事業用物件

2月~3月にかけては人の移動が多いため、当然ながら居住用物件の動きが激しかったのですが、5月~8月は閑散期故にあまり動きが無いですね。

一方で、店舗付住宅や店舗・倉庫・工場といった事業用物件の動きは比較的活発です。

今月に入ってからというもの、自動車整備・販売を始めるので工場を探しているという3組の方から立て続けに物件探しのご依頼を頂きました。
不思議なもので、同じ時期に同じ様なご依頼が重なるものでして、4月から5月にかけてはどういう訳か店舗付住宅の問い合わせがかなり多かったと記憶してます。

独立開業、業態拡大、移転等々その理由は様々ですが、何れにしても経済活動が活発化しつつある事の現われなんでしょうか。

そしてこの所多いのが土地探しのご依頼。安い土地を購入し、ガレージ又はガレージハウスを建てて週末を愛車と過ごしたいといった羨ましいご依頼が増えて参りました。
そこで先の記事の通り、週末ガレージライフを送るに適した売り土地特集ページを作成した次第。

という訳で、8月も下旬に差し掛かり秋の引越しシーズンにインしつつありますが、引き続き事業用物件の拡充を図っております。

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週末ガレージライフ

週末にガレージハウスで過ごしたい。

そんなに広なくても良いし、車で行くので交通の便なんて二の次。

或いは、マフラー音がうるさいんで閑静な住宅街よりも寧ろ人里離れた所の方が良い。

そんな条件でどこか安い土地があったら紹介してよ?

というご依頼を幾つか頂いており、お盆の間に纏めて視察に行ってきました。

 

実際見てみて、ここに小さなガレージハウスやガレージを建て機械弄り三昧の週末を過ごしたり、ツーリングベースキャンプとして友人を招待して前夜祭を開いたり、ゆっくりと愛車を眺めたり。

自宅にあるガレージとはまた異なる魅力があるなと確信しました。

 

ウィークエンドガレージハウス。お手軽なものなら500万円程度から実現できるオトナの隠れ家。

借りるのでは無く所有する選択肢もございます。飽きれば貸したら良いのです。

そんな土地ばかりを集めた専用ページを作りました。

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引き渡し

不動産仲介業者の仕事は、お客様に物件(の鍵)を引き渡しを終えると一区切りつきます。

オーナー様より管理委託を受けている物件に関しては、その後もお客様とのお付き合いは継続されますが、そうでない物件については解約通知を受けるまではお客様からご連絡を頂くケースは稀です。

従いまして、鍵を渡してお礼を申し上げ、その後数ヶ月から数年もの間お顔を拝見しないケースが殆ど。

ただ、モノがガレージだとそうでもないんですねこれが。

ガレージの場合、マンションや戸建てといった居住用物件と異なり、庫内に人が居ると大抵扉(シャッター)を開けっ放しにしているのが常。

土日に新規のお客様をご案内する際や、退去の立ち会いの際にご利用者とお顔を合わせる機会が多いのです。

そんな折には、何か不都合が無いかをそれとなく聞くようにしてます。

概ね好評で特に不満は無いと仰いますが、こうであったら良いのにとか、もっとこうしたら良いといったご意見を頂くとめっけもの。次期物件にご要望を反映するチャンスです。

先日も貴重なご意見を伺うことが出来、早速土地オーナー様に提案申し上げた次第。

 

また、物件の引き渡しの際のお客様の反応は居住用物件とガレージとでは様相が全く異なるのが面白い所。

居住用物件の場合は、これからの新生活の基盤となる場所なので嬉しいというよりも気の引き締まる思いを強く持つ方が多い様な気がします。

対してガレージの場合は、これからの遊びの拠点となる所故か、満面の笑顔を見られるんですよね。

これは仲介者の立場として本当に嬉しい瞬間です。

 

このふた通りの反応の中間がガレージハウスといったところでしょうか。

eFaxその後

20140812-153506.jpgFAX機を廃止し、eFaxを導入して半年が経ちました。
概ね便利に使わせてもらってますが、改善して欲しい点も幾つか有ります。

