屋上活用マンションというものがあるらしいですね。
あまり有効言活用されていない屋上を緑化し、ついでに菜園として入居者に貸し出すことで、ヒートアイランド対策と入居者の満足度向上&空室対策の一石二~三鳥を狙ったもの。
ふむふむ。なるほどね。
新築マンションの場合はその敷地面積に対して一定の割合で緑化地帯を設ける法規制があります。
敷地を最大限活用しつつこの法規制をクリアするのにも有効だとのこと。
さて、都心の菜園ってどうなのかなと心配する向きもありますが、個人的にはこれは結構イケてるアイデアだと思うのです。
私は北広島町の山林オーナー制度に参加してまして、1ヘクタールの山林を町から10年単位で借り受けて会員の皆様と共にキノコ栽培や炭焼きその他の季節のイベントを楽しんでますが、その中の有志が個人から畑の一角を借りて農作業を楽しんでます。
しかし広島市内から車で1.5時間程の距離故にそうそう頻繁に面倒を見に行く訳にも行かず、勢い手間暇を掛けずに育つ作物に偏りがちになることに加え、獣害から作物を守るためにフェンスやネットを張り巡らす必要があり、趣味でちょいと野菜を作るには時間面でもコスト面でも結構厳しいものがあるそうです。
フェンスなんて当初はイノシシ対策だけだったのが、鳥やサル(最もたちが悪い)対策で試行錯誤を重ねて今や檻の中で作物を育てているような状態。
こちらは廿日市のとある貸菜園ですが、動物園ならぬまるで人間園ですね。
そんな苦労をしなくても、自宅マンション屋上なら毎日でも世話が出来るし、サルやイノシシの心配も無用。
マンションオーナーさん、長期修繕計画で屋上の防水をやり直すついでに取り組んでみては如何でしょうか?