セキュリティ

当社が導入している業務システムは物件管理と顧客管理の2つのDBから成り、お客様がウェブサイトからご登録頂いたご希望条件にマッチするものを物件DBから自動的に抽出してメールで送付する仕組みがあります。

この機能が素晴らしくよく出来ているため当システムを導入したと言っても過言ではありません。それだけの価値があると思ったのです。

ところが、このメール送受信の仕組みが何とSSL対応していないんです。個人情報保護の観点からもコンプライアンス的にもそりゃまずいでしょとベンダーに改善要求を出してますが、開発に回されてまだまだ時間がかかる様子。

これまで他のユーザーでは問題にならなかったんですかね?
不動産業はIT化に無頓着なのかな ?

という訳で、当社はベンダー提供のメールソフトではなくてOutlookとGmail(いずれもSSL対応)を併用してます。

こうすることによって外出中でもiPhoneとXPERIAの両方でほぼリアルタイムにメールを読むことが出来、できるだけレスポンスが遅くならないように心がけております。

しかし問題がひとつありまして、ベンダー提供のシステムであればお客様のご希望条件を自動的に顧客DBに取り込むことが出来るのですが、当社ではこれが叶わず手作業で登録せざるを得ないんです。

面倒ですが、お客様情報が外部に漏れないようにするのは会社として当然の責務。

でも早く対応して下さいね。大変なんですから。

役割

はぁ

広島市内に賃貸物件っていくつあるのでしょう。

なんぼでも出てきます。弊社で紹介できる物件か否か一つ一つ精査してますがキリがないです。

そう言いつつも、webサイトに公開できる物件についてはひとまず今月一杯で区切りが付きそうです。来月からは一般公開していない物件についても調査して参ります。

広く公開は出来ないものの、個別に案内することは可能なので、会員制度を導入してご登録頂いた会員さん向けに非公開物件も併せて紹介するような仕組みを考えてます。

もっと踏み込んで、ご希望条件に合う物件だけを公開非公開を問わず閲覧できる「あなた向けページ」を作ろうとも思ってます。

忙しいあなたに代わり、膨大な数の物件からご希望に最もマッチするものを選び出して提案する。
あなたのコンシェルジュですね。

アメリカではこの様な動きをする不動産会社をバイヤーズエージェントと呼びます。

弊社が目指す方向としてはこちらなんですが、一方で大家さん側に立って値付けやリフォームプラン等をアドバイスして入居率アップを促進するコンサルティング的な仕事も面白そうですね。

要はどちらに感謝されるかですが、やはりどちらにも喜んで頂きたいのが本音です。

よくよく考えると、お客様の要望を代弁するバイヤーズエージェントは現場の生の声をしっかりと聞いてます。それを大家さんにフィードバックしてあげることによって、ありきたりなリフォームに留まらず真に入居者の喜ぶ設備・サービスを提供できて入居率のアップにも繋がるんじゃないかと思うのですが、そんなことは皆さん昔から当たり前のようにしてきたはず。

なのに何故に中途半端なリフォームが繰り返されるのでしょう。

最近では頼りにならない不動産屋任せにせずに、大家さん自らが立ち上がり自身の物件に手を加え入居希望者向けに直接情報発信する事例が増えてます。

我々は自らの役割を自覚して行動しなければなりませんね。

コンバージョン型ガレージハウス

11月13日(土),14(日)とAjitoの内覧会です。

いろいろと調整して金曜の夜から出掛けてお祝いに駆けつけようとし考えてましたが、うまく運ばず断念。

Ajitoは名古屋にあるセーフティライフ社の長谷川社長が進めているコンバージョンプロジェクト。

時代に取り残され使われなくなった建物・倉庫をガレージハウスにコンバージョンして再利用しようという事業です。→過去記事参照

スクラップ&ビルドが全てじゃない。既存の建物をうまく活用して再び命を吹き込む。
やはり素晴らしい事業だと思います。

遊休地利用策としての賃貸ガレージハウスの建設と、遊休建物活用策としてのガレージハウスへのコンバージョン。

当社もこの2本立てが理想だと考えております。

あともう少し。年内にはスキームを固めたいです。

賃貸ガレージハウス

本日は岡山県初の賃貸ガレージハウスを手掛けたおかざき建設さんにおじゃましました。

目的はもちろん物件の見学と、広島での事業展開の可否についての打診。

敷地は元々駐車場のあった場所。限られたスペース故に3戸が限界であったとの事ですが、縦方向の空間をうまく活用してひとり暮らしには十分な広さの2Kを確保してます。

1Fは電動リモコンシャッター付きのビルトインガレージ。

車1台とバイクもしくは自転車が1台停められる空間の後方にシンクが備え付けられてます。

シングルレバーで給湯も可。ガレージで作業をするとどうしても手が汚れます。シンクがあるといちいち部屋に上がらずともその場で油汚れを落とすことができて本当に便利なんですよね。

