HobbyHouse桜尾 第3期工事

少し残念なお知らせです。

シングル向けの廉価な賃貸ガレージハウスの企画が流れそうです。

様々な要因がありますが、一番の要因は建築資材の高騰により予算が2割程オーバーしてしまう事。

更には消費税率アップによるダブルパンチにより、予定賃料6万円台だと投資コストに対する利回りがかなり低くなってしまいます。

かと言って賃料を上げると入居者を集めるのに苦労し、満室の保証が困難な事態が予想されます。

オーナー様と協議を重ねた結果、賃貸ガレージハウスは諦めて賃貸ガレージで開発を進める方向で進みそうです。
R0031169気軽にガレージライフを楽しむことのできる物件という意味では、賃貸ガレージも選択肢のひとつである事は間違いありません。

また、賃貸ガレージはガレージライフのエントリー的な位置付けなので「ガレージライフインフラ」を増やす事が当社のミッションであるという想いは変わりません。

しかしながら、ライフステージに応じて賃貸ガレージ → シングル向け賃貸ガレージハウス → ファミリー向け賃貸ガレージハウス → ガレージハウス建築又は購入と、弊社が思い描く上位アップグレードパスの選択肢が増えないのが残念ですね。

とは言え、賃貸ガレージ程、汎用性を持つ器も少ないでしょう。

若い方に限らず、現在持ち家のある方やマンション住まいの方にもガレージライフの基盤を提供する事ができ、車・バイクは勿論のこと、倉庫としても趣味の空間としても活用する事ができる空間を、月々27,000円からご利用頂く事が出来るんですよ。

R0026814広島市内のトランクルームの相場は8帖タイプで34,000円/月。これに対して弊社がプロデュースする賃貸ガレージは約10帖で上記使用料です。施設内には共用駐車場、共用トイレ、共用シンクが有り、ガレージ内で電気も使えてこの料金なら寧ろ格安ではないでしょうか?

トランクルームに車を、バイクを入れられますか? 庫内で一日まったりできますか? ツーリング前夜にシュラフを持ち込んで一泊できますか? 秘密基地になり得ますか?

 

という訳で、HobbyHouse桜尾 第3期工事として、新規にオーバースライダー式の賃貸ガレージ5戸を建築致します。完成は秋口になる見込み。

キャンペーンのお知らせ

Facebookにてちらっと告知した5月のキャンペーンの詳細をお知らせします。

賃貸バイクガレージ MOTO saLoon をご契約頂いたお客様に漏れなく「しゃえグラフ」をプレゼント致します。

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しゃえグラフとは、デジカメ画像を元にグラフィック処理を施したイラスト風イラスト(ん?)

メッセージや名前を記して木製のフレームに入れてお渡し致します。

手書きのイラストと違ってオリジナリティは多少落ちるものの、その分お財布に優しいので納車記念、パートナーへのプレゼント、車歴コレクション等様々なシーンで気軽に利用できますね。

個人的にオーダーしたいなという方はこちらで。

勿論、バイクで無くてもOKです(むしろ車の方が本職です)。

バイクガレージ特等席

安佐南区西原4丁目の 賃貸バイクガレージMOTO saLoon

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当初の想定ではイタリアンやブリティッシュに国産も多く入って頂けるものと考えてましたが、気付けばアメリカンな大型車両(要はハーレー)が一大派閥を形成しております。

ハーレーって全長もさる事ながら、サイドボックスが付いてたら横幅が半端じゃ無いですね。文字通りMOTO saLoonで幅をきかせてる状態。

そりゃ多くのハーレーが停まってたら豪華で見栄えは良いものです。ご見学頂いた方も「おおっ」って言いますもん。

ですが失礼を承知で敢えて申し上げますと、大きな車両サイズ故に通路が狭くなってしまうのと、収納台数も想定より少なくなってしまうのが難点。

ところが今月末をもって壁際の2台の特大ハーレーがご退去されることとなり(何れもご転勤)、通路がスッキリしそうなんです。

これで車両の出し入れがし易くなります。

そして特等席が空きます。

お問い合わせお待ちしております。

初めてのガレージライフはここから

本日は転勤によりご退去となるバイクガレージの庫内チェックの為の立ち会い。

Exif_JPEG_PICTURE(※本来ならご契約時にお客様のバイクを撮影して当ブログにアップしたいところですが、セキュリティ上よろしくないのでいつもご退去時にアップさせて頂いております。)

お客様にご不満点やご要望を伺ったところ、もう少し広ければとのお言葉を頂きました。

当バイクガレージは標準仕様のタイプに比べて横幅を広くしたワイドタイプ。内寸は幅×奥行き=1,340mm×2,670mmで大型車両も充分入るサイズではありますが、ラック等を設置すると横幅に余裕が無くなります。

また、やはり夏場はガレージ内の温度が上昇し、開けた瞬間にムッとくるんだそうです。

こればかりはどうしても空間が狭いため如何ともし難い宿命ですね。

その他は概ねご満足頂けた様で、広島でのバイクガレージライフを満喫されたご様子でした。

Exif_JPEG_PICTUREさて、このガレージは来月から新たなガレージタウンの住人がご利用になります。

正直申し上げて事業収益性を突き詰めて考えると大した儲けにはならないのですが、ご利用者様により良いガレージライフを送って頂く為のインフラを提供することが当社のミッション。

バイクガレージ、カーガレージからガレージハウスに至るまで全てのステップを整備し、ガレージライフステージに応じてご利用頂きたい。

そしてそこでお客様がガレージライフを満喫して頂いてる姿を見る事が最大の喜びです。

保管するならどっち?

賃貸バイクガレージの開発に当たっては、その場所によりふたつの選択肢がございます。

R0026850そこが現在駐車場や更地なら、コンテナタイプのバイクボックスを設置するのが最も手っ取り早くて原状回復も容易です。

一方で、建物内の空間(元オフィスや店舗だったところ)を有効活用する場合は、共同利用タイプのバイクガレージにコンバージョンするのが安上がりです。

土地オーナー様にとっては、施工期間、コスト、流動性、収益性が最も気になるところだと思いますが、ご利用者様にとってはそんなことはどうでも良い事でして、愛車を如何に安全に保管できるかどうかが一つ目の重要なポイント。そこから派生して、メンテナンスできる空間が確保されているか、工具やヘルメット等の収納場所はあるか、複数台停められるか、トイレは、駐車場は。。。と様々な要求が出て参りますが、これら全てに応えるには相応のコストが掛かり当然ながら使用料金に跳ね返ってきます。

ロケーション毎に何を優先するかをオーナー様と打ち合わせし、ユニークな特徴を持たしてプロデュースするというのが当社の一般的なアプローチなのですが、お客様に人気があるのは何故かコンテナタイプのバイクボックス。

思うに、バイクの他にパーツや備品が置ける、自分専用の空間なので必要以上に周りに気遣わなくて済む、車種によっては複数台収納できる、等々の理由でしょうか。

共同利用タイプのバイクガレージにも良い点は沢山ありますよ。MOTO saLoonの場合は自分専用のロッカーとヘルメット収納棚に加え、共同利用できる洗車エリアやメンテナンスエリアに寛ぎ空間が用意されてますし、ミニキッチンでお湯を沸かしてラーメンも食べられます。勿論トイレも利用できるしコンプレッサーやエアコンまで設置されており、正に至れり尽くせりのライダースパラダイス。

さて、そんなコンテナタイプと共同利用タイプのバイクガレージ、実際バイクの保管環境としてはどちらが良いのでしょうか。

決め手は外壁の素材と厚み、そしてその室内空間のエアボリューム。

共同利用タイプのガレージは大抵RC造りの建物の1Fに設置するケースが多いため分厚いコンクリートの外壁が外気温を遮断してくれますが、コンテナタイプだと僅か数ミリの金属パネルで囲われているだけです。

室内の体積に至っては、コンテナタイプが7~8㎥に対し、共同利用タイプはその十数倍~数十倍。

含まれる空気が多ければ多いほど外気の影響を受けにくくなります。

HobbyHouse桜尾のバイクボックスはまだ良い方でして、熱反射塗装を施されたガルバリウム鋼板で太陽熱を大幅にカットし、内装を天井に結露防止パネルを貼った上でOSBボードで仕上げることで断熱性も多少高まっております。それでも炎天下では庫内の温度はかなり暑くなります。

これは車用のシャッターガレージ(バイクボックスの5倍程度の体積)でも劇的に改善されるものでは無いようです。

という訳で、夏の炎天下でもモワッとする暑さから愛車を守り、冬の極寒時でもほんのり暖かい共同利用タイプのバイクガレージこそが保管環境としては理想だと思うのです。元事務所や店舗ならエアコンも付いてたりしますし。

それでもコンテナが人気だったりするんですよね。

ということは、屋内にコンテナを置けば理想的なバイクガレージになりますね。しかし一体幾らで貸せばいいのやら。