サイドガレージハウス

昨日は建設会社とミーティングを持ち、先の投稿で触れたガレージ付き戸建のプランを詰めてました。

各方面に当たった結果、どうやら実現できそうです。

当初は敷地内に戸建住宅とガレージを別々造るプランを想定してましたが、さほど広く無い敷地なので隣家との間隔が極めてタイトになり、窮屈な印象は否めません。

大小のキューブ状の箱が並んでいる姿は如何にも取って付けた感があり、デザイン的にもちぐはぐな感じ。

そこで戸建住宅の側面に既成品のシャッターガレージをくっつけて建物と一体化し、家から直接ガレージに出入りできる扉を付けた建物を検討し、技術面や建築基準法、条例等々を確認してクリアできる目途が立ったのです。

ガレージハウスでも無く、ビルトインガレージでも無いそれを、便宜上サイドガレージハウスと呼ぶ事にします。

最大のメリットはコスト面である事は先の記事の通り。

一般的な賃貸ガレージハウスでは(リーズナブルな賃料で実現するのが)なかなか難しい2LDK間取りプランを採用し、ペア~お子様おひとり迄のファミリー層をカバー。

デザイン的にも一体感が増し、敷地も広々と使えるようになりました。

更には、基礎をも一体化(ベタ基礎)する事で建物の土台がより強固になるという副次的効果もあります。

ガラス窓を嵌め込めばリビングから愛車を眺めることも出来ますが、そこは明日のオーナー様との協議次第。

ホイールジャンキーファミリー向けサイドガレージハウス。

如何ですか?

紹介

このところアクセスの多い売り戸建物件。

先週末は二組のお客様が同じ物件の内覧にいらっしゃいました。

当社が扱っている売り物件は、基本的にガレージ付き又はガレージにコンバージョン可能なスペース(店舗や事務所スペースが1Fに設けられたもの)付きの戸建でして、世間一般からするとニッチな分野の筈。

しかも、大手の不動産ポータルサイトに自社名で広告を出してる訳でも無く、現地に自社の看板を掲載している訳でも無く、他社でも取り扱っている物件。

自社Websiteのみが唯一の広告媒体なのです。

そんな弊社のWebsiteを閲覧しコンタクトを取って頂いただけでも大変有り難い事なのですが、おひと方のお話をよくよく窺うとお知り合いからの紹介なんだそうです。

これは本当に嬉しい出来事でした。

不動産屋にはどんなイメージを持っていらっしゃいますか?

あまり良い印象は無いですよね。

そう、不動産屋は犯人なのです。

そんな不動産屋にコンタクトをとるのって勇気が要りますよね。

なので、紹介や口コミってとてもとても大切なんです。

一方で、ご契約後にお客様同士が実はお知り合いだったという事が判明することも多々あります。

いやぁ世間て狭いですよね~ なんて話で盛り上がるのですが、ここ広島でガレージ優先で物件を探されている方なんて絶対数からすると少ない筈なので狭いのは当然かも知れませんね。

お客様から自信を持って紹介して頂ける不動産屋を目指してこれからも精進致します!

ハウスガレージ

ひと口にシャッターガレージ付き住宅と云ってもその形態はいくつかに分かれます。

1.ガレージハウス
2.ビルトインガレージ(インナーガレージ)住宅
3.掘り込みガレージ付き住宅
4.敷地内に独立ガレージがある住宅

それぞれの説明はこちらに譲るとして、今回は4の発展形として戸建住宅と独立型ガレージ(イナバやヨドやタクボ等の既成品)を合体させたものを造ってみようと画策しています。

メリットはローコストでガレージハウス的ガレージライフを実現できる点。

ガレージハウスやビルトインガレージ住宅は、大きな開口部があり且つ大空間となるガレージの上に部屋を造るため、ガレージ部の強度を高める工夫が必要なんですね。

問題無く建築確認が下りる様、素材や組み方を検討し構造計算をしっかりと行います。その為の追加コストは無視できるレベルのものではありません。

一方、既成品のガレージは予めメーカーが構造計算してくれてるし、その上に部屋を造る事もありません。

戸建住宅の側面にぴったりとくっつけてドアを付けてあげれば住宅から出入りできるガレージの出来上がり。

これは何と呼べばいいのかな。

ただ、現段階では机上の話でして、片や木造、片や鉄骨造りの建築物を組み合わせた住宅を造ることができるのか、先ずは建築主事に確認する必要があります。

もし許可が下りれば面白い建物になると思うんですけどね。

岩国ガレージハウスの建築状況 その3

本日の午後はアポイントも入っておらず、特に急ぎの予定も無かったので防府天満宮に長男と長女の合格祈願に行って参りました。

思い返せば6年前の長男の高校受験時に参拝して以来。時の経つのは早いものですね。

願うはベストなコンディションで受験に臨むことが出来ること。

勿論、合格祈願なので無事に受かる事を願うのは当然ですが、ノロやインフルエンザに罹ったりして自分の力を出し切れないのが一番可哀想なので。

帰路、岩国の賃貸ガレージハウスの建築状況を確認して参りました。

既に足場は取り外されてすっかりと露わになったそれは、冬の低い西日を浴びて鈍色の光を放ってました。

Coolでイイ感じじゃないですかこれ。

ガレージハウスの外壁にはガルバリウム鋼板がよく使われます。

その質感及び形状に拠る倉庫的な無機質感、メカニカル感が車及びバイクにマッチすると共に、耐久性にも優れた素材です。

但し、安易にサイディング代わりに使用するとのっぺりとした印象となり本当の倉庫に見間違えられる危険性があるため、外観を立体的に仕上げた上に貼るなどして建物全体の表情を如何に上手く作るかがポイント。

当ガレージハウスはそうした工夫をした上、カラーガルバリウムを効果的に使い分けて渋い仕上がりになってると思います。

シャッター内はこんな感じ。まだまだ殺風景な状況ですが、フロアをペイントして内装を施し照明を付けると雰囲気がガラッと変わりますよ。

右側に2階住居への出入口(玄関は別)が有り、階段下は収納スペースとなっています。その奥には給湯機能付きシンクが設置される予定。

完成はもうすぐ。まだかまだかと待ちわびているご入居予定者様同様、私自身もワクワクしています。

現場主義

1月に入ってからというもの、新着空き物件(賃貸)の数がすごい事になってます。

よくよく観察すると新築マンションが大量に供給されている様ですが、これはと思う物件はそうそう無いんですよね。
私が注目するのは、やはりガレージ。セキュアなバイク専用置場があるマンションとか、シャッターガレージ付き戸建や屋根付きガレージを備えたマンションとか。
そんな物件か否かは外観写真と物件説明文で判別しますが、説明文でガレージの事をつらつら書いてる業者はまず居ません。当社くらいでしょうな。
よって、外観写真がほぼ唯一の判断材料となる訳です。
しかしこれも1枚限りのケースが多く、良く判らない場合はGoogle mapのストリートビューで感触を掴むのです。
そして、これは匂うなと思う物件は現地に足を運び確認する訳ですが、当たりの確率は3割程。大半は徒労に終わります。
そんな面倒な事をせずに直接管理会社に聞けば良いじゃんと思われるかも知れませんが、こちらが求める答えが的確に返ってくるケースはごく稀で、結局は自身の目で確かめる事になるので二度手間なんですよ。
迷ったら現地へGO!
今日も張り切って行って参ります。