成約率

お問い合わせ頂いた物件が成約に至る割合。

我々不動産業者にとっては極めて重要な指標です。

賃貸物件の場合一般には平均15~30%なんだそうですが、当社は60~70%程度でかなり高い水準では無いかと思います。

これは扱っている物件が特殊なカテゴリーで且つ競合が少ない事も要因のひとつで、万人が求めるものでは無いけれど必要とする方にとっては極めて貴重な物件。パイは小さいが確実な需要がある商品。

当社のビジネスモデルは「ロングテール」特化型なんです。なので高い成約率が実現できているのでしょう。

加えて、自社サイト上でこれでもかというくらい長ったらしい説明文を記載し、高精細な静止画と物件によっては動画も掲載している事も寄与しているのでは無いかと考えております。

実際、内見せずに成約に至るケースも相当数あり、昨年から推し進めてきた非対面型の事業モデルがの前進している感がありますね。

 

不動産仲介に関しては目標をクリアしており良い感じなのですが、土地建物活用コンサルに関しては相対的に成約率が低いのが悩みの種。

オーナー様からお問い合わせを頂いて成約(賃貸ガレージやガレージハウスの建築、バイクガレージへの改装等)する率は40%前後。

これを60~70%に引き上げたいところですが、現物がある不動産物件を選ぶのとは訳が違うのでそう簡単な事ではありません。

成約率向上のためには、更なる実績の積み上げと共に、賃貸ガレージ経営の安心・安定感を数値化して提示する必要があると考えており、現在提案ベースで実施しているものを自社サイトでも公表していきたいと考えております。

DX

書き物が苦にならない性質なのでブログは結構まめに更新する方でしたが、ふと気付けばひと月も更新していない事に愕然としました。

ネタが無い訳ではありませんがすっかりサボり癖が付いてしまい、来年は心を入れ替えてもう少し更新頻度を上げるようにします。

さて、今年も残すところ10日を切りましたが振り返ると激動の1年でしたね。この「激動の1年」はよく耳にするフレーズなのですっかり慣れっこになった感はありますが、今年は文字通り激動の1年でした。

当社は特殊な領域に特化している為か然程影響はありませんでしたが、業界全体としては異動絡みの居住用物件や事務所物件は軒並み停滞してます。

経済的な側面が強いのでしょうが、非対面取引を望まれる方の為に当社としてできる事をコツコツと進めております。

ひとつはオンライン申込。web上の申込フォームに必要事項を入力頂き、必要書類を画像データとして添付頂ければ申し込みが完了できるように致しました。

もうひとつは物件情報のリッチ化。できる限り高精細な画像を掲載すると共に、動画も積極的に掲載するようにしてます。動画編集にも少しずつ慣れてきたので、テロップ入れたり音声による説明も入れて行こうと考えております。

あとは重要事項説明書面の交付(説明自体はオンラインも可)や契約締結の電子化ですが、これは法制化が待たれます。

未だにFAXで資料送れとか言われるこの業界ですが、政府の強力なDX推進に期待しつつしっかりと準備を進めておきます。

10周年

うっかりして忘れてましたが、創業10周年となりました。

昨日から11年目に突入。

いろいろありましたが、お客様、オーナ様、協力会社様他皆様に支えられてどうにかやってます。

この調子で次の通過点11周年を目指しますのでよろしくお願い申し上げます。

宅建免許更新年

今年は5年に1度の宅建免許更新の年。

2回目の更新なので開業後丸10年経つ事になります。

更新作業自体は申請書類を提出して33,000円を納めるだけなので大した事はありませんが、宅建協会役員による巡回指導が本日ありました。

不動産業者としての実態があるのかどうか、宅建業法に則った書類が整備されているかどうかの事前確認及び指導です。

必要事項をチェックしてヒアリングを受けて終了。その間10分程度。

申請書類は印刷して持って行って現金を納めます。

 

ん~ 全部オンラインでできるでしょうこれ。

協会の役員さんもこの後4件回るそうで。この時期にご苦労な事です。

これを機に更新業務を見直したらどうですかね。やれない事は無いはず。

賃貸不動産経営管理士 受験結果

9月末から受験勉強を始め1.5ヶ月。
テキストを一通り読み、過去問を4年分こなし、テキスト付属の模擬試験を受けるなどしてざっと30時間くらい掛けたかな。

久しぶりの勉強は老眼が進んだ眼には優しくなくて細かい文字を追うだけで疲れましたよ。しょぼしょぼな目では集中力も持続できず1日2時間が限度。
それでもやり切りました。
合格ラインは例年40問で27点~29点辺り。過去問では37~38点取れてたので楽勝でしょう。

と思いきや…

試験会場は広島駅北口から少し歩いたビル。早めに乗り込んでゆっくりフレッシュネスバーガーを食していざ臨まんと会場に行くも、一体どこから入るのやら。誰もおらんし。

今一度受験票に印刷している地図を確認したら広島駅南側の建物でした。早く来ておいて良かった。

試験問題は結構難易度が上がってましたね。全問マークシート式ですが、組み合わせや個数問題が例年の倍に増えており、正確な知識を問う意図を感じました。過去に出されたことの無い問題も結構ありました。

これは噂される国家資格化に向けた布石なのか。これまで50%前後だった合格率を下げようとしているのでしょうか。

帰宅して各予備校から出てる予想解答を元に答え合わせしてみると34点だったのでまぁ大丈夫かと。

課題は合格後の身の置き方。賃貸不動産経営管理士としては登録するつもりですが、賃貸不動産管理業者として国に登録申請するかどうか未確定です。

登録することで社会的な信用度が高まり管理業務の受注にも有利に働くのでしょうが、そこが事業の柱ではないので。。。

とは言え、2018年10月に国土交通省が発表した不動産業ビジョン2030では賃貸住宅管理業者登録制度の法制化について言及があり、「宅地建物取引業法と同様の施行体制を確保するため国土交通大臣及び都道府県知事による登録制度とすることが必要不可欠」との見解を示してます。
この流れでは業者及び管理士共に遅かれ早かれ法制度化(業者は登録制となり、管理士は国家資格化)するものと思われるので、今から準備しておくのも無駄ではないと考えてチャレンジした次第。

合格発表は1月10日。合格してもいないのにあれこれ悩むのもおかしな話で、結果が出てから真面目に考えます。