散策の楽しみとは

年末にお試しでひかりTVを設置。

今月一杯でお試し期間が終わるので面白そうな映画を幾つか観ましたが、本契約したいと思えるほどのコンテンツも無いので解約するつもりです。
ただ、コンテンツが充実してたら契約するかというと、それもどうかなとちょっと考えてしまいました。
茶の間で好きな映画を選んで観られるオンデマンドサービスよりも、やっぱりレンタルショップに行ってしまうのは何故なのか。
本もそう。今やAmazonのサイトでポチっとすれば送料無料で送られてきますが、やはり本屋にも行ってしまう。
それは、店頭にはぶらぶらして散策する楽しみというのが残っているから。
手に取って帯を眺めたりページをぱらぱら捲ったり、ショップの店員が書いたコメントを読んだりお勧めの書棚に並んでる書籍を見比べたりする楽しみは店頭ならでは。散々うろついた揚句、結局何も買わない場合もありますよね。
勿論バーチャルな世界でも同じような事は可能ですし、空間に制約が無いぶん、より深い内容を盛り込むことも出来ます。
しかし、私がAmazonで書籍を購入するのは既に目的のものが決まっている場合が殆ど。決まっているから他の書籍には目もくれず該当の書籍を検索してポチ。時間短縮最優先なのでバーチャルな空間で散策なんてしないですね。
翻って賃貸物件を探すときの事を考えると、Webサイトで物件を比較するよりも、もしかすると店頭で出された資料をあーでもないこーでもないと見比べる方が楽しいのかも知れませんね。
不動産屋は胡散臭くて怪しげで、一般の方にとっては出来れば接触したくない業界のヒト。故にインターネット不動産屋としてコンテンツの充実に重きを置いて店頭を意識せずに活動してきましたが、実はDVDレンタルショップや本屋と全く同じなのかも知れないとも思い始めた今日この頃です。