先ずは、送信時の手間。
紙に書かれたものを送るには、一旦スキャンしてPDFデータとして取り込み、メール添付若しくはeFaxサイトの送信フォームで送らなければなりません。

紙を送る場合は、FAX機ならセットしてFAX番号を押してスタートと言う3ステップが、セット→スキャン→PC取り込み→サイトを開く→ログイン→フォームに送信先の番号を入力→PDF添付→送信と、8ステップに増えます。

一方でPDFやWORDファイルを送る場合は、FAX機ならプリントアウトしてセットしてFAX番号を押して送信。eFaxならメーラーを開く→宛先にFAX番号入力→ファイルを添付→送信と、同じ4ステップ。

手書きの紙等を多数の相手先に大量に送るという作業には不向きかと。

次に送信時の画像品質。
画質が荒く、テキストデータならまだ読めるのですが、写真とかは殆ど判別不可能。試用期間中に何度か自社宛に送って最適な設定を見付けたつもりでしたが、実際に相手に届いたものを見ると使えないレベル。

なので、テキストデータ以外のものを送る際は極力emailを使うようにしてるのですが、不動産業界は未だFAXが主流。emailが不得意なのでFAXで送ってちょ という同業者が多いので苦労してます。

最後に、偶に通信エラーになる点。
ファイルサイズが大きかったり(最大1MBまで)、複数ファイルを送ろうとすると機嫌が悪くなります。
再送信すれば大抵は大丈夫ですが、急いでる時には結構イライラするものです。

そんなネガも有りますが、それを補って余りあるメリットをeFaxに見出したので全く後悔はしてないですね。

PCでもスマホでもemailでFAXをリアルタイムで受信出来る。これが全て。

ペーパーレス化、FAXデータの保存、ランニングコスト低減等副次的なメリットも幾つか有りますが、いつでもどこでも受信FAXを確認できるのは本当に有難いですね。

ただ、本質的にはFAXというテクノロジーを置き換えるものではなく、一部デジタル化されただけのもの。FAXが無くなる日はまだ遠い先のことなのかな。

 

ガレージの電源

Exif_JPEG_PICTUREHobbyHouse桜尾のC(車用ガレージ)は2口コンセントが標準装備。ちょっと見え難いと思いますが、左の壁の奥の隅っこに付いてるのがそれです。

電源付き賃貸ガレージ自体が希少だとは思いますが、ガレージ前面部分にもう一箇所付いてたら更に便利ですよね。

電動工具を使いたい箇所はエンジン周りが8割方だと思うので(ミッドシップ、リアエンジンは考慮せず)。

奥にちょっとしたテーブルかラックを置いてラジカセ(死語)やスマホの充電機なんかを設置し、電動工具は専ら手前のコンセントを使用するなんてシーンが多いかと。

ただ、2箇所付けるとなると施工コストもそれなりにかかり、それは賃料に跳ね返って参ります。

Exif_JPEG_PICTURE一方で、当ガレージのシャッターはオーバースライダーを採用しているため、全開時に天井の前方部分がシャッターで覆われてしまい天井照明が付けられないという課題がございました。

そこで、ガレージの壁側前方にライティングレールを取り付け明りを確保する手法を採ってます。

これの良い所は、好きな照明を取り付けたり増設できる点はもとより、コンセントパーツ(ホームセンター等で売ってます)を付ければ電源を取り出す事も可能な点。

Exif_JPEG_PICTURE例えば、エンジンルームの点検の際にはホームセンター等で1,980円くらいで売ってる現場工事用のクリップ付の照明をボンネットのヒンジ部にぶら下げ、このコンセントに差し込めばOK。

可動式フック(これも売ってます)を取り付けると電源コードもすっきり。

コンセントパーツを増やすと使えるツールも増えますね。

但し、電気容量には限りがありますので常識の範囲内でお願いします。