以前にもちらっと紹介したこちらのガレージ。
実は少々前になりますが、モデルガレージと施工現場を視察して参りました。
こちらは店舗内に造られたガレージ。
間口3m×高さ2.5mの最も小さいサイズ。
奥行きはアーチ状のウォールを約60cm単位で増設することが出来るので、スペック上は延々と拡張することができます。
中の様子はこんな感じ。
素材を活かした内装例。
ガレージも然ることながら、店舗や倉庫としての引き合いも多いとか。
確かにこの外観なら宣伝効果は高そうですね。
さて、丁度大きめのガレージを施行中とのことで、現場の視察に出掛けました。
おおぉ~ でかい。
間口6m×高さ5.2m+基礎0.5m×奥行き8mの堂々たる体躯。
ウォールの立ち上がりが高いため、空間利用効率が高く最もポピュラーなタイプです。
このモデルの場合、間口は最大9m迄ですが、モデルによっては最大約25mの間口のものまで在るそうです。本国では航空機の格納庫としても利用されているそうです。
オーナーさんはこれを個人のガレージとして利用するそうで、中央から少し前寄りの箇所にシャッターを取り付けて内部に車とバイクを格納し、前方部分は庇のある駐車スペースにするのだとか。
何とも羨ましいガレージライフを送れそう。
さて視察に出掛けた理由ですが、当ガレージの弊社での取り扱いを検討していたところに丁度ガレージハウスの企画が舞い込み、どうせやるならこれ面白いんじゃないですかと提案したところオーナー様もノリノリに。
何はともあれ、先ずは現物をこの目で確認しなければ始まらないと思い見に行った次第。
ガレージハウスとして利用するには2階部分に居住スペースを造る必要があるのですが、この高さなら十分いけそうです。
問題は建築確認が下りるかどうか。これに関しては既にトライしている現場があるそうでして、その進捗を見守ってるところです。
このアメリカンスチールスパンガレージですが、耐久性の高いガルバリウム鋼板を使用しており、その形状と構造からして耐震性にも優れると思われます。個人的には外観のインパクトと共に空間の柔軟性に富む点が最も気に入っておりまして、店舗や事務所、倉庫としても大いに可能性のある商品だと考えてます。
壁の形状から、窓の取り付けや内装仕上げの難易度が高そうですが、細かい点は施工会社と知恵を絞って行こうかと。