どこからどうみてもただの倉庫。
ですが、カラーリングをちょいと工夫するだけで印象ががらりと変わります。
敷地のペイントも良い感じ。
あとはレタリングのデザインですね。実はこれが最も重要且つ最も難しい部分。
今提案中のデザインを受け入れて頂けるかどうか。
個人的にはめちゃめちゃ気に入ってますがさてどうなることやら。
本日は土地の現地視察2件の予定。天気も良くバイクでウキウキ気分で出掛ける筈でしたが、どうしても今日中に仕上げないといけない案件が入ってしまい終日オフィスにて缶詰。
仕方が無いので明日休日返上で視察に行って参ります。
ま、バイクで行くので仕事半分ツーリング半分な気分なんですけどね。
そんな残念な日ではありましたが、幾つか良い事も。
その内のひとつは、暫くの間進展が不明だったシェアタイプのバイクガレージ完成の連絡。
場所は河原町。電車通りに面したロードサイドマンションの1階部をバイクガレージにコンバートした物件です。
元々同業他社さんがマンションオーナー様からのご依頼で進めていたものの、初めて手掛ける案件だったので弊社に助言を求めに連絡を頂き途中からアドバイザーとして参画したもの。
嬉しいですよね。厳密に言うと競争相手になるのかも知れませんが、バイクガレージインフラが他の主要都市と比べ圧倒的に少ない広島に於いてそんな事でいがみ合ってても始まりません。
先ずはどんどんインフラを増やす事が弊社のミッション。
儲かるんだったら自社でやらないの? とオーナー様に良く聞かれます。
そりゃそうでしょう。うまい話があるのなら他人に教える手は有りません。なんであんたやらないの? というのが普通の感覚でしょう。
ですが、自社でやるとどうしても展開スピードが遅くなります。ガレージインフラを広く早く展開するには自分で土地を見付けて借りたり買ったりしてちゃ1件開発するのに膨大な時間・工数・コストが掛かってしまうのはよろしくない。だったら土地を持ってるオーナー様に造って頂くのが最も効率が良い筈です。
また、自社物件を抱えてしまうとどうしてもそちらを優先するのが人間の性。自社物件と他のオーナー様物件とで悩んでるお客様がいたら自社物件を勧めるでしょう普通。そうなればオーナー様とは利益相反の関係になってしまいます。それは避けたい。
そんな想いで仕事をしてますので、オーナー様は勿論、同業他社様、競合他社様、どんどんお声掛けください。来るものは拒まず。蓄積したノウハウは包み隠さずお伝えしますよ。
以前ちらっと触れた南区のバイクガレージ計画が動き始めました。
場所は東雲本町。段原中の少し東、2号線から北に150m程入ったところ。
幹線道路に近く、広島高速東雲ICまで800mと道路事情の良いロケーションです。
マンションの1F奥の倉庫をコンバージョン致します。
シェアタイプのガレージも検討しましたが、通路を広く取れないため断念。
壁際に3つのシャッター付きの部屋を造る案も、現場で確認してみると私のSRでも取り回しが結構大変。
ツアラータイプの大型バイクなら出し入れだけで大汗かくこと必至。これも断念。
最終的に、奥に2つのシャッター付きの部屋を造ることに決定。
手前の共用スペースを広く取る事で取り回しも楽に出来る様になります。
各室の間口は約1.7m×奥行き約4.6mの部屋が2つ出来上がります。
倉庫をスケルトンにした状態。
さてここからどんなバイクガレージになるのか楽しみです。
所謂、仲介手数料の事ですね。
我々不動産業者が頂く事の出来る仲介手数料は法律(宅地建物取引業法)で定められており、賃貸借契約の場合は最大で契約賃料の1ヶ月分+消費税相当額を頂くことが出来るとされております。
貸主借主双方から頂ける最大額が賃料の1.08ヶ月分という事です。
両方からではないのがポイント。
貸主及び借主の何れかから1.08ヶ月分でもOKですし双方から0.54ヶ月分でもOK。これが居住用物件となると原則貸主借主双方から最大0.54ヶ月分で、承諾を得られれば何れかから最大1.08ヶ月分まで受領可能です。
何れにせよ、不動産業者の不動産仲介収入は、最大で賃料の1ヶ月分となるのです。
この度ご契約頂いた物件は、形状はバイク用シャッターガレージなのですがシャッター前のスペースに余裕がなく、どう切り返してもバイクを入れられないガレージ。
故に賃料格安で設定して郊外型コンテナ的な使い方で募集している物件。
今回契約が決まったのは手前の賃料4,000円の物件(大きいサイズのガレージは5,000円)。
これが専属物件なら一応全額当社の売り上げになるのですが、管理会社が居るのでこれを折半することになりました。
従って、仲介売上は僅か2,000円(+税)
ま、こんな案件もありますよ(T_T)
厭ならやらなきゃ良いのですが、この手のガレージ的物件は使命感からついつい手を出しちゃうんですよね。
当社は自社サイトの他にも複数の不動産ポータルサイトを利用して集客を図っております。
この内、アットホームが実質値上げを要求してきたので契約を打ち切ろうかと考え中。
ポータル経由でお問い合わせを頂くお客様は、数ある不動産会社のひとつという感覚なのか、電話にて回答したりメール返信をしてもその後音沙汰が無いケースが殆ど。
この中には冷やかしや業者も含まれると思いますが、反響に対する成約率は恐らく1割を切るでしょう。
これに対して自社サイトをご覧頂いてお問い合わせを頂く場合の成約率は5割から6割。
内見まで至った場合は9割前後の確率でお決め頂いております。
ポータル経由の反響数が圧倒的に多いなら1割でも良いケースはありますが、当社の場合は自社サイトがメイン。感覚的にはポータル:自社サイト=1:9くらい。
お客様とのチャネルを出来るだけ多く確保しておきたいという思いで続けているものの、絶対数が少なく質も悪い、おまけに値上げときたらもはや続ける意味は無いでしょう。
今後は徐々にポータルサイトへの掲載を停止し、自社サイト一本で行きたいと思います。