ガレージハウス再生のススメ

ここ数日で撮り貯めた物件画像を新着物件として怒涛の如くアップしてます。

その中でも今回は売り物件にスポットを当てます。

ビルトインシャッターガレージ付きの戸建も良い物件が幾つか見付かりましたが、自分の思い描くガレージライフを実現するには自由設計で更地にガレージハウスを建築するのが理想的。

しかしコスト面から見ると最も負担が大きいのも事実です。

ならば次善の策としては既存の住宅を活かしてリノベーションを施すのも良い選択。

更には建物としては価値の無い古屋をフルリノベーションして蘇らせるのも面白いんじゃないかと思うのです。

但し、その古屋がガレージハウスとしてのポテンシャルを有しているか否かがポイント。箱・器として建物を捉えた時に、ガレージハウス的利用イメージがピピッと来れば合格です。

この物件は実質的に建物はタダ。売り土地として流通している物件なのですが、十分ガレージハウスに生まれ変わり得ると思いますよ。

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オープンハウス計画中

Exif_JPEG_PICTURE広島市安佐南区東原に建築中の賃貸ハイブリッドガレージハウス。ここ数日の長雨の影響でA棟(南棟)の壁工事が全然進んでいません。

一向に作業が捗っていないようにも見えますが、その実出来ないところは後回しにして内部の木工事・設備工事をガンガン進めております。

計画では月末にはB棟(北棟)がある程度出来上がる見込みなので、外構は後回しにして建物とガレージだけでも先にご覧頂ける様調整しようと思います。

来週前半に専用ページを公開し、オープンハウス(見学会)の案内を致します。

併せて予約受付も開始致しますのでお見逃しなく!

ネーミング

ハイブリッドガレージハウスのネーミングをあれこれと考えているのですが、これだというアイデアが浮かばず苦慮しております。

ひと目でガレージハウスと判り、且つ、よくあるテラスハウスタイプのそれ(=シングル向け)では無くて戸建+ガレージ(=ファミリー層向けのガレージハウス)をイメージできるワードの組み合わせをと頭を捻るも、どれもこれもピンと来ない。

コピーライターってスゴイなぁと感心している場合じゃなくて、早く決めないと広告出来ないので急がねば。

しかしこのネーミングは一度決めるとその物件が存在し続ける限りずっとその名称で呼ばれる事になるので安直に決める訳には参りません。ご入居者様からもオーナー様からも愛され、ずっと呼ばれ続けられるに耐え得るもので無ければなりません。
そう考えると責任重大ですが、皆様に気に入って頂けると名付け親としては本当に光栄です。

建物が街の景観の一部となり十年単位でそこに在り続けるように、名前も同様に地図に掲載され続ける。

時代の変遷に耐え得るサスティナブルナ名前、なんか良いアイデアありませんかね?

ガルバリウム鋼板

2013-08-23T15-29-56_0 安佐南区は東原に建築中のハイブリッドガレージハウスの外壁工事が進んでいます。

今週は北棟が完成し、来週南棟が出来上がる予定。

外壁が出来サッシが取り付けられるといよいよ「家」という感じがしてきますね。

 

 

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ところで、この家は屋根と外壁に防喰性に優れるガルバリウム鋼板(アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板)を採用しました。

コストだけで見ると屋根はカラーベスト、外壁はサイディングを選択するのが普通なのでしょうが、そこは拘りの強い(であろう)ご入居者もご満足頂ける本物を採用し質感を高めております。

我が家でも外壁の一部にガルバリウム鋼板を採用しましたが、金属の持つ硬質感から来るクールモダンな感じが飽きが来なくて気に入ってます。残念ながらそれ以外の外壁は安いサイディングを採用したため、10年を経た現在は表面が劣化して一部雨染みが目立つようになりましたが。

最近のガルバリウム鋼板は硬質ウレタンと一体化したものがあり、板自体の剛性アップと遮熱性・遮音性を併せ持つものが出てます。素材の軽さも特徴の一つですね。

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当ガレージハウスは正にこれを採用しており、外壁による遮熱と内壁との間の空気層と断熱性を高めるグラスウールで快適な住環境を実現致します。当然ながら窓もペアガラス。

