのは募集広告する不動産会社の役割。当社が企画した物件であれば原則プロジェクトマネージメントを実施してます。果たして不動産会社がPMまで実施する必要性があるのでしょうか。本来ならば上記ケース同様に専門家に監理を任せ、不動産会社は建物が完成に近付いたら物件情報を広告媒体に流すという役割分担がありますが、そうした場合は施工と広告が分断されてお客様にはぼんやりとしたイメージしか伝わらないのではないかと思うのです。

当社はオーナー様、設計事務所、施工現場間の橋渡しを行う事で各種情報を一元化し整理してリアルタイムな情報発信を行います。
建築許可が下りて広告出来る段階になった時点から完成に至るまでの進捗状況を逐次発信することで、お客様にとってはより具体的なイメージを膨らませる事が出来、、オーナー様にとっても見込み客の集客が出来、双方にメリットがあると信じてます。
また、当社も上流工程から下流工程まで一貫して関与することで物件に関する知識が蓄積され、どのような質問にも即座に答えられる様になります。

お客様は、その物件に関し最もよく知ってる人から説明を受けたいですよね。
オーナー様は、その物件にどれだけの方が関心を持たれてるのかを直ぐに知りたいですよね。

企画から仲介・管理まで、オーナー様からお客様まで、エンド・トゥ・エンドでサポートする当社だからこそ出来る事があると思うのです。

そんな思いを強くした日でした。