階段を上がると1Kのフロア。

オール電化なので2口の電磁調理器が備え付けられてます。

奥の赤はブラインド。部屋毎に一部の壁紙とブラインドをテーマカラーで統一し、レッド/イエロー/ブルーハウスと名付けているそうです。

このお部屋はレッドハウス。

ガレージもさることながら至る所に新しい取り組みの跡が見られますね。

この吹き抜けもそのひとつ。

採光のためにボリカーボネートパネルでシースルー仕様にした吹き抜けはたまに見かけますが、こちらはステンレス製メッシュパネルを敷いて空気の流れをも妨げないようにしてます。

それではロフトに上がってみましょう。


ロフトと云えども8畳のスペースが確保された立派な部屋。そして吹き抜けスペースも使おうと思えば使えなくも無く、都合13畳の巨大空間としての利用も可能。

2Fとロフトにはそれぞれエアコンと照明、天井にはシーリングファンが標準で装備されてます。

住設機器は全て一般家庭仕様。つまり一般の賃貸住宅で使用されるそれよりもひとクラスグレードが高いものが使われているのです。

おかざき建設さんはその社名の通り建築業を本業とする会社。不動産オーナーよりも建築会社の立場で住環境を考えた結果、少々オーバースペックになった(つまり予算オーバー)そうです。

しかし、この内容で月額6.5万円は相当リーズナブルなんじゃないかと思いますが如何でしょうか。

1Kの周辺相場は駐車場代込で5.5万円前後。

1.2倍程度の料金で夢のガレージライフを送れる訳です。しかも1部屋+Sで、オール電化(光熱費が抑えられます)で、生活するのに必要な装備はほぼほぼ完備されてます。

趣味のクルマやバイクと共に身ひとつで引越して来ればOK。

こちらの物件、只今入居者募集中です。

ご関心のある方はお早めにどうぞ。当方でお繋ぎすることもできますが、直接おかざき建設さんに問い合わせたほうが早いと思います。

お話の中でひとつ面白いエピソードを伺いました。

内見に来られるかたは当然30代の独身男性だという先入観が我々にはありますが、意外や意外、独身女性も多いのだそうです。

デザインやカラーリングの可愛さや部屋の使い勝手もさることながら、セキュリティ面を評価されるようです。

我々男性には思いもよらないことなのですが、マンション等では駐車場に車を停めてエントランスに行きエレベーターに乗って目的のフロアに到着し自室に入るまでの経路は実は安全とは言えない環境に晒されています。

ガレージハウスの場合は、リモコンでシャッターを開き車を滑り込ませてシャッターを閉じればそこはもう安全な自室の中。

なるほどね。女性専用セキュリティハウスというコンセプトも面白いかも知れません。

こんな賃貸ガレージハウスを建てた岡崎社長、当然車好きです。それも旧車好き。

愛車はコスモスポーツですが、40年前に生産された車とは俄に信じ難い程素晴らしいコンディションでした。本当に愛情を以て接していることが判ります。

この時代の車は電子制御の欠片もなく、乗り手の人間と機械であるはずの車との関係が密接で乗りこなすことが出来れば正に人車一体感を味わうことができます。

私はせいぜいPANDAやオールドミニでその片鱗を垣間見るに留まりますが、いつかその内、車が電気に支配される前にキャブレター仕様の車に乗ってみたいですね。

いつものことながら後半は車の話ばかりでしたが、提携交渉も上手く進み着々と下地が出来つつ有ります。

別途バイクガレージについてもあるプランを進めてますよ。

もうしばらくお待ちください。

ホームページ

やっとホームページのカスタマイズが完了しました。

少しは見るに耐えられるようになったと思います。

但し、これはあくまでも既存賃貸物件の仲介業務のサイトのみでして、目指す賃貸ガレージハウスの事業に関しては具体的な内容は何も含まれておりません。

車両の販売に付いても然り。

まだまだ道半ばですが、とりあえず軸となる業務の看板をやっと建てることが出来ました。

この4,5日間、ホームページのデザインの練り直しとアイコンの作成、リンクを切ったり貼ったりと結構大変でしたが、ホームページビルダーのお陰で直感的に作業を進めることができました。

ただこれも良し悪しで、きちんと本質を理解していないままどんどん作れてしまうので根本的なところで間違ってた場合はページ全体の手直しが必要になったり、いちいちアイコンを選択してリンク貼ってマウスオーバーの動作を設定してと、TEXT手打ちと比べるとまどろっこしいところも有ったりして余分な時間がかかってしまいました。

相場では1ページ当たり安くて5万円~と言われてますが、時間と手間隙を考えるとそんなもんなんでしょうね。

しかし自分で触れないとスキルとして蓄積されないので今回はこれで良かったと思います。

さあ、明日から本業に励みます。    

その前に週末のマラソンに向けて走りに行って来ます!