本日お客様をご案内した際にこんな提案を頂きました。

金融機関にお勤めのそのお客様は定期的な異動があり、その都度お引っ越しを余儀なくされます。

賃貸暮らしも長くこれまで幾度となく賃貸物件の契約を経験されているそうですが、常日頃からお住まいは丁寧に使う事を心掛けており、ご退去の際もいつもきれいに掃除して出られるそうです。

どうせ自分の持家じゃないので汚れっ放し、退去時も荷物を運び出してそのままの状態で出られる方もいらっしゃる中、大家さんにとっては理想的なご入居者ですね。

しかしながら、新たな申し込み・契約をする度に一から入居審査があり、優良入居者として何ら優遇されること無く一般的な契約を結ばざるを得ません。

そこで、入居者格付けなるものがあれば良いなと。

金融機関にお勤めの方ならではの発想ですね。

優良なお金の借主には優遇金利が適用されるが如く、優良な家の借主も優遇されると借家とは云え綺麗に使おうと考える方も増えるんじゃないでしょうか。

例えば、通常敷金が3ヶ月のところを、優遇敷金1ヶ月とか、家賃5%OFFとかあると面白いんじゃないでしょうか。

問題は、誰が格付けするのか、その基準はどうするのか、また収集した情報の一元管理と不動産業者間での共有の仕組み造りはどうするのかといったところでしょうか。

実現はなかなか困難でしょうが発想としては面白いですね。

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