展開

賃貸ガレージハウスの次は、ハイブリッド型ガレージハウスに着手致します。

2月は現家屋の片付けと解体。
3月は更地に戻して基礎工事。
4~7末にかけてハイブリッドガレージハウスの建築。
8月にはご入居頂ける様なマスタースケジュールを作成中。

この物件が完成した暁には、以下の図式が完成します。

「ガレージライフ」を実現する為のインフラとしてこれらをラインアップすることで、個々の思い描く「ガレージライフスタイル」に応じた選択肢を提供する事が出来るようになります。

幹が完成したら、今後は枝葉を拡げ(エリア展開)ないといけません。

という訳で、遊休地を持て余しているオーナーさん、消費税増税前に土地活用を検討してみませんか?

岩国ガレージハウス~室内編

モニター付きインターホンが設置された玄関のドアを開けるといきなり2Fに続く階段が現れます。

玄関ホールの右側がガレージへの引き戸。

回り階段を上がったところ。

アルミパイプが配されて階段スペースと部屋がゆるく仕切られてますね。

こちらは収納スペース。

一見トリッキーな空間の様にも思えますが、階段上の空間を上手く活用している事が判りますね。

階段側から見たキッチンスペース。

1Rなので広々という訳ではありませんが、一人所帯なら十分でしょ。大荷物はガレージに置けば済む事ですし。

部屋の照明は4つのダウンライト。天井と1面の壁には黒に近い濃いグレイのデザインクロスがあしらわれていて、ハードな感じ。

因みに、ダウンライトにはLED照明を採用してました。

これは収納式室内物干し竿。

ブラインドの要領で紐を引けば下りてきます。

こちらはサニタリーコーナー。

オトコのひとり暮らしには勿体無いくらいの快適性。

もう少し無骨な感じでも良かったんじゃ無いかとも思いましたが、必ずしも男性が住むとは限らないのでこれはこれで良いのでしょう。

これは別のガレージハウスのオーナーから聞いた話ですが、いくらセキュリティの高さを謳ったマンションであっても駐車場からエントランスまでの道のりは無防備なので、ガレージハウスの様にガレージに入ればもうそこは安全な空間と云う点を評価した女性からのお問い合わせが有ったとか。

なかなか興味深い話ですよね。

岩国ガレージハウス~ガレージ編

つい先日完成したばかりの岩国ガレージハウス(仮称)の撮影に行って参りました。

本当はオープンハウスを開催したかったのですが、完成即ご入居という状況でしたので今回は涙を飲んで断念。

代わりに私がしっかりと観て参りましたので出来る限り詳細に案内申し上げます。

先ずは外観。

シルバーとガンメタのモノトーン調サイディング仕上げの外観と、ガレージハウスのアイデンティティたるシャッターは、見る人が見ればひと目でガレージハウスと判るもの。

シャッターは電動リモコンで開閉できるタイプ。オーバースライダーでは無いものの、電動故に開閉音は非常に小さいため、早朝深夜でもご近所に過度に気遣うこと無く出し入れできます(爆音マフラー仕様車は除く)。

1Fは余裕で2台の車を駐車できるスペースを確保。

フロアは骨材入りペイント仕上げで道路からの段差は殆ど無し。

この段差のないフラットな仕上げは極めて重要でして、ローダウン(大抵の車好きはシャコタン好き)した車でも何のストレスも無く入出庫が可能。

フロアペイントは旧車のお約束であるオイルの滴りに対応(モルタルのままだとオイルの滲みが取れなくなります)し、埃も最小限に留めてくれます(モルタルはどうしても表面から粉が出てしまいますね)。

且つ、雨の日にフロアが濡れててもツルンと滑らない加工を施すことで人やバイクの安全面にも配慮。

ガレージの奥には間口、深さが十分な給湯シンクを取り付けてます。

冬場は当然の事ながら、暖かい時期でも油汚れにはお湯がイチバン。台所に立つ主夫なら当たり前ですよね。

欲を言えば洗い終わったパーツ等を置くサイドテーブルがあれば尚良し。ご入居様側で工夫して下さいませ。

そして換気も重要ということで上部には換気扇。

2Fへの階段下のデッドスペースを利用した収納スペースも開閉スペースを省略するために敢えて扉を付けてません。何かと使えそうでしょ。

各コーナーには2口コンセントが各1個配されており壁の上部にはエアコン用のコンセントまであります。

願わくばマフラー直後に取り付ける強制排気ダクトや、エアーツールや電動工具を使えるように天井吊り下げタイプのホース(コード)リール、掘り込みピットなんかあれば最高なんでしょうが、それでは自分が住んじゃいそうなのでガマン汁。

建物の入口はシャッター脇に有り、シャッターを開けずとも玄関から出入り可能。

とまあ、もっともっと紹介したいところは沢山有りますが、長文大作となるため今日はこの辺で。

明日は2F居住スペースを紹介致します。

レンタル****

スペースの時間貸しという概念を以前紹介致しましたが、本日レンタルキッチンというビジネスモデルがあることを知りました。

場所は東京都心の分譲マンションの1F。入居者向けにガレージとして貸し出されていたスペースでしたが、車を手放す入居者が増えたため一時期トランクルームに転用して運用していたそうです。

ところが暫くすると過当競争が始まり稼働率が低迷。

そこで考え出したのがレンタルキッチンなのだそうです。

友人同士やクッキングスクールの仲間同士で同スペースを借りパン作りや試食会を開くといった利用形態を想定しており、調理器具やカトラリーにテーブルウェアは一式揃っているため、利用者は食材と調味料のみを持ち込めば良いそうです。

なるほど。

空き店舗や空き事務所等の利用されていない空間(空室)の有効活用というと、当社ではMOTO saLoonの様なシェアガレージを頭に思い浮かべるのですが、女性の視点で考えた事は無かったですね。

公共交通機関の便や周辺居住者の属性等々を考慮するとレンタルキッチンを開く事の出来る場所は限られてくると思いますが、まだまだいろんな活用形態があるもんだなと感心した次第です。