昨日の事。某大手マンションディベロッパーの方が来社されました。
マンションディベロッパーと弊社は一見何の関連性も無いので一体どういった用件なのか訝っておりましたが、お話を伺うと土地オーナー様と賃貸ガレージハウスを運営したい方との間を取り持ちたいが土地の形状が特殊なのと賃貸ガレージハウスに求められる仕様に関するノウハウを持たないため、話を聞きたいとの由。
話の流れでシャッターガレージ付き分譲マンションがあっても良いのではないかという話題になりました。
分譲戸数に対して100%駐車場完備は当たり前の昨今。しかしガソリン価格の上昇が続き、カーシェアリングが普及しつつある現代に於いて、車は所有から共有へとユーザーの意識も変化しつつあります。
100%駐車場完備は売り文句にならない。ならば敷地内にシャッターガレージを併設し、ガレージ付マンションとして売り出してはどうかと。
当然ガレージを造る事によって平面駐車スペースが減り100%を切る可能性も出てきます。しかしカーシェアステーションを併設すれば共有利用者層の需要を補う事も可能。
そんなメリハリの効いた分譲マンションがあっても面白いんじゃないでしょうかね。
その後、某大手雑誌社から電話がありました。当初は、良くある広告出稿の営業コールかと思ってましたが、どうやらそうでもない様子。
ガレージライフ関連の特集記事を組むに当たって各地の特徴のある物件を掲載したいとの内容。
バイクと共に住む家がテーマということで、バイカーズマンション/ハウスの情報が欲しいという事だったので、当然おススメはあれでしょう。
首都圏ではその様なライフスタイルが盛り上がってるんでしょうね。
実際、首都圏からご転勤で広島に赴任される方から、住む処はワンルームでもバストイレ同室でも何でも良いがバイクを安全に保管できるマンションを探して欲しいというご依頼を頂く事がかなり増えて参りました。
車を持って来るとなると何かと大変ですが、バイクなら自分以外は誰も乗らないし逆に乗ってあげないと調子を崩すし、折角の赴任地をバイクで回って散策してみたいと言うことの様です。
企業の異動時期も分散傾向が進み、感覚的には4半期毎に波が来るような感じです。
そして本日は、賃貸ガレージハウスを建築する為の土地の取得に関するご相談。
午後は提携先の建築会社と格安ガレージハウスのプラン作成作業。
こちらは賃貸では無くて個人向けのガレージハウスでして、郊外に土地を取得して週末を愛車と過ごすための別荘的な利用形態を狙ってます。
なので、永住タイプでは無くガレージメインで住まいはおまけ。設備・水廻りもシンプルに徹してコストダウンを図ります。
少しずつではありますが、じっくりコトコト仕込んでおります。