物件を登録する際の重要な作業として、物件の写真撮影がございます。
そう何度も撮りに出掛ける訳にはいかないので大抵は一発勝負。
なので、出来ればスカッと抜けた青空を背景に撮影したいものです。

しかしながら、どうしても早くサイトにアップしたい時もあるものでして、そんな時は二度手間になる事を承知の上で曇り空でも決行。取り敢えず暫定版の画像をアップし、後日確定版の勝負画像を撮影・アップ致します。
自社サイトの固定ページの画像の差し替え、自社不動産業務システムDBの画像の差し替え、他社ポータルサイトの画像の差し替え(ポータルの数だけ)と地道な作業を繰り返します。

これが新築案件となるともう大変。

日々状況が変わるので、二桁回数同一現場を撮影するのは当たり前。
気合入れた物件に至ってはパースまで作成する為、その手間たるや仲介手数料だけじゃやってられないレベルですわ。

一体何のため?

完成してから撮影した方が楽に決まってますが、サイトには出来る限り最新情報を掲載し情報鮮度を高く保ちたいという思いがあります。
今日見たら更新されてた。明日はどうだろうと楽しみにされている方(が居るかどうか判りませんが)の為に、弊社のサイトを訪ねて頂ける機会を増やしたいというビジネス上の狙いがひとつ。

一般的にこの様な現場の進捗情報(画像)はブログで発信するものですが、それに加えて固定ページ、DB、ポータルサイトの画像をも差し替えるのが弊社のやり方。
ブログは過去記事という形でずっと残りますが、固定ページ等の差し替えられた画像は儚くも消えてなくなってしまいます。本当はここまでする必要は無いのかも知れませんがついつい。。。

もうひとつ。
これは個人的な理由なのですが、何も無い更地に自らプランニングした建物が形造られる過程は本当に嬉しいものです。
建物の一生に関われるなんて素晴らしい。建物も入退去の度に原状回復やリフォーム、リノベーションを行い歳を重ねます。そのログを後世に残すつもりでせっせとコンテンツを創っている訳で、これはもう私に与えられたミッション。損得抜きですね。

実はこれオーナー様にとっても極めて重要なことなのです。
基礎工事や躯体工事の様子、新築時の状態、修繕・交換履歴といった記録は、将来のメンテナンス計画に大いに役立ちます。
その時点の健康診断だけでは判らない潜在的な問題も顕在化出来ます。
最終的に売却するにしても、誕生から現在迄の各種履歴が残ってると売却額が違うことは自動車でも明らか。

そう考えると膨大な無駄も多少役に立ってるのかな。

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