仕事帰りに石内バイパスを走ってた時の事。
ボードを掲げた若い男がひとり道端に立ってました。
見るとボードには「廿日市」と書いてます。
ははん。ヒッチハイクか。
廿日市と云ってもかなり広いので何処まで行くのか定かではありませんが、例えば廿日市市役所までなら10kmそこそこ。
走れば1時間。歩いても2時間あれば辿り着けます。バス代も無かったのかな。
ちょっと気になったのですが、生憎右車線を走ってたので左に寄せる事が出来ませんでした。
彼は無事廿日市に辿り着いたのかな。
この寒空の下でヒッチハイクとは可哀想に思いましたが、しかしちょこっとだけ羨ましかったのも事実。
自分に出来なかった事。
学生の頃、時間は有り余ってた筈なのに何故出来なかったのか。
流石におっさんひとりでヒッチハイクしても誰も拾ってくれないでしょうから、せめてバイクで一人旅でもしたいものですね。
いつかその内きっと。