今月末から来年初頭にかけて賃貸ガレージのリリースが続きます。
需要に比べ供給が少ない状態がずっと続いておりましたが、ようやく需給バランスが改善されそうです。
しかしながら、たまたまなのですが供給地が広島市西部地区から廿日市市に偏っているため、この地域に限っては供給過多になる可能性があります。
という訳で、潜在需要の掘り起こしの為にベタなフライヤーを作ってディーラー、ショップ廻りに精を出します。
今月末から来年初頭にかけて賃貸ガレージのリリースが続きます。
需要に比べ供給が少ない状態がずっと続いておりましたが、ようやく需給バランスが改善されそうです。
しかしながら、たまたまなのですが供給地が広島市西部地区から廿日市市に偏っているため、この地域に限っては供給過多になる可能性があります。
という訳で、潜在需要の掘り起こしの為にベタなフライヤーを作ってディーラー、ショップ廻りに精を出します。
この度お邪魔したのはこちらのガレージ。
足を一歩踏み入れたその空間は、雑誌の切り取りかと見紛う程の目眩くホビーワールドでした。
所狭しと並べられたレアアイテムの数々。
コツコツと収集された逸品がガレージの壁一面に、天井前面に、おまけにシャッター内側にも!
これは最早ショップですな。いや、下手なショップより余程楽しいですよ。
オーナー様はお仕事帰りにほぼ毎日立ち寄られ、お気に入りのモノに囲まれた至福のひとときを過ごされているとのこと。羨ましい、羨まし過ぎる。
目下の悩みは、これ以上モノを増やせないので困ってますだってさ。そりゃそうでしょう。フルに立体活用されたこの空間、これ以上何処に置くというのです。
ここまで使い切って頂けると気持ちイイものですね。
いいもの拝見させて頂きました。
さて、こちらのガレージの内壁材として使われてるOSB(配向性ストランドボード)は、木質チップを圧縮成形して接着剤で固めたもの。
比較的安価にホームセンター等で入手可能であり、加工しやすく味わい深い模様が特徴です。
当社のオフィスもOSBで内装を仕上げておりまして、年月を経ると徐々に飴色になっており気に入ってます。
このボードはその模様故に釘やネジ穴が目立たないのでガレージの内装にぴったりだと思います。
但し、高湿度環境では劣化しやすい性質を持っているため、水周りには使用しないのが吉。
最近は店舗の内装等でよく目にするようになりましたね。
また、棚はやはりホームセンターで入手可能な棚受け支柱を活用してます。
棚柱をボードにビス止めし、棚受け金具を嵌め込み、その上に適当にカットしたOSBを載せてるだけのものです。
重いものを載せる場合は棚柱を増やせばOK。棚受け金具は任意の高さにセットできるし大きさ数種類選べるので棚の奥行きも変えられます。
これからガレージをDIYで仕上げようと考えられてる方にはとてもいいお手本になるんじゃないでしょうか。
HobbyHouse桜尾のC(車用ガレージ)は2口コンセントが標準装備。ちょっと見え難いと思いますが、左の壁の奥の隅っこに付いてるのがそれです。
電源付き賃貸ガレージ自体が希少だとは思いますが、ガレージ前面部分にもう一箇所付いてたら更に便利ですよね。
電動工具を使いたい箇所はエンジン周りが8割方だと思うので(ミッドシップ、リアエンジンは考慮せず)。
奥にちょっとしたテーブルかラックを置いてラジカセ(死語)やスマホの充電機なんかを設置し、電動工具は専ら手前のコンセントを使用するなんてシーンが多いかと。
ただ、2箇所付けるとなると施工コストもそれなりにかかり、それは賃料に跳ね返って参ります。
一方で、当ガレージのシャッターはオーバースライダーを採用しているため、全開時に天井の前方部分がシャッターで覆われてしまい天井照明が付けられないという課題がございました。
そこで、ガレージの壁側前方にライティングレールを取り付け明りを確保する手法を採ってます。
これの良い所は、好きな照明を取り付けたり増設できる点はもとより、コンセントパーツ(ホームセンター等で売ってます)を付ければ電源を取り出す事も可能な点。
例えば、エンジンルームの点検の際にはホームセンター等で1,980円くらいで売ってる現場工事用のクリップ付の照明をボンネットのヒンジ部にぶら下げ、このコンセントに差し込めばOK。
可動式フック(これも売ってます)を取り付けると電源コードもすっきり。
コンセントパーツを増やすと使えるツールも増えますね。
但し、電気容量には限りがありますので常識の範囲内でお願いします。
HobbyHouse桜尾の内装はこんな感じの仕上がりになります(一部のガレージ)。
個人的にはウッディーな感じが好きなので、オフィス(元ガレージ)にはOSB合板を貼ってます。
OSBは廉価な素材なので気軽に釘やタップを打てるので好きな所にフックや棚を取り付けることができます。しかも、取り除いた跡も目立たないので好きなんですね。
ただ、建築基準法ではガレージの内装は不燃材で覆わなければならないため木はご法度。本来はね。
さてさて、この様に不定期に工事状況の進捗を確認している訳ですが、このガレージ、やはりかなり天井が高いです。
そりゃ前から申し上げている通り従来のガレージよりも天井高が30cm高い仕様のものを選んだのだから当たり前なのですが、実際にメジャーで測ってみたところ何と床から天井の一番低い所まで2,600mmもあるのです。
カタログスペック上は2,365mmなのですが、それはガレージ単体での天井高。施工する際は基礎を造るので、その基礎高分だけ嵩上げされるのです。
これだけ高いと開放感が違いますね。完成が楽しみです。
また、第1期,第2期のガレージには無い仕様として、結露減少タイプの天井を採用しました。
これは屋根部材の室内側に発泡ポリエチレンを貼り付けたもので、冬季の屋根の結露を軽減する効果がございます。断熱とまでは参りませんが、夏の太陽の照り付けで屋根が熱々になるのも多少和らぐ可能性もあるのではないでしょうか。