インストール

午前中はAlfaRomeo156のセレスピード(F1マシン同様に電気的にシフトチェンジを行う。2ペダルMTとも呼ばれる)のトラブルシューティング。

停止と同時にニュートラルに入る症状はよく報告されてますが、原因の特定がなかなか困難でディーラでも被疑箇所を交換して様子見というパターンが多いようです。

うちの156はメカニカルな箇所には既に手を入れているので、残るはECU(コンピュータ)のみ。

一応過去のリコール履歴を調べ、対策済みであることを確認。ECUの再セッティングはダイアグを入手しなければなりませんが、エグザミナーが100万円以上するのに対してダイアグソフトは50ユーロ(5600円くらい)で売られています。

これをPCにインストールして156のECUに接続するとログやら不具合箇所が判るという代物。

来週テストしてみます。

午後からはシステムベンダーが来社され、不動産・顧客管理システムをPCにインストールしました。
すでにHPは出来上がってますが、物件をある程度登録してからアップロードするので公開迄にはもう暫く時間が必要です。

簡単な操作トレーニングの後、データ入力を進めてますが、単純作業の繰り返しなので眠くて眠くて。。。

こちらのサポートは極めて手厚いことで有名(その代わりライセンスもサポートフィーも高いんです)で、SIer側のサポートと併せてソフトベンダに専任のサポート要員が付きます。

システムの操作のみならず、SEO対策や文章表現の仕方(業界特有の言い回し等)まで何でも対応して頂けるそうで非常に心強い限りです。

よし、聞きまくるぞ。女の子だし。って明日はサポート会社は休業日か

潜在ニーズの発掘

本日からランニング再開。

ハーフマラソン大会まで後1ヶ月強なのに、ずっとサボってまして完走する自信がなくなったので。
こういう恐怖感に駆り立てられないと行動を起こさないのはちょっと問題ですね。

ランニング中はiPhoneに取り溜めてたポッドキャストを聞いてますが、藤沢久美の社長トークという番組で収録された、株式会社ぱど 代表取締役 倉橋泰氏との発言が私のやろうとしていることとオーバーラップしたので備忘録として記録します。

因みに、ぱどの発行する情報誌はその発行部数がギネスブックに登録されているそうです。

氏曰く「潜在ニーズ対応型のメディアと顕在ニーズ対応型のメディア」がある。

顕在ニーズ対応型のメディアとは
  求人情報や住宅情報誌、グルメ情報等、顕在化された目的物やサービスを探し出すためのメディア

潜在ニーズ対応型のメディアとは
 ぱど、週刊誌、TV等、ビジュアルを駆使して潜在意識に訴えかけ、需要を喚起するメディア

今後顕在ニーズ対応型のメディアはネットに置き換わる。一方で潜在ニーズ対応型のメディアはネット時代にも生き残ると思われるが、潜在ニーズが顕在化した時点でユーザーはネットで目的物を検索するという時代になった。

将来、顕在ニーズ対応型のメディアはポータルサイト化が進んでいくが、いずれ誰もが検索エンジンを利用して該当の目的サイトに直接到達することができるようになればポータルサイトは廃れていく。

では潜在ニーズ対応型のメディアが生き残るには、物理的なポスティングではなくてE-Mailによるプッシュ配信により直接ユーザーの手元に生きた情報を提供することが唯一の道。そのために必死でメールアドレスを集めている。

不動産業界でも全く同じことが言えると考えます。

当社も不動産ポータルサイトには原則広告を出さずに独自にHPを開設し、直接検索して辿り着いたお客様に希望条件を登録してもらい、条件に合う物件を自動的にDBから抽出してリストをE-Mailで送り続けるというシステムを構築している最中です。

ただこれは顕在ニーズ対応型のアプローチでして、重要なのは潜在的な見込み客を如何にして集めるかということ。

SEO対策はもとより、不動産とは一見無関係と思われるルート(例えばバイクショップやオートショップ、修理工場やホビーショップ、ホームセンター等)からも集客できるような仕組みを考えています。

潜在ニーズ対応はこれだけではありません。

「憧れの・・・」=潜在ニーズがあるということですよね。
しかし場所やコストの問題により、「でもな~」となってしまうのだと思うのです。
その「でもな~」を呟く場所で「もしかしたら」と思ってもらうにはどうしたらよいか。ですね。