引き出し

本日はオーナー様向けプレゼンの日。

多数のサンプルを集め、データを分析し、収益見込みを立て、ビジネス化の可否を判断して頂く重要なミーティングでしたが、やってみましょうと無事GOが出ました。

今後、工事業者さんに見積りをお願いし、デザインと機能と金額の折り合いをつけるべく仕様変更を繰り返してディテールを詰めて行く段階に入ります。

この過程は労力と時間を要し、時には妥協も必要と極めて面倒な作業が続くのですが実は好きなんですよ。

自分の注文住宅を造るのと訳が違って収益物件故に当然ながら最重要視されるのはコスト。こちらの「思い」と費用という「現実」のちょうどいい塩梅の所を見つけ出す作業は、パズルを解くが如しで上手く出来た際の満足感はひとしおですし、自分の引き出しを増やす勉強にもなります。

さて、こちらはひとまず軌道に乗せることができたので、もう一つのプロジェクトの仮説を立てる作業に入ります。

これも未知の領域なので引き出しが沢山増えそうです!

評価

本日は終日デスクワーク。

ずっと滞っていたシェアガレージの事業計画書と、明日20日が提出期限の源泉徴収票他を作成してました。

もう一つは、某所で計画中の賃貸ガレージハウスの事業可能性の検討。

こちらは現在統計データを収集して仮説を立ててるところです。十中八九大丈夫だと思ってますがその裏付けが必要なので。

先日、同業の社長と会話した際に、当社の事業はクロージングまでの足が長くて目先の利益を追えないので大変ですねと核心を突かれました。

全くその通りでして、地道な啓蒙・宣教活動を続け、ようやく事業化が決定し、施工を経てやっと陽の目を見るガレージは、産みの喜びは大きいものの3ヶ月から半年、長いものでは1年近く時間を要するのです。

かと言って莫大な利益が上がるかと言えばそうでもなく、基本的に仲介手数料が当社の収入。

つまり、ドンドン造ってバンバン広告打ってガンガン入居して頂かないと厳しいのです。

もう少し上手く立ち回って収益を上げることも可能ですが、今はとにかくインフラ整備の時期と心得て開発案件を増やす事を優先してます。

明日は市役所と税務署に出向き、その後、ご依頼頂いている市内の物件の撮影が10件ほど。

最近あまり身体を動かしていないので、雨が降らなければ久々にちゃりで出掛けようかな。

タイミング

本日は珍しく複数のお申し込みを頂いたのですが、内1件はタッチの差で他の業者さんにて決まってしまい振り出しに。

悩みに悩んだ末にようやく決めて頂いたのに本当に残念でなりません。

意思決定のタイミングって難しいですね。

早過ぎてももっと良い物件があるかも知れないと思ってしまうし、遅ければもう無くなったりして。

家電や車なら代替品が幾らでもありますが、不動産は一物一価で代替が効きません。

只今から3月いっぱいは賃貸住宅市場は繁忙期となり、良い物件の争奪戦が繰り広げられる事になりますが、一方で退去する物件も大量に出て参りますので他の時期よりも迅速な意思決定が要求されます。

不動産屋の「早く決めないと他で決まっちゃいますよ」という常套句は、決して営業成績を上げたいのではなく多くは親切心で進言しているのでして、特にこの時期は本当に直ぐに無くなるケースが増えて参りますのでスルーしないで下さいね。

散策の楽しみとは

年末にお試しでひかりTVを設置。

今月一杯でお試し期間が終わるので面白そうな映画を幾つか観ましたが、本契約したいと思えるほどのコンテンツも無いので解約するつもりです。
ただ、コンテンツが充実してたら契約するかというと、それもどうかなとちょっと考えてしまいました。
茶の間で好きな映画を選んで観られるオンデマンドサービスよりも、やっぱりレンタルショップに行ってしまうのは何故なのか。
本もそう。今やAmazonのサイトでポチっとすれば送料無料で送られてきますが、やはり本屋にも行ってしまう。
それは、店頭にはぶらぶらして散策する楽しみというのが残っているから。
手に取って帯を眺めたりページをぱらぱら捲ったり、ショップの店員が書いたコメントを読んだりお勧めの書棚に並んでる書籍を見比べたりする楽しみは店頭ならでは。散々うろついた揚句、結局何も買わない場合もありますよね。
勿論バーチャルな世界でも同じような事は可能ですし、空間に制約が無いぶん、より深い内容を盛り込むことも出来ます。
しかし、私がAmazonで書籍を購入するのは既に目的のものが決まっている場合が殆ど。決まっているから他の書籍には目もくれず該当の書籍を検索してポチ。時間短縮最優先なのでバーチャルな空間で散策なんてしないですね。
翻って賃貸物件を探すときの事を考えると、Webサイトで物件を比較するよりも、もしかすると店頭で出された資料をあーでもないこーでもないと見比べる方が楽しいのかも知れませんね。
不動産屋は胡散臭くて怪しげで、一般の方にとっては出来れば接触したくない業界のヒト。故にインターネット不動産屋としてコンテンツの充実に重きを置いて店頭を意識せずに活動してきましたが、実はDVDレンタルショップや本屋と全く同じなのかも知れないとも思い始めた今日この頃です。

仕事兼散策

Webサイトに掲載する物件は例外なく100%見に行きます。

これはポリシーとして続けてまして、現在1,000件以上の物件をDBに登録しているので平均10枚写真を撮影したとすると10,000枚超の画像が登録されているということです。

一時期、色気を出してデジイチに戻ろうかとも思ってましたが、あんなにでかくて重いものをイチイチ鞄から出してキャップを外してなんてやってられないので思い留まりました。

しかし、最近はミラーレス一眼がお手頃価格で出てきてて思わずフラっとかポチっとしそう。むむむ。やるなカメラ業界。

ところで今日は、春に結婚される方の新居を探して街をぷらぷら歩いてました。

撮影に行く際は遠い場所なら車で、15km以内なら大抵自転車で出掛けるのですが、今日は狭いエリアに纏まっていたため大型ショッピングモールに車を置いてひたすら徒歩で見て回ってました。

車より自転車、自転車より徒歩、スピードの違いで見える風景が全く違ってきます。いや、同じものを見ていたとしてもその情報量が段違いに異なるのです。

時間があればひとつひとつの物件毎に周囲を散策し、近所のスーパーに出掛け、コンビニの位置をチェックし、郵便局への道程を確認したりしたいものですが、なかなか思うようにならず。。。

撮影後、そのショッピングモールで買い物をしたのは言うまでもありません(^^;