仲介手数料

それは我々不動産屋の主な収入源。媒介報酬とも言います。

売買でも賃貸でも契約の仲介をした際はその報酬として仲介手数料を頂くのですが、この額には法律で上限が定められておりまして、賃貸の場合は月額賃料の1ヶ月分相当額(税別)が貸主又は借主或いは双方から受領できる最大の額となります。

月額賃料100万円のテナントを仲介した場合は100万円を、月額賃料1万円のバイクガレージを仲介した場合は1万円を手数料として受け取れる訳です。

やってることはほぼ一緒。工数は同じなのに受け取る事が出来る手数料が100倍違うこともあるんですね。

この仕組みってなんだかなぁ~と日頃から思ってます。

掛かった工数から報酬額を算出するのが理想的だとは思うのですが、そうすると家賃3万円のアパートなのに報酬額が10万円とかになると借主に申し訳ないですよね。かと言って安いから手抜きする訳にも行かないので賃料の1ヶ月相当額ってのは妥当なのかなとも思います。

只今、丸1年かけて事業用定期借地権の契約を進めております。事業用定期借地権は公正証書の作成が義務付けられておりそもそも大変なのですが、加えて土地の境界やら権利関係やらなんやかんやあって関係者間の調整を図り土地家屋調査士や建設会社とやり取りし、公証人と何度もやり取りし、やっと契約に漕ぎ着けそうです。

ところが、地代が安いだけに仲介手数料は公正証書作成手数料よりも安い金額。今どきのサラリーマンのお小遣い並みですよ。

法律で定められた事なので受け入れざるを得ませんが、もうちょっとこの努力を評価して欲しいと思うのが人情というもの。因果応報を願いつつ頑張ります。

免許

昨年末に受験した「賃貸不動産経営管理士」試験の合格通知が届きました。

今年度は難しかった様です。これまで50%超だった合格率を30%台に絞ってきましたね。来年度から問題数、試験時間共に増え、更なる難化が予想される為、駆け込み受験者も多かったみたい。私もそのひとり。

取り敢えず管理士登録をし、免許を交付頂こうと思います。

そう言えば今年は運転免許更新年。

更に宅建免許も更新年。

ついでに古物商許可証も改めて主たる営業所の届出をしないと失効するとのレターが届きました。

更新ラッシュイヤーです。

今年もよろしくお願い申し上げます

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

12月29日(日)から1月5日(日)まで7連休を頂きましたが、なんやかんやで実質4連休でした。

年末年始休暇を利用して、プレゼン資料や契約書、カッティングシートや現地看板を制作する為の作業台を作りました。

目一杯広く使いたかったのでW1,800mm×D900mmの1帖サイズ。
天板は子供部屋の仕切り壁として使ってた9mm厚のOSBを3枚貼り合わせました。これまで使ってたテーブルの3倍以上の広さ。疲れたらこの上で寝られますよ。

枠と脚は2×4材にマホガニーカラーのWATCOオイルを塗りシンプソン金具留め。予想よりも赤味が強く出ましたが、その内馴染むでしょう。

脚にはアジャスターも付けました。

今年はこのワークテーブルをフル活用して色んなものを生み出して参ります。

現在、賃貸シャッターガレージ新築企画が4本走ってます。
広島市中区を中心として西部、東部、北部とエリアも分散し、更には旧市内もございます。

リリースできる日が楽しみでなりません。

トレイルカメラ

某物件付属駐車場に無断で駐車する輩がいるんです。
一体どういう神経してるんでしょうね。腹立たしい。

これまで対策としてパイロン&駐車禁止ステッカー&ダミーカメラを設置し、不定期に見回りしてましたが、いつの間にかパイロンが動いていたりする事が幾度かあり、オーナー様と相談して証拠を押さえる為に防犯カメラを設置することにしました。

当該駐車場は電源が取れない場所に在るため、バッテリーで動くタイプで良いものは無いかと探したところ、トレイルカメラなるものを見付けました。

トレイルカメラは野生動物の生態調査等を目的としたもので、自生してる木等に括り付けて動物が横切ったらモーションセンサーが起動して静止画若しくは短い動画をマイクロSDカードに記録する機器。
乾電池で駆動し内蔵モニターで録画映像を確認することができるオールインワンタイプ。

但し、通常の使い方なら6ヶ月程度電池交換不要を謳ってますが街中だとしょっちゅう起動するであろうと思われるので、電池寿命もSD容量も直ぐに一杯になる事は容易に想像できます。

2週間に一度程度の頻度でチェックできれば可として物は試しに導入してみます。

ケーサツから情報提供を求められないことを願いつつ。

賃貸不動産経営管理士 受験結果

9月末から受験勉強を始め1.5ヶ月。
テキストを一通り読み、過去問を4年分こなし、テキスト付属の模擬試験を受けるなどしてざっと30時間くらい掛けたかな。

久しぶりの勉強は老眼が進んだ眼には優しくなくて細かい文字を追うだけで疲れましたよ。しょぼしょぼな目では集中力も持続できず1日2時間が限度。
それでもやり切りました。
合格ラインは例年40問で27点~29点辺り。過去問では37~38点取れてたので楽勝でしょう。

と思いきや…

試験会場は広島駅北口から少し歩いたビル。早めに乗り込んでゆっくりフレッシュネスバーガーを食していざ臨まんと会場に行くも、一体どこから入るのやら。誰もおらんし。

今一度受験票に印刷している地図を確認したら広島駅南側の建物でした。早く来ておいて良かった。

試験問題は結構難易度が上がってましたね。全問マークシート式ですが、組み合わせや個数問題が例年の倍に増えており、正確な知識を問う意図を感じました。過去に出されたことの無い問題も結構ありました。

これは噂される国家資格化に向けた布石なのか。これまで50%前後だった合格率を下げようとしているのでしょうか。

帰宅して各予備校から出てる予想解答を元に答え合わせしてみると34点だったのでまぁ大丈夫かと。

課題は合格後の身の置き方。賃貸不動産経営管理士としては登録するつもりですが、賃貸不動産管理業者として国に登録申請するかどうか未確定です。

登録することで社会的な信用度が高まり管理業務の受注にも有利に働くのでしょうが、そこが事業の柱ではないので。。。

とは言え、2018年10月に国土交通省が発表した不動産業ビジョン2030では賃貸住宅管理業者登録制度の法制化について言及があり、「宅地建物取引業法と同様の施行体制を確保するため国土交通大臣及び都道府県知事による登録制度とすることが必要不可欠」との見解を示してます。
この流れでは業者及び管理士共に遅かれ早かれ法制度化(業者は登録制となり、管理士は国家資格化)するものと思われるので、今から準備しておくのも無駄ではないと考えてチャレンジした次第。

合格発表は1月10日。合格してもいないのにあれこれ悩むのもおかしな話で、結果が出てから真面目に考えます。