昨日はクラッシックミニのEV化プロジェクトの大詰めで、昼から夜までぶっ通しで作業。

疲れ果てて直ぐに寝たのでブログ更新をサボってしまいました。

さてそのミニですが、16日に開催されるエコカーフェスタに展示することが決まっているため、何としてでも間に合わせないといけない状態での決死の作業。

皆本業を抱えながら、また、プロダクトもいろいろとトラブルを抱えながら綱渡り状態の製作現場ですが、それでも「何とかなるでしょ」と和気藹々とした雰囲気で少しずつ出来上がってきてます。

今回の作業のゴールは、モーターとギアボックスを合体させたもの(モーターユニットと呼んでます)をボディにマウントし、1cmでも自走出来ればOK。

ご存知の通りクラッシックミニはエンジン直下にミッションギアボックスが配され、同じオイルで潤滑しています。

これにより極めてコンパクトな動力ユニットを実現し、ミニの狭い狭いボンネット内に押し込むことに成功してます。

エンジンをモーターに載せ換えるに際しては、ギアボックスのオイルからモーターを守りつつ、軸がぶれないようにマウントするための対策が必要でして、そのためのアダプターをアルミブロックから削り出して対応しました。

今回製作したものはプロトタイプなので、精度的には満足できるものではありません。

まだまだ追い込まないといけませんが、取り敢えず上記目標があるし、ゆっくり走行は出来そうなのでボディに載せることにしました。

しかしミニのエンジンルームは狭いです。

ミニの整備をするときはいつも手が傷だらけになってました。

取り敢えず載ったので、ロワマウントをボルト留めして固定。

暫定で電気系統(バッテリー、コントローラー、コンタクター、アクセルポッド、ブレーカー、スピードメーター)に配線し、稼働テスト。

心臓のバイパス手術を受けている患者の様相のミニ。

取り敢えず動きました。

エンジンを取っ払った事で空いた空間にバッテリーベース、コントローラー、コンタクター、アクセルポッドを取り付け、バッテリーを搭載した絵。

向かって左の空間にはブレーキ系のパーツが付くのでバッテリーは3個までが限度でした。

残りのバッテリーをリアシート部とトランクに搭載してこの日の作業終了。

結局走らせることはできませんでしたが、何とかなるでしょ。

本日は電気系統の配線の整理。

明日は駆動系の仕上げと電装系の取り付け。

上手く行けば明日の夕方には自走出来るかも。

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