高い耐久性と機能性と有し、ガレージハウスの持つ雰囲気にぴったりなデザイン性を併せ持つ外壁素材としてこれ以上のものは無いのではないかと思うのです。

そんなガレージハウスの完成は10月末頃の予定。まだまだ先ですが着実に進んでおります。

法人と個人

先日大阪に出張して参りました。

主な目的は落札した車両の引き取りですが、折角なので以前ガレージングエキスポにて見掛けた物件の視察も兼ねて。

車の引き取りは午後3時。昼前に到着して3時間を視察に充てました。

必然的に現地での移動は電車&徒歩でして、駅から少し離れている物件を炎天下ずっと歩いて視て回りました。

物件は2階建てのテラスハウス風で、1階がガレージ+2階が部屋となったメゾネットタイプ。

但し2Fはあくまでもフリースペースであり、水周りが無い(一部の物件にはミニミニシンクとトイレ有り。基本は共同トイレ、共同シンク)ために住む事は出来ません。

コンセプトは、ガレージ以上ガレージハウス未満。週末ガレージライフ派向けのオトナの秘密基地なんでしょう。

気になるのはその賃料。

何とその額70,000~90,000円/月 !!!

住めないガレージにですよ、そんなに払えますか?

う~ん、奥さんに内緒でフェラーリ買っちゃったけど置くとこどーする? みたいな金持ちオヤジをターゲットにしているのかなぁと想いを巡らせててハタと気付きました。

ポストに表札。表札には会社名が書かれてます。

なるほど、企業が倉庫兼事務所として活用している訳ですね。

所帯の小さな会社が本社として使ったり、或いはそれなりの規模の企業でもサテライト倉庫兼オフィスとして使う分には寧ろ安いんじゃないでしょうか。

実際、廿日市のHobbyHouse桜尾も倉庫としてご利用頂くケースがあり、その適度なサイズと適度な賃料がスタートアップしたばかりの会社に、或いは小規模で事業を営む会社にマッチすると言うお話をよく伺います。

この事業を運営している会社は、東京と大阪でそれぞれガレージ+αな物件を複数種類展開してますが、何れの物件もほぼ満室です。ユニークな事業に特化してブランド化が成功している好事例ですね。

翻って広島ではどうか。確かに経験的に倉庫兼オフィス需要は有りそうですし、法人向けだと賃料も比較的高めに設定できるためビジネスとしての旨みは有るでしょう。

しかし、どこか違和感があるのです。

当社が思い描くのは、この様な賃貸ガレージや賃貸ガレージハウス内で自然発生的に利用者同士のコミュニティが形成され、より充実した、良質なガレージライフを皆が楽しめる様になること。

その様な施設の大部分の入居者が法人となると、ちょっと方向性が違ってきますよね。

施設の稼働率という観点から見ると、平日日中利用の法人と、夜間休日利用の個人とで施設をシェアすることでピーク時の混雑を緩和できるという考え方もあるでしょう。

しかしそれは当社が手掛けるべきものなのか? 土地オーナーに積極的に提案すべきものなのか?

ガレージングデイズは、より多くの車・バイク趣味人にガレージライフを手軽に楽しんで頂ける様、ガレージや賃貸ガレージハウスを広島で提供したいと考えて設立した会社です。

あくまでもターゲットは個人。趣味の空間としての利用を想定し、それに見合う賃料を設定したいと考えてます。

勿論、ご利用形態をご選択されるのはお客様ですので、こちらから押し付ける訳ではありませんし、法人需要を拒むつもりもありません。

実際、ビジネスの拠点や倉庫として使いつつも趣味の空間としてもご活用頂いている方もいらっしゃいます。敢えて線引きをする必要も無いと考えておりますが、やはり少しでも遊び心をご理解頂ける方に使って頂きたいものです。

ビジネスマン・経営者としては落第なんでしょうが、この軸はブレずに行きたいと考えてます。