名古屋名物と普遍的傾向

初めて降り立った名古屋。今まで全くご縁がありませんでした。

前日見た、ノブナガという深夜番組(広島では半年以上遅れで放映されています)で、ういろう、味噌カツ以外の名古屋名物を知ったという知識レベルの私です。

お昼に石川社長と待ち合わせし、ノブナガで知った名古屋名物 ひつまぶし を頂きました。

正式には3度に分けて食するそうです。

先ずは茶碗に1膳目を装い、そのまま頂きます。

2膳目は好きな薬味を混ぜて。

そして3膳目はお茶漬け。わさびを少し入れると更に美味♪

通は4膳目を残しておき、一番美味かった食べ方で〆るそうです。

それにしても、かりかりに焼き上がったうなぎの表面と、内部のふっくらとした食感のコントラストが絶妙で美味かった~

広島も穴子飯が有名ですが、うなぎにゃ敵わんよね。

お腹も膨れたところで、倉庫をガレージハウスにリノベーションしている現場見学に出発。

卸売市場の移転に伴い使われなくなった倉庫街の一角にある比較的小ぶりな倉庫を、2戸の賃貸ガレージハウスに改装中。

実際はきちんと用途変更申請を行っているのでコンバージョンですね。

消防法や条例、建築指導等々いくつかクリアしなければならないハードルがあり、更地に新築物件を建てるよりも面倒ではありますが、今現在存在する倉庫を箱(器)として捉え、最小限の手を加えて人と車が一緒に住む空間に造り替えて街を活性化させる。
何て素晴らしい事業でしょうか。
器としては倉庫や工場が理想的ですが、古い2階建てアパートや戸建住宅もリノベーションの対象になり得ます。
建築物は人に使われてなんぼ。
意図せず眠りについた建築物に命を吹き込み、街を再生する取り組みにもチャレンジしてみたいですね。
続いて、石川商事さんの展開するガレージングライフに拠る新築賃貸ガレージハウスの見学。
真ん中の部屋はガレージングライフの石川部長が自ら居住してガレージライフを体現している部屋。
1Fのガレージの主は、なんとダッジ・チャージャー。
そのドでかい鼻先に収まるのは5,700cc V8 HEMIエンジン。
途方も無いトルクで20インチホイールを簡単にスピンさせる荒くれ者。
念のため、オーナーの石川さんは決して荒くれ者ではなくて、とっても気さくな好青年ですということを付け加えておきます。

かっこイイでしょ。

「憧れのガレージライフ」は憧れではなくてすぐ手の届くところまで来てます。

広島でも可及的速やかに実現すべく、鋭意頑張りますよ。

ここで一旦お開きになり、晩御飯は上記倉庫コンバージョンを手がける社長を交え、名古屋名物第二段味噌煮込みうどん。

石焼鍋でぐつぐつ煮立ったままテーブルに運ばれてきました。
濃厚な味噌と、讃岐うどんともまた違う食感の極めてコシの強いうどん麺とが絶妙にマッチしてて、これまた美味し。
真冬に食べると体の芯からあったまりそうですね。
場所を移して、アルファ156を駆る大家さん社長も参加されて、事業の話はそこそこに野郎5人でずっとず~と車談義。
その156。ホイールはRAYS CE28N、マフラーはOreque、パラレルリンクはCLOSかな。そしてシートはRECARO。
センス良く纏めて渋く決まってました。結構爆音でしたが。。。
時の経つのも忘れ、ふと気が付けば朝の3時。
車談義に耽る男達は、オーダーストップの合図がないと話を止めようとしないのはどこの土地でも一緒ということを再認識しました(笑

賃貸ガレージハウス事業

当社と同じコンセプトを掲げて既に事業を開始している会社が名古屋にあることを知り、居ても立っても居られなくなり代表取締役にお会いしたい旨のメールを送ったところ、ご多忙の中ご快諾を頂いたので早速訪問して参りました。

こちらの会社はマンション・アパート業を営む株式会社石川商事様が母体となり、賃貸ガレージハウスを仲介するガレージングライフという事業を運営しております。

名古屋地区において賃貸ガレージハウスのデリバリーに先鞭を付け、現在管理している賃貸ガレージハウスは3棟を数えます。

賃貸住宅フェアにも出展され、大家さんの関心や入居希望者の反響等、相当の手応えを感じているようですね。

更には箱物たるガレージハウスを提供するのみならず、そこで生まれるコミュニティーをサポートしたり、カーショップとのネットワークを構築したりと当社と全く同じベクトルで行動されており、共感すると同時に非常に心強く感じました。

お昼にお邪魔し、法人化して大家業を営んでおられる社長や、ガレージハウスを造る側の社長との懇談の場をセッティングして頂いたりして、尽きることのない話が続き気付けば朝の3時(笑

あっという間の濃厚な時間でした。

石川商事の石川社長、ガレージングライフの石川部長、貴重な時間を割いて頂き本当にありがとうございます。

不景気が続く不動産・建築業界ですが、ガレージハウスに関わる方は皆生き生きとしており仕事を楽しんでます。

我々不動産屋が、街の再生の、或いは街の文化・コミュニティをつくるハブとなり、地域社会の発展に貢献できれば本望です。

その切り口はガレージハウスだけではなくて いくつもあるはず。

そんなことを考えさせられ、沢山の刺激とエネルギーを頂いた長くも短い一日でした。

で、本日は宿泊準備をしてなかったのでコンタクトも充電器も持参してません。
既にiPhone、XPERIA共にバッテリー切れ寸前。このPCも残り1.4時間の命。

今から広島に移動しますが、午前中は休業です。

まだまだ書き足らない&掲載できない画像があるので、別途レポート致します。