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この日曜日は小雨の降る中、新築物件の完成見学会に行って参りました。
いつもは主催する側のこの類のイベントも招待される立場は実は初めて。それも単なる自由見学ではなく設計・監理を手掛けた1級建築事務所の代表の方自ら微に入り細に入りご説明頂き、オーナー様が建物に込めた思い、設計上の創意工夫、デザインと機能性のバランス等々、ごく一般的な不動産仲介業者からは聞き出すことの出来ない裏話を伺えたことは大きな収穫でした。

当物件は2月末に完成し3月初頭から入居が可能となります。現在絶賛募集中! 広島には他に無いユニークな物件ですよ。

ただ気になる点がひとつ。新築の建物は完成と同時に、或いは完成前に幾つかのお部屋に入居申し込みが入るパターンが一般的なのですが、当物件は現在のところ未だ入居申し込みが無い状態。特異な物件だけにマーケットは限られるのでしょうが、建築時からもう少しアピールしても良かったのではないかと。

アピールするのは募集広告する不動産会社の役割。当社が企画した物件であれば原則プロジェクトマネージメントを実施してます。果たして不動産会社がPMまで実施する必要性があるのでしょうか。本来ならば上記ケース同様に専門家に監理を任せ、不動産会社は建物が完成に近付いたら物件情報を広告媒体に流すという役割分担がありますが、そうした場合は施工と広告が分断されてお客様にはぼんやりとしたイメージしか伝わらないのではないかと思うのです。

当社はオーナー様、設計事務所、施工現場間の橋渡しを行う事で各種情報を一元化し整理してリアルタイムな情報発信を行います。
建築許可が下りて広告出来る段階になった時点から完成に至るまでの進捗状況を逐次発信することで、お客様にとってはより具体的なイメージを膨らませる事が出来、、オーナー様にとっても見込み客の集客が出来、双方にメリットがあると信じてます。
また、当社も上流工程から下流工程まで一貫して関与することで物件に関する知識が蓄積され、どのような質問にも即座に答えられる様になります。

お客様は、その物件に関し最もよく知ってる人から説明を受けたいですよね。
オーナー様は、その物件にどれだけの方が関心を持たれてるのかを直ぐに知りたいですよね。

企画から仲介・管理まで、オーナー様からお客様まで、エンド・トゥ・エンドでサポートする当社だからこそ出来る事があると思うのです。

そんな思いを強くした日でした。

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