ガレージの組み立て始まる

このところの連日の雨につき一向に捗らないハイブリッドガレージハウスの建築ですが、やっとのことで家の基礎に続きガレージの組み立てが始まりました。

建築業界では以前からの復興需要に加え消費税前の駆け込み需要により大工さんを始めとした職人さんの不足が顕著でして、やっとの思いで日程を押さえても雨が続くと稼働出来ないため再度ブッキングしないといけないそうです。

なので棟上げまでは天気と睨めっこしつつ出来るところから着手している状況。

さて、このガレージの側面の扉に注目!

これは隣接する家に直接出入りするための扉でして、家にも同じ位置に扉が付きます。

断熱の関係や構造上一体化することは出来ないため、都合2枚の扉を開ける必要がありますが、ガレージ←→家をシャッターを開閉すること無く行き来できると色んな嬉しい事があるんです。

雨の日でも濡れずに車から荷物を家に搬入できたり、メンテナンス中に用を足したり手を洗ったり(給湯シンクも取り付けるのでガレージ内でも手は洗えますが)、お父さんにご飯ができたコールをしたりetc…

深夜に車で帰って来てもシャッターを閉めるとそこは安全な空間となるため、無防備な瞬間が全く無いことから防犯面でも少なからぬメリットがありますね。

そんな訳で、当社拘りの扉が活躍することを願いつつ早い梅雨明けを祈っております。

いよいよ

GW前に提出した建築確認申請がやっとのことで通りました。

単に混み合ってただけの様ですが、通常3W程度のところ今回は倍の6Wも掛りました。

そうこうしている内に梅雨入り。

少しでも遅れを取り戻したいところですが、こればかりは如何ともし難く回復を待つばかり也。

さて、以前からのチラ見せしていた通り、当物件は2LDKの戸建住宅と既製品ガレージを組み合わせた賃貸ハイブリッドガレージハウスとなります。

ガレージと住宅とは壁を接しており扉を通じて出入りが可能。

ガレージは当初手動のオーバースライダーを予定してましたが、準防火地域故にオーバースライダーがNGな事が判明。

一般的な巻上シャッターを採用する代わりに、電動リモコン式に変更致しました。

動きの軽いオーバースライダーと言えども雨の日の入出庫時にはどうしても身体が濡れてしまいますが、リモコンで開閉できればこんな楽な事はありませんし音も静かでご近所への気遣いも少なくて済みます。

この他にも色々と仕様変更がございましたが、徐々に形になってきていよいよこれからが本番だなと気の引き締まる思いです。

専用サイトも準備しており近日中に公開致しますので乞うご期待!

プレゼン

昨日はハイブリッドガレージハウスの外壁デザインの打ち合わせに、オーナー様宅にノートPCを持ち込んでプレゼンを実施。

やはり3Dビューでビジュアルに訴えると説得力が有りますね。事前に用意していた3つのパターンをグリグリ動かしながらご覧頂き、さほど迷われることも無くすんなり決まりました。
これが平面図だけだとイメージがなかなか湧かず、う~んとなってしまってなかなか決まらないのが常。
今回は初の試みでしたのでトレーニングも含めると都合3日程費やしましたが、その甲斐があったというものですね。
単に素材と色を決めるだけならここまで細かく造り込む必要も無いとは思いますが、何でもそうですが丹念に精魂こめて造ると、そこに魂が宿るというのが私の持論。
受け手もそれを肌で感じ取って頂けるのでは無いかと思うのです。
さて、このGoogle Skechup、かなり使えますが、楽し過ぎてついつい遊び心が出てくるのが難点。
昨日ほぼ決まったデザインの発展形を幾つか造ってしまい、勝手に悩んでます。

3D

この夏完成予定のハイブリッドガレージハウスの外観デザインを担当させて頂いているのですが、何せ絵心の無い私、どうしたもんかと思い悩んでたところGoogle Skechupという3Dモデリングソフトの存在を知りました。

何と無料だというので早速ダウンロードしてみたのですが、これが結構使えるのです。

Webトレーニングビデオも無料で見ることができます(但し英語)。

基本操作をいくつか覚えて試行錯誤しつつ何度もゴミを造りましたが、慣れてくると小一時間でここまで仕上げることが出来るようになりました。

そうなると楽しいのなんの。これはラフ案のひとつですが、簡単にデザインを変更することが出来るため時間を忘れてついつい熱中してしまい気付けば朝になってた事も。

話は脱線しますが、私は建築家に憧れてました。

とは言え、建築学を学んだ訳でも無し、そういう方面に行こうと努力した事も無し。

ただただおぼろげに、街の景観を造り出す仕事に、自らの作品を十年単位で残すことのできる仕事に憧憬の念を抱いていたのです。

それは心の奥底でぶすぶすと燻り続け、いつかそんな仕事に就きたいと想っていました。

この仕事を始めたのもそんな想いを別な形で実現できるんじゃないかという事が動機のひとつです。

確かに私は建築家ではありません。単なる真似事なのかも知れません。しかし企画段階から参画させて頂き、間取プランやデザインを考え、プロジェクト管理を実施し、完成に至った建物は、それはもうCo-workしたビルダーとの共同作品と言えるのではないでしょうか。

夢の実現に一歩一歩近づいてる。そんなワクワク感を持って仕事をできるなんてこんな素晴らしい事はありません。

話を元に戻しまして。。。

このツールを使って他に何か出来ないものかと考えてます。

例えば3D間取図とか。

部屋のバーチャルツアーから家具のレイアウトや壁紙のデザインをお客様に提示したり、或いは当ソフトをお客様のPCにインストールして頂き、作成データを送って自由にご覧頂くなど。

流石に工数を考えると賃貸では採算が厳しいのですが、売買物件に適用して写真やビデオと併用すれば有益だと思いますが如何でしょうかね。

悩み

5月中旬着工予定のハイブリッドガレージハウスの外壁素材及びカラーの選択を任されたのですが、ガレージは汎用品故に素材・色は固定のため思いの外苦慮してます。

家の素材はガルバリウム鋼板で行くつもりなのですが色の組み合わせが難しい。

ガレージハウスと云えばシルバーとガンメタの組み合わせを真っ先に思い浮かべますが、ガレージがアイボリー系なのでどうしてもしっくりこないんですよね。

ガレージを塗ってしまうのが手っ取り早いのですが、そうすると追加コストが掛るし後々のメンテナンスも考慮しなければなりません。

同系色の窯業系サイディングで無難に纏めることは避けたいし。。。

明日はアポも無いのでドライブがてら新興住宅街を巡ってカッコイイ住宅を参考にさせて頂こうかな。

こどもの日に住宅街をうろうろしている不審者が居たらそれは私かも知れません(